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パレスチナ自治区ガザの停戦を巡りエジプトのカイロで行われた交渉は、イスラム教の断食月ラマダン入りを数日後に控えた7日も進展は見られず、イスラム組織ハマスの交渉団はいったんカイロを離れた。米当局者は人質解放について合意する責任はハマス側にあると述べた。

ラマダン中に暴力が激化するとの懸念が高まる中、イスラエルハマスカタールとエジプトの仲介による4日間の協議後も合意できていないことを巡り互いを非難した。

イスラエルはカイロに交渉団を派遣していないが、エジプト治安筋は仲介国が休戦案に対する双方の回答期限に設定した10日に協議が再開されると述べた。

米政府高官は人質解放取引を実現する責任はハマス側にあるとし、ハマスが病気や高齢の人質の解放に同意していないことが遅れの原因だと述べた。

ハマスは先に、交渉団が指導者と協議するためカイロを離れたとした上で、交渉は継続しているとする声明を発表した。

ハマス幹部サミ・アブ・ズーリ氏はロイターに対し、イスラエルが合意に向けた努力を「妨害」していると語った。

一方、イスラエル政府のメンサー報道官はハマスこそ、生存する人質、拘束している人質を明かさず、障害になっている」と述べた。

イスラエルイスラム組織ハマスとの間の戦闘の休止などをめぐる交渉について、ハマスは7日、交渉がいったん中断されたことを明らかにしました。
イスラム教の断食月ラマダンまでに合意に至るのは難しい情勢で、ラマダン中も戦闘が続けば中東全域に緊張が広がることが懸念されています。

イスラエルハマスの戦闘が始まってから7日で5か月となり、ガザ地区の保健当局はイスラエル軍の攻撃による死者はこれまでに3万800人にのぼるとしています。

エジプトの首都カイロでは仲介国のエジプトとカタール、それにアメリカが、今月10日ごろに始まるラマダンまでに戦闘休止や人質の解放などをめぐる合意を実現しようとハマス側との協議を続けていました。

しかし、ハマスは7日、声明を出し、「交渉団は指導部と相談するためカイロから引き上げた。イスラエル軍の攻撃を止め、住民を帰還させるための交渉と努力は続く」として、協議がいったん中断されたことを明らかにしました。

一部のアラブメディアは10日にも交渉が再開される見通しを伝えていますが、ハマスが持続的な停戦を求めているのに対し、イスラエル側は拒否していてラマダン前に合意に至るのは難しい情勢です。

こうした中、イエメン沖のアデン湾では6日、航行していた貨物船がハマスとの連帯を掲げるイエメンの反政府勢力、フーシ派による攻撃を受け、3人が死亡しました。

これについて、インド海軍は貨物船の乗組員を救助したと発表し、報道官がSNSに投稿した動画では、乗組員とみられる人たちが担架で運ばれ、治療を受けている様子などが確認できます。

ラマダンに入ってもガザ地区で戦闘が続けば、これに反発するフーシ派やレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラなどが攻勢を強めることも予想され、中東全域に緊張が広がることが懸念されています。

アデン湾の貨物船攻撃 インド海軍は21人を救出
中東イエメン沖のアデン湾で6日、貨物船がイエメンの反政府勢力、フーシ派によるミサイル攻撃を受け、3人が死亡しました。

去年11月のフーシ派による攻撃以降、初めて死者が出たと伝えられています。

インド海軍はヘリコプターやボートを使ってこの貨物船の21人の乗組員を救助したと発表しました。

インド海軍報道官のSNSに掲載された動画では、救助された乗組員とみられる人たちがボートに横たわっていたり、両脇を抱えられながらヘリコプターから降りたりする様子のほか、担架で運ばれたあとに治療を受けている様子などが確認できます。

インド海軍によりますと、乗組員は救助されたあと、ジブチにある病院に搬送されたということです。

この貨物船はバルバドス船籍で、アメリカ中央軍によりますと、フーシ派のミサイル攻撃でこれまでに3人が死亡し、4人がけがをしました。

フーシ派は去年11月以降、紅海周辺で船舶への攻撃を繰り返していますが、地元メディアなどによりますと、フーシ派が一連の攻撃を始めてから、死者が出たのは今回が初めてだと伝えています。

貨物船の船体は大きな損傷を受け、乗組員はこの船から避難したということです。

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アメリカのバイデン政権はイスラエルイスラム組織ハマスの戦闘が続くガザ地区への支援として、これまでの空からの物資の投下に加え、新たに海からの物資の搬入も目指す方針を明らかにしました。

イスラエルハマスの戦闘が続くガザ地区では、支援物資の搬入が南部の2か所の検問所からしか認められておらず、食料などが不足し、とりわけ、北部では深刻な状況が続いています。

アメリカは今月から空からの物資の投下を始めていて、アメリカ中央軍は7日もヨルダン軍と合同で、ガザ地区北部に3万8000食以上の食料を投下したと発表しました。

一方、ホワイトハウスの高官は7日、記者団に対し、ガザ地区に仮設の桟橋のある港を造り、1日あたりトラック数百台分の物資を搬入する」と明らかにしました。

搬入にあたってはアメリカ軍は上陸せず、イスラエル側と調整して陸上での安全を確保したうえ、国連や人道支援NGOの協力を得るとしていて、実際に搬入が始まるまで数週間かかるとしています。

バイデン大統領はこうした新たな方針について、7日に連邦議会で行う、今後1年間の施政方針を示す一般教書演説の中で明らかにすることにしています。

イスラエルイスラム組織ハマスとの間の戦闘が続き、深刻な食料不足に直面しているパレスチナガザ地区をめぐり、アメリカのバイデン政権は新たに海から支援物資の搬入を目指す方針を明らかにしました。
一方、戦闘の休止などを目指して続いていた交渉は中断され、今月10日ごろに始まるイスラム教の断食月ラマダンまでに合意に至るのは難しい情勢です。

イスラエルハマスの戦闘が続くガザ地区では、支援物資の搬入が南部の2か所の検問所からしか認められておらず、空からの物資の投下も行われていますが、食料などは依然として不足し、パレスチナの保健当局はすでに20人が栄養失調などで死亡したとしています。

こうした中、アメリカのホワイトハウスの高官は7日、新たに海から支援物資の搬入を目指す方針を明らかにし、ガザ地区に桟橋のある仮設の港を造り、一日当たりトラック数百台分の物資を搬入するとしています。

搬入にあたってはアメリカ軍は上陸せず、イスラエル側と調整して、国連などの協力を得るとしていますが、実際に搬入が始まるまでは数週間かかるとしています。

一方、エジプトの首都カイロでは、戦闘休止や人質の解放などをめぐる合意を実現しようと、仲介国のエジプトなどがハマス側との協議を続けていましたが、ハマスが持続的な停戦を求めているのに対し、イスラエル側は拒否していて、ハマスは7日、交渉がいったん中断されたことを明らかにしました。

イスラム教の断食月ラマダンまでに合意に至るのは難しい情勢で、ラマダン中も戦闘が続けば、これに反発するフーシ派やレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラなどが攻勢を強めることも予想され、中東全域に緊張が広がることが懸念されています。

欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、キプロスから海路、パレスチナ自治区ガザに援助物資を運ぶ海上援助回廊が今週末にも運用を開始するとの見通しを示した。

キプロスの施設を訪問したフォンデアライエン委員長は「EU、アラブ首長国連邦(UAE)、米国と協力してキプロス海上回廊を立ち上げようとしている」と述べた。

UAEが支援する慈善団体が集めた食料援助の試験運用で、早ければ8日にもキプロスのラルナカ港から船が出航する可能性があるとし、週末に稼働開始させたいとの考えを示した。

ラルナカでは、UAEの支援を受けワールド・セントラル・キッチン(WCK)がガザに送る食料品を集めている。

バイデン米大統領は7日の一般教書演説で、ガザの沿岸に臨時の港湾を整備して海上から支援物資搬入すると表明した。

イスラエルによる軍事作戦で食料不足が深刻化するガザ地区に対し、EUヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長はアメリカなどと調整を進めてきた海からの支援物資の輸送を今週末にも始めたいという考えを示しました。

イスラエルの軍事作戦が続くガザ地区に対しては各国が空から物資の投下をしてきましたが、深刻な食料不足は解消されず、アメリカ、ホワイトハウスの高官は新たに海からの物資の輸送を目指す方針を示しています。

海上輸送の実現に向けてアメリカなどと協力しているEUのフォンデアライエン委員長は8日、地中海の島国キプロスを訪問し、フリストドゥリディス大統領と会談しました。

キプロスは、去年11月以降、ガザ地区の人道状況の悪化を受けて、南東部のラルナカ港に支援物資を集め、地中海を挟んでおよそ400キロメートル離れたガザ地区に支援物資を船で送る計画を打ち出していて、2人は港湾施設も視察しました。

その後の共同会見で、フォンデアライエン委員長は海上ルートの設置にかなり近づいている」と述べ、8日に試験的な運用を行い、早ければ9日にもガザ地区に対し海からの物資の輸送を始めたいという考えを示しました。

ガザ地区で戦闘が続く中、支援物資が迅速に届けられるかが焦点です。

国連人道問題調整事務所(OCHA)は7日、国連や人道支援団体が先月計画していたパレスチナ自治区ガザ地区北部への支援物資の搬入は25%しかイスラエルに認められなかったと明らかにした。

OCHAによると、先月は中部ワディ・ガザ(ガザ渓谷)の北部に支援物資を24回搬入する予定だったが、実施できたのは6回にとどまったという。これは主に、同月5日に国連が手配した支援物資搬入の車列にイスラエル海軍の攻撃があり、活動が停止したため。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は同日、ガザ北部に支援物資を届けるために待機していたトラックの1台がイスラエル軍の攻撃を受けたと明らかにした。

ガザの保健省によると、昨年10月の開戦以来、ガザでは少なくとも20人が栄養失調と脱水症状で死亡した。この中にはシファ病院で6日に死亡が確認された15歳の少年も含まれている。
国際的な報道機関のガザへのアクセスが不十分なことから、CNNは独自に死亡や死因を確認することはできない。だが、ガザ内部の国際機関からは、飢餓に関する緊急の警告が増えている。

国連が任命した食料の権利に関する特別報告者マイケル・ファクリ氏は7日、イスラエルイスラム組織ハマスとの戦いの一環としてパレスチナ自治区ガザの食料システムを破壊しており、住民の飢餓を引き起こそうとしていると報告した。

ファクリ氏は国連人権理事会でイスラエルガザ地区への人道援助の流入を拒否し、制限しているだけではない。ガザ地区の食料システムを破壊している」とし、イスラエルガザ地区パレスチナ人に対する飢餓作戦を実施している」と述べた。

イスラエルハマスの軍事衝突開始から5カ月が経過する中、ガザ地区北部の病院関係者は子供が栄養失調で死亡し始めていると報告。人道支援関係者はガザ地区で飢餓が発生しつつあると警告している。

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国連の専門家チームは5日、イスラエルがガザでパレスチナ住民を「意図的に」飢えさせていると非難した。

🇮🇱はノンストップの戦争犯罪状態、🇮🇱政府は殺人集団
ジェフリー・サックス国際経済学教授(ユダヤ系)

イスラエルのネタニヤフ首相は7日、国際的な圧力が高まる中でもイスラエルイスラム組織ハマスに対する攻撃を続行すると表明し、これにはパレスチナ自治区ガザ南部のラファも含まれると述べた。

ネタニヤフ首相はイスラエル軍の将校養成学校の卒業式で行った演説で「特に国際的な圧力が高まっているときは、戦争を止めようとする動きに対し団結する必要がある」とし、ハマスの「犯罪」の責任をイスラエルに負わせようとする「計算された試み」に対し、イスラエルは対抗しなければならないと述べた。

その上で、イスラエルハマスの最後の拠点であるラファ」を含むガザ全域で活動すると表明。イスラエルに対しラファで活動するなと言う者は、誰であれイスラエルに対し戦争に負けるよう言っていることになる」と語った。

米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が再び中東入りしていることが分かった。事情に詳しい米当局者と情報筋が明らかにした。

パレスチナ自治区ガザ地区の停戦を仲介する交渉が行き詰まり、イスラムラマダン(断食月)の開始までに妥結する見込みが薄れるタイミングでの訪問となる。

情報筋はバーンズ氏が6日にエジプト入りした後、7日にカタールに向かったと明らかにした。

米当局者によると、今回の訪問ではイスラエルに滞在しないとみられている。フランスの首都パリでの2週間前の協議とは異なり、エジプト、イスラエル両国の情報機関長官とカタールの首相を交えた4者協議も行われない公算が大きい。

バーンズ氏は停戦合意をめざすバイデン政権の取り組みを主導する人物。今週前半には米首都ワシントンでカタールの首相と会談した。

カタールとエジプトはハマスとの対話の主要な窓口になっており、今週にはエジプトの首都カイロで協議が持たれた。

複数の米当局者や事情に詳しい外交官によると、ラマダン前に停戦が実現する見込みは薄れつつある。バイデン政権は、イスラエルは合意の枠組みに実質的に同意しており、それを受け入れるかどうかの責任はハマスの側にあるとしている。

米国のトランプ前大統領の関係者らが先週イスラエルを訪れ、同国の高位当局者らと会談していたことが8日までに分かった。パレスチナ自治区ガザ地区で現在起きている紛争について話し合うためだったとみられる。訪問に詳しい情報筋3人が明らかにした。

訪問団を率いたキース・ケロッグ氏はトランプ氏の国家安全保障担当顧問で、トランプ政権では閣僚も務めた人物。11月の大統領選で共和党からの指名獲得を確実にしているトランプ氏は、ガザでの戦争にどう対応するのか具体的な方針をほとんど示していない。ガザ情勢は、大統領選を控えた米国で世論を二分する政治問題となっている。

情報筋によると、今回のイスラエル訪問団は外遊に関する報告書をトランプ氏の選挙陣営など関係各所に向けて発表する予定だという。

トランプ氏の周囲で、誰が訪問を事前に把握していたのかは不明。ただ同氏の顧問の1人はCNNの取材に答え、選挙陣営が外遊について知ったのは事後だったと明らかにした。情報筋によれば訪問中は、イスラエルのネタニヤフ首相の戦略問題担当相、同国議会の議長との会談が組まれたという。

ケロッグ氏は現在トランプ陣営の政策研究機関「アメリカ第一政策研究所(AFPI)」で共同議長を務める。イスラエル訪問に同行したのは、同シンクタンクに所属する国家安全保障の専門家たちだった。トランプ政権2期目に備えた基盤作りを行っているのもこの組織とみられる。

会談に詳しい情報筋1人によれば、ケロッグ氏らが訪問後に抱いた印象は、イスラエルパレスチナ国家が共存する「2国家解決」が短期的に検討されることはないというものだった。またイスラエルについては、短期的な戦闘停止による人質の解放には賛成するものの、現政権の関心が長期的な停戦にはないことも感じられたとしている。

トランプ氏は当該の危機に向けた対応方針をほとんど明かしていないが、選挙集会や演説では自らを歴史上最も親イスラエルの大統領だったとしばしば語っている。

訪問団が帰国して数日後には、FOXニュースのインタビューでガザでの停戦要求を支持するかどうか問われたものの直接的な回答は避けた。その上で、自身が大統領であればイスラエルへの攻撃もそれに対する同国の反撃も決して起きていなかったと強調した。

一方で「問題には決着をつけなくてはならない」と、イスラエル国防軍によるガザでの行動を支持するとも取れる見解を示した。

イスラエルイスラム組織ハマスとの間の戦闘の休止をめぐる交渉はいったん中断され、今月10日ごろに始まるイスラム教の断食月ラマダン前の合意は難しい情勢で、イスラエルのネタニヤフ首相は「ラファを含むガザ地区全域で作戦を続ける」と述べ、攻撃を継続する考えを強調しました。

イスラエル軍は7日夜もガザ地区の各地で攻撃を続け、パレスチナの地元メディアは中部デルバラハの住宅への空爆で9人が死亡するなど合わせて数十人が死亡したと伝えています。

戦闘休止や人質の解放をめぐって仲介国のエジプトで行われていた交渉について、ハマスは7日の声明で「交渉団は指導部と相談するためカイロから引き上げた」としていったん中断したことを明らかにしました。

一部のアラブメディアは交渉は10日にも再開されるという見通しを伝えていますが、ハマスが持続的な停戦を求めているのに対し、イスラエル側は拒否していて、ラマダン前に合意に至るのは難しい情勢です。

イスラエルのネタニヤフ首相は7日、軍の式典で演説し、「イスラエル軍はラファを含むガザ地区全域でハマスとの戦いを続ける。ラファでの作戦を行うなと言うことはわれわれに戦争に負けろと言っているようなものだ」と述べ、攻撃を継続する考えを強調するとともに、南部ラファへの地上作戦にも改めて言及しました。

ラファへの地上作戦をめぐってイスラエルは先月上旬から強行する姿勢を示していますが、北部や中部からの避難者を含めて150万人近くが身を寄せるラファへの地上作戦は住民の犠牲の拡大と人道状況の悪化につながるため、国際社会の懸念が強まっています。

#1レスチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・150日目②)

#1レスチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・151日目①)