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「吉田さんは刑事警察のセクションで名前をとどろかせる一方、警備警察(警備・公安警察でも有能な官僚として知られた存在でした。警備警察は皇室守護を全面的に任されているため、吉田さんは皇室についての知見も十分なはず。その意味では、宮内庁の中枢を担い得る有資格者と言っていいでしょう」

 全国の警備警察を統括するのが警察庁警備局。皇室守護については警衛指導室と、附属機関の皇宮警察本部が警備局長の指導下にある。また、警視庁では天皇陛下のお住まいである御所など、皇室の枢要施設や、天皇・皇族への護りは、警備部が警衛課を中心に警戒警備を行い、2003年に逮捕された偽有栖川宮詐欺事件など、皇室周辺の事件を捜査するのは公安部になる。吉田氏の警察人生の最後は、その警視庁トップの警視総監だったのは既述の通りである。

 警視庁はじめ全国の警備警察部門を統率する司令塔役が、警察庁警備局の“影の局長”ポストとされる警備企画課長。吉田氏は華々しい経歴の途次、その大役も歴任しているというわけだ。

 吉田氏が警視庁刑事部長に就任する際、先輩に当たる元警察幹部が「てっきり吉田は公安部長になるものと思っていた。蓋を開けたら刑事部長で正直驚いた」と述懐していた。それほどの能力のある元警察官僚が、皇嗣職大夫として結果が出せるかどうか疑問があるというのはなぜだろうか。前出の警視庁関係者が解説する。

「吉田さんは(警視庁の)刑事部長時代、積極的に情報を公開する情報発信には後ろ向きだとみられていました。高橋克也(受刑者)の追跡捜査では、防犯カメラの画像公開を求める庁内の意見に反対する姿勢を見せていると噂されていたんです。なので情報発信の責任者として最適とは言い難いのではないでしょうか」

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