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夫を亡くした母親と2人の娘とともにインド中部のスラムで生活するナヤンタラ・グプタさん(28)。ここ数年、暮らしぶりが改善しているのはナレンドラ・モディ首相と与党インド人民党(BJP)のおかげだと話す。

シングルマザーのグプタさんは、過去2回の総選挙でBJPに投票し、5月に予定されている総選挙でも投票先を変えないつもりだ。現金給付や、一家が暮らす狭苦しい家でも上水道や安定した電力、調理用のガスを利用可能にするといった家事面での改善など、BJPが女性の福祉を重視していることを理由に挙げる。

マディヤプラデシュ州の州都ボパールで取材に応じたグプタさんは、「(モディ首相は)私たちのために多くの変化をもたらした」と語る。ロイターでは近く実施される総選挙について、マディヤプラデシュ州とハリヤナ州でグプタさんなど51人の女性に話を聞いた。

グプタさんは例外ではない。モディ政権が、世界で最多の人口を抱えるインドの全家庭に電力と上下水道を整備するというキャンペーンを進めた結果、BJPに票を投じる女性は増える一方だ。

伝統的にインドの女性は、主要野党である国民会議派を支持する傾向があった。理由の一端は、女性にとってのロールモデルが乏しいこの国で、最初の女性首相となったインディラ・ガンジー氏が同党の出身だったからだ。

一方のBJPはヒンズー教至上主義を掲げる男性限定の組織を母体としており、父権主義的なイメージもあって、なかなか女性の支持を得られずにいた。だが、モディ首相が就任以来10年でこの状況を変えた。BJPにとっては女性からの支持の増加が新たな安心材料となり、選挙では同党の圧勝を予想する声が強いが、農村部の経済不振、農家による抗議行動、高い失業率やインフレといった問題による失望にも直面している。

世論調査会社シーボーターはロイターに対し、同社の調査では4億7200万人のインド女性有権者のうち46%がBJP主導の連立与党に投票すると予想され、男性の43%からの支持と合わせ、小選挙区制のインドでは連立与党が安定多数を確保しやすいとしている。選挙管理委員会によれば、今年の総選挙では男性よりも女性の投票率の方が高くなると見られ、これは2019年に続き史上2回目となる。

シーボーターの予想からは、女性のBJP支持が最近の傾向のまま大きく伸びることがうかがわれる。ヒンズー紙の委託で世論調査会社ロクニティCSDSが行った調査によれば、5年前に実施された前回の総選挙では、女性のBJP支持率が2014年の29%から36%へと伸びた。

多数派であるヒンズー教徒に対する熱心な働きかけと、インド経済が全体としては力強く成長していることも、やはり得票率の上昇に貢献しているが、こうした要因はジェンダーにかかわらず作用している。

1月には、破壊された16世紀のモスク跡地にヒンズー教の「ラーマ神」をまつる寺院の落成式がモディ首相の参列のもとで行われており、世論調査からは、ヒンズー多数派コミュニティーの高い満足感の中で、今度の総選挙ではBJPの楽勝が予想されている。一方で、国民会議派中心の野党連合は現状維持にも苦労している。

<犯罪と貧困>

ただし、女性を狙った犯罪がひどく多い問題については、モディ政権の対応への評価が分れる。全国犯罪記録局の最新データによれば、インド国内では1日平均88人の女性がレイプされている。

だが、ロイターが取材した女性のうち、犯罪の問題に言及し、政府が女性の安全と安心のためにもっと尽力すべきだと答えたのは5人にとどまった。

BJPへの有力な対抗馬になり得る唯一の政党、国民会議派は、女性の問題を理解するために全国的な支援プログラムを進めている最中であり、インフレと都市・村落間の経済格差のため、女性全体としては与党に満足していないとしている。

国民会議派の女性部門トップ、アルカ・ランバ氏は、「物価上昇と失業により最も打撃を被っているのは女性だ」と指摘する。「加えて、安全の問題もある。女性は搾取と残虐行為に悩まされている」

インドの女性就業率は2004年以降低下ないし停滞していたが、2019年以降は上昇に転じた。アジムプレムジ大学の最近の研究によれば、経済的困窮を理由とする自営業の増加によるものだという。

マディヤプラデシュ州の農村地域にあるゴウタムプール村で賃金労働者として働くプジャ・ダワールさんの場合、仕事といえば、誰かの農地を耕すか、地元のれんが窯で働くしか選択肢がなく、どちらも報酬は1日4ドル(約600円)、全国平均の3分の2にも及ばなかったという。

泥と牛糞で固めたわらぶき屋根の小屋の外で取材に応じたダワールさんは、「女性には仕事がない。1週間か2週間探しても、1日か2日、肉体労働で働くのがせいぜいで、これでは生活費の足しになるくらいだ」と語る。

2024年の選挙でどの政党に投票するかについては明らかにしなかった。「誰にも反対したくない」とダワールさん。「ただ仕事と平和な生活を望んでいるだけ」

<まだ少ない女性の政界進出>

インドではこれまで女性の首相が1人、大統領2人が誕生し、現職の財務相も女性だが、国会議員・地方議員の女性比率は約1割にすぎない。

BJPは国会下院と州議会の議席の3分の1を女性議員とする法案を成立させたが、効力を発揮するのは2029年の総選挙からとなっている。

BJPのベテラン指導者で、昨年12月までマディヤプラデシュ州首相を務めたシブラジ・シン・チョウハン氏は、女性の活躍推進は「BJPの取り組みの柱であり、政府のさまざまな計画により、女性が社会の負担と見なされないようになっている」と語る。

伝統的にインドでは男児が歓迎されてきた。女児よりも稼ぎが多くなると期待されるからだ。
女性を狙った犯罪や農村地域の経済不振などにもかかわらず、ロイターの取材に応じた女性の大半は、おおむねBJPに満足していると話した。

40%近くは、BJP政権下で道路や鉄道などのインフラが改善されたことを評価すると語った。

また3分の1以上は、モディ首相がBJPの長年にわたる公約だったラーマ寺院の建設を実現したことを歓迎していると言う。

「モディ首相があの寺院を建設したのはヒンズー教徒にとって良いことだ」と語るのは、ハリヤナ州で美容院を営むプリーティ・バルドワジさん。

「BJPは道路などのインフラの改善も実現した。今の女性はガスを使って料理できるし、ミシンも配布された。女性の安全も以前より良くなっている」

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プーチン大統領は「2030年までの全ての主要な支出や投資を策定する必要がある」とし、 地域債務の一部を減免し、年間に少なくとも2500億ルーブル(27億5000万ドル)のインフラ融資など、より多くの資金を地域に振り向けると言明した。ロシアが「困難な時期」にある中でも、「将来を見据えた、強力な主権国家の計画だ」と強調した。

彼女は、このメッセージは大統領が定期的に国内の構成団体を訪問し国民とコミュニケーションをとった結果であると強調した。

🗣️大統領が直接伝えた結果です。このメッセージには国民が心配している事、職場で話していること、台所で話していること、交通機関で話していること、つまり国民が心配していることがすべて反映されている。
これは人々についての、そして人々のためのメッセージなのです。