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イスラエルイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから7日で5か月となり、ガザ地区での死者は3万人以上にのぼっています。

人道状況が悪化し続けるなか、戦闘の休止に向けた交渉は難航していて、今月10日ごろに始まるイスラム教の断食月ラマダン前にまとまるかは不透明な情勢です。

イスラエルハマスは、カタールなどを仲介役として戦闘の休止と人質の解放などに向けた交渉をしていて、今月3日からはハマスの交渉団がエジプトの首都カイロに入り、仲介国のカタールとエジプト、そしてアメリカと協議を続けています。

イスラエルが一部の人質の解放などを条件に6週間の戦闘休止を受け入れたとされる一方で、ハマスは完全な停戦を求める立場を崩さず、交渉は難航しているとみられます。

仲介国やアメリカは今月10日ごろに始まるラマダン前に双方の合意を得たい考えですが、まとまるかは不透明な情勢です。

一方、ガザ地区では6日もイスラエル軍の攻撃が続きガザ地区の保健当局は過去24時間に86人が死亡し、これまでの死者は3万717人にのぼったとしています。

このうち北部は戦闘の影響やイスラエル軍による検問などで人道支援物資を運び込むことが特に難しくなっていて、OCHA=国連人道問題調整事務所は5日、北部では食料不足が深刻で家畜用の餌を子どもに食べさせているという情報もあると明らかにしました。

NHKガザ事務所のカメラマンが6日、北部のガザ市で撮影した映像では市の中心部に向かって走る人道支援物資を積んだトラックに多くの住民が飛び乗り物資を奪っていく様子が写っていて、状況の深刻さを物語っています。

こうした中、EUヨーロッパ連合は6日、地中海の島国キプロスからガザ地区に支援物資を海上輸送するためフォンデアライエン委員長が7日からキプロスを訪れると発表しました。

海上輸送についてEUの報道官は「すぐ始まることを期待している」としていて、人道支援の拡大が急がれています。

国務省は6日、パレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放に関する交渉でイスラエルイスラム組織ハマスが合意に達する可能性はまだあるとの見方を示した。

ミラー報道官は「障害は乗り越えられないものではないと信じ続けている」と述べた。

イスラエルは直接参加していないものの、ハマスカタール、エジプトの交渉団は、来週初めに始まるイスラム教の断食月ラマダンまでに40日間の停戦を実現しようとしている。 もっと見る

一方、ガザでのイスラエルによるジェノサイド(大量虐殺)を糾弾するためハーグの国際司法裁判所(ICJ)に提訴した南アフリカは6日、パレスチナ市民が飢餓に直面しているとして、戦争行為の停止を含む新たな緊急措置を命じるようICJに求めた。

イエメンの親イラン武装組織フーシ派が6日、紅海で商船にミサイル攻撃を行い、乗組員3人が死亡した。米中央軍が明らかにした。フーシ派が同海域で船舶攻撃を開始してから死者が報告されるのは初めて。

攻撃により、バルバドス船籍でギリシャ所有の「トゥルー・コンフィデンス」がイエメンのアデン港沖50カイリ付近で炎上した。フーシ派は攻撃を行ったことを認めた。

英大使館は先にX(旧ツイッター)への投稿で「少なくとも2人の罪のない船員が死亡した」とし、国際海運に対するフーシ派の無謀なミサイル発射による不可避の結果だと述べていた。

米中央軍は、少なくとも4人が負傷し、船は大きな損傷を受けたと説明した。

海運関係筋は先に、ミサイル攻撃を受けて船員4人が重いやけどを負い、3人が行方不明になっていると述べていた。

船を運航するギリシャの会社によると、乗組員20人と武装警備員3人の状況は不明。国籍はフィリピン人15人、ベトナム人4人、スリランカ人2人、インド人1人、ネパール人1人という。

英国の海事機関UKMTOは、連合部隊が同船と乗組員を支援していると述べた。

フーシ派はパレスチナ自治区ガザでイスラエルと戦うイスラム組織ハマスへの連帯を示し、昨年11月から紅海で商船への攻撃を繰り返している。

中東イエメン沖のアデン湾で6日、貨物船がイエメンの反政府勢力、フーシ派によるミサイル攻撃を受け、アメリカ軍によりますと、これまでに3人が死亡し、4人がけがをしました。地元メディアなどは、フーシ派による紅海周辺の攻撃で死者が出たのは初めてだと伝えています。

イスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスとの連帯を掲げるフーシ派の報道官は、6日、SNS「アデン湾でアメリカの船舶に対し複数のミサイルで攻撃を行った。攻撃によって、船舶で火災が発生した」と投稿しました。

これについてアメリカ中央軍はSNSで、アデン湾を航行中のバルバドス船籍の貨物船が6日、フーシ派の支配地域から発射された対艦弾道ミサイル1発の攻撃を受け、現地の報告から、3人が死亡し、少なくとも4人がけがをしたと明らかにしました。

けがをした4人のうち3人は重体だということです。

また、船体も大きな損傷を受け、乗組員はこの船舶から避難したということです。

フーシ派は去年11月以降、紅海周辺で船舶への攻撃を繰り返していますが、地元メディアなどによりますと、フーシ派が一連の攻撃を始めてから死者が出たのは今回が初めてだと伝えています。

アメリカ軍などは、フーシ派の拠点に攻撃を行ってはいるものの、フーシ派による船舶への攻撃は収まっておらず、紅海周辺での航行への懸念が一層強まっています。

イスラエル政府は6日、占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区に、新たに3400戸以上の入植者向けの住宅を建設する計画を推進すると明らかにした。

住宅の7割はエルサレム東郊のマアレ・アドゥミムに建設される予定。その他は近郊のケダルと、ベツレヘムの南側のエフラトだという。

イスラエル政府高官は、マアレ・アドゥミムで2週間前にパレスチナ人が起こした襲撃事件への対抗措置だと述べた。この事件では死傷者が出ている。

こうした計画が承認されたのは、昨年6月以降で初めて。パレスチナ自治政府は計画を非難している。

ヨルダン川西岸と東エルサレムは、1967年の第3次中東戦争イスラエルが占領。以来、160以上の入植地に70万人以上のユダヤ人が住んでいる。一方のパレスチナ人は、これらの地域は将来的にパレスチナ国家の一部になると考えている。

国際社会の大多数は入植を国際法違法だとみなしているが、イスラエルアメリカはこの解釈に異議を唱えている。

イスラエルの現地紙ハアレツによると、ヨルダン川西岸地区イスラエルの政策を推進している民生局高等委員会は6日、マアレ・アドゥミムに2452戸、エフラトに694戸、ケダルに330戸の計3476戸の入植者用住宅の開発計画を進めた。

同委員会を統括する極右のベザレル・スモトリッチ財務相によると、同地区ではこの1年で1万8515戸の入植者用住宅が承認されたという。

スモトリッチ氏はソーシャルメディア「敵は我々に危害を加え、弱体化させようとするが、我々はこの土地で築き、築かれ続けるだろう」と述べた。

これに対し、イスラエルの反入植監視団体「ピース・ナウ」は、「イスラエル政府は将来の希望や平和、安全保障の代わりに、破壊への道を敷設している」と警告した。

同団体は、この計画はパレスチナイスラエルのそれぞれの国家が隣り合って共存する「2国家解決」案に悪影響を及ぼすとみている。

ヨルダン川西岸地区に拠点を置くパレスチナ自治政府の外務省は、新たな計画とスモトリッチ氏の発言の両方を非難。

「入植はその土台から無効で非合法なものであり、暴力と戦争の連鎖の継続を明確に呼びかけるものだ」との声明を発表した。

ブリンケン米国務長官が批判
スモトリッチ氏は2月22日、マアレ・アドゥミム近郊でパレスチナ人が車を銃撃し、イスラエル人1人が死亡、数人が負傷した事件の数時間後に、住宅計画を提出した。同氏は銃撃事件について「安全保障面だけでなく、入植面からも断固とした措置」を取るべきだと述べていた。

アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は翌23日に、この決定に失望したと表明。さらに、入植は違法と断じ、多くのオブザーバーを驚かせた。アメリカは2019年のドナルド・トランプ政権時代、イスラエルの入植地を国際法違反とみなさないとし、それまでの方針を覆した経緯がある。

ブリンケン長官は当時、訪問中だったアルゼンチンで記者団に対し、共和党政権下でも民主党政権下でも、新たな入植地は恒久的な和平を達成するためには逆効果だというのが、アメリカの長年の方針だ」と述べた。

「入植地は国際法とも矛盾している。我々の政権は入植地の拡大に断固反対する。我々の判断では、これはイスラエルの安全保障を弱めるだけであり、強化するものではない」

ピース・ナウは今年1月、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル襲撃と、それに端を発したガザ地区での戦争が始まって以来、ヨルダン川西岸地区「入植活動がかつてないほど急増している」と報告している。

同地区では同じ時期に暴力事件も急増している。

国連によると、昨年10月以降、東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区イスラエル国内で、武装グループのメンバーや襲撃者、一般市民を含む、少なくとも413人のパレスチナ人が紛争関連の事件で死亡した。

また、4人の治安部隊員を含む15人のイスラエル人が殺害されている。

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国連特使、証拠なしにハマスのレイプを主張

米系主流メディアでレイプのデマが再び流される中、ロシアメディアRTが冷静な報道

レバノン南部で昨年10月、取材中だったロイターの映像記者イッサム・アブダラ氏がイスラエルからの砲撃で死亡した事件に関する報告書が7日公表された。

これによると、イスラエル軍の戦車の乗組員1人が明らかに報道陣と分かる集団に砲弾2発を発射。その後、報道陣に向けて重機関銃を発砲した可能性が高い。攻撃は1分45秒間続いた。

報告書はロイターの委託でオランダ応用科学研究機構(TNO)がまとめた。TNOは現場で記録された映像や音声などを分析した。

イスラエル軍の戦車は1.34キロメートル離れた地点から報道陣に向けて120ミリ弾を2発発射。最初の砲弾でアブダラ氏が死亡、フランス通信(AFP)のカメラマン、クリスティナ・アッシ氏が重傷を負った。

アルジャジーラのビデオカメラが記録した音声によると、報道陣は50口径弾による攻撃も受けた。イスラエル軍の戦車「メルカバ」に搭載可能な「ブローニング」重機関銃で使われるタイプの銃弾という。

重機関銃による攻撃については、正確な距離や方向が特定できず、断定はできないが「メルカバ戦車が砲弾2発を発射後、報道陣のいた場所に向けて重機関銃も使用した可能性が高いと考えられる」としている。

ロイターのアレッサンドラ・ガロニ編集主幹は「明らかに報道陣と特定できる集団に対する攻撃を最も強い言葉で非難する」としイスラエルに対し、なぜこのようなことが起きたかを説明し、関係者の責任を問うよう改めて求める」と表明した。

#1レスチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・149日目②)

#50スチナ(ガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・150日目①)