https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

去年1年間に全国で発売された新築マンションの平均価格は東京都心で高額物件の発売が相次いだことなどから、前の年より15.4%上昇し、7年連続で過去最高を更新しました。

民間の調査会社、「不動産経済研究所」によりますと、去年1年間に全国で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は、5911万円でした。

前の年よりも15.4%上昇し、7年連続で過去最高を更新しました。

調査会社は、資材価格の高騰などで工事費が上昇したことや、去年1年間に東京23区で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格が初めて1億円を超えるなど、都心で高額物件の発売が相次いだことが要因だとしています。

一方、地域別に見ますと、
▽首都圏の1都3県の平均価格は8101万円と過去最高だった前の年よりも28.8%上昇したほか、
▽近畿圏は4666万円と0.7%上昇し、1991年以来、32年ぶりの高い水準となりました。

主な地方都市では、
名古屋市が4108万円と前の年よりも14.5%上昇した一方で、
▽札幌市が4980万円と0.8%、
仙台市が4629万円と0.7%、
広島市が4076万円と8.5%、
▽福岡市が3996万円と5.5%、
それぞれ下落しました。

ことしの価格の見通しについて調査会社は、「工事費の高い状態が今後も続くことや、利便性のよい物件の需要は底堅いことから、高値の傾向は続くとみられる」としています。