中国海警局の船 台湾の離島 金門島の「禁止水域」に初めて進入https://t.co/eyl1SWJ6K4 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 16, 2024
中国海警局の船が、台湾の離島、金門島の沿岸に台湾当局が設定している「禁止水域」に15日初めて進入しました。中国海警局は「禁止水域」での航行を続ける構えを示していて、台湾の民進党政権への圧力を強める姿勢を一層鮮明にしています。
中国海警局は15日、台湾の離島、金門島付近の海域を「法律に基づいてパトロールした」と発表し、航路を赤い線で示した資料をホームページに掲載しました。
台湾の中央通信によりますと、この航路は台湾当局が金門島の沿岸に設定し、中国の船が許可なく進入するのを禁じる「禁止水域」や「制限水域」の内側を通っているということです。
「禁止水域」をめぐっては中国で海上の監視活動を行う「中国海監」の船が航行したことが先月確認されていましたが、軍の指揮下で沿岸警備などを行う中国海警局の船が「禁止水域」に進入したのは15日が初めてだと台湾のメディアは伝えています。
金門島沿岸では先月14日、台湾当局の取り締まり中に中国の漁船が転覆して乗組員のうち2人が死亡し、中国側は台湾当局に謝罪や責任の追及を要求し続けています。
中国海警局は「引き続き法律を執行するパトロールを強化する」と発表し、「禁止水域」での航行を続ける構えを示していて、台湾の民進党政権への圧力を強める姿勢を一層鮮明にしています。
中国海警局の船 台湾 金門島沿岸を2日続けて許可なく航行https://t.co/38EpJxl97q #nhk_news
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中国海警局の船が台湾の離島の金門島の沿岸を15日に続いて、16日も許可なく航行しました。台湾当局の管轄権を否定する行為を繰り返し、現状変更につなげようとしている可能性があります。
台湾の沿岸警備を担当する海巡署によりますと、16日午前、台湾当局が金門島の沿岸に設定している「禁止水域」や「制限水域」に中国海警局の船4隻が近づきました。
台湾側から見て「禁止水域」は領海に、「制限水域」は接続水域に当たるものです。
海巡署の巡視艇が「直ちに向きを変えて離れるように」と呼びかけましたが、4隻はそのまま航行し、これらの水域を1時間余りにわたって無許可で航行しました。金門島沿岸では2月14日、違法操業をしていた中国の漁船が海巡署の取締り中に転覆して2人が死亡し、反発した中国当局が「『禁止水域』や『制限水域』は存在しない」という立場を明確に示すようになりました。
中国海警局の船は15日もこれらの水域を航行していて、台湾当局の管轄権を否定する行為を繰り返し、現状変更につなげようとしている可能性があります。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制＝旧体制
