中国高官「絶対容赦しない」漁船転覆で台湾への圧力強める構えhttps://t.co/DOnGiwb5mw #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 1, 2024
中国の漁船が台湾当局の取り締まり中に転覆し、2人が死亡した事故について、中国政府で台湾政策を担当する閣僚級の高官が「絶対に容赦しない」と述べ、台湾の民進党政権に対する圧力をさらに強める構えを見せました。
中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室のトップの宋涛主任は29日、上海を訪問した台湾の最大野党・国民党の夏立言副主席と会談しました。
この中で宋氏は、2月14日に中国南部・福建省に近い台湾の離島・金門島の沿岸で台湾当局の取り締まりから逃れようとした中国漁船が転覆し、2人が死亡した事故について「人の命を粗末にし、大陸の漁業者の合法的な権益を損なうもので、われわれは絶対に容赦しない」と述べました。
この漁船は台湾が管轄権をもつ水域に無許可で入ったとされますが、中国側は台湾当局に謝罪や担当者の処罰を要求し続けていて、閣僚級の宋氏の発言で圧力をさらに強める構えを見せました。
また、夏氏が国民党がことし1月の総統選で敗れた一方、議会で第1党になったことから台湾の民意は基本的に国民党にあるという認識を示したのに対し、宋氏は「国民党とともに『台湾独立』に反対して進んでいく」と述べ、5月に就任する民進党の頼清徳次期総統の安定した政権運営を阻みたいという思惑をのぞかせました。
中国政府は、台湾の離島の金門島周辺の海域で中国の漁船が台湾当局の取締り中に転覆し2人が死亡した事故をめぐって、台湾の民進党政権を改めて強く非難するとともに、さらなる対抗措置をとる可能性を示唆しました。
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