イスラエル、ガザ北部住民帰還の容認示唆 停戦交渉で https://t.co/hlIx3FRoiq
— ロイター (@ReutersJapan) March 25, 2024
イスラエルは24日、パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡る交渉で、ガザ北部から南部に避難しているパレスチナ人の帰還を認める用意があることを示唆した。
カタールとエジプトが仲介する交渉は、6週間の停戦の見返りにガザでイスラム組織ハマスに拘束されている人質130人のうち40人を解放する案を軸に進められている。
ハマスは恒久停戦とイスラエル軍撤退の約束を取り付けたい考えだが、イスラエルはこれを拒否。
ハマスはまた、北部のガザ市とその周辺地域から南へ逃れた数十万人のパレスチナ人避難民の帰還も求めてきた。
イスラエルは当初、これを拒否していたが、その立場は軟化していると、交渉の報告を受けたイスラエル政府高官が語った。
「避難民の一部の帰還について協議に応じる用意がある」と高官は述べた。イスラエルのメディアは、女性と子どもの帰還に限定されるだろうと報じている。
高官によると、イスラエルは40人の人質とイスラエル拘束下の700─800人のパレスチナ人を交換することにも原則合意した。最終決定は、重大な攻撃への関与で長期刑を科されている民兵組織幹部が拘束者に何人含まれているかによるとした。
イスラエルがハマスとの戦闘休止交渉に歩み寄りの姿勢示したかhttps://t.co/PE6QmqfIZC #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 25, 2024
イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘休止と人質解放に向けた交渉をめぐり、ロイター通信などは、イスラエルが歩み寄る姿勢を示したと報じました。イスラエル側が、釈放する収監中のパレスチナ人の人数を、パレスチナ側の要求に近づけるとするもので、交渉が前進するかどうか注目されています。
イスラエルとハマスとの交渉は中東のカタールで行われ、ハマスの幹部は24日に双方の立場に、なお隔たりがあるという認識を示しています。
この交渉について、ロイター通信やイスラエルの地元メディアなどは24日、イスラエル側がハマスに歩み寄る姿勢を示したと報じました。
具体的には、ハマス側が拘束している人質40人の解放と引き換えに、イスラエルが収監しているパレスチナ人を700人から800人釈放することで合意したとしています。
ハマスは700人から1000人の釈放を求めていて、その要求に近づけるものだと伝えていて、交渉が前進するかどうか注目されています。
現地の支援を担っているUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は24日、自身のSNSで「イスラエル当局がUNRWAのガザ地区北部への食料輸送を今後一切認めないと通告してきた」と明らかにしました。
ガザ地区北部での食料不足は深刻で、被害の拡大が懸念されます。
ガザへの支援物資拡大、唯一の効果的な方法は陸路=国連事務総長 https://t.co/nGPyhQIzrI
— ロイター (@ReutersJapan) March 25, 2024
国連のグテレス事務総長は24日、パレスチナ自治区ガザへの支援物資拡大について、唯一の効果的な方法は物資を陸路で搬入することだとの見方を示した。
グテレス氏は訪問先のエジプトでシシ大統領およびシュクリ外相と会談。会談後の会見で、ガザでの戦争が世界中に影響を与えているとの懸念を示した。
「パレスチナ人の人としての尊厳に対する日々の攻撃は、国際社会の信頼性に対する危機を生み出している」と述べた。
ガザ停戦への期待が後退する中、米国などは空から援助物資を投下したり、船舶での物資輸送を進める。
国連当局者は、支援物資の拡大は陸路でしかできないとし、イスラエルが支援を妨げていると非難している。一方、イスラエルはこれを否定している。
グテレス氏は、大量の援助物資を送るにはイスラエルが障害物や援助の妨げになるものを取り除く必要があるとし、「より多くのアクセスポイントが必要だ。重い物資を運ぶ効率的で効果的な方法は陸路しかない」と指摘した。
🇺🇸議会、UNRWAへの資金拠出を2025年まで停止する法案を可決。それだけでも🤮だが、なんとその法の注意書きに「パレスチナ自治政府が、🇮🇱国民が犯した戦争犯罪について国際刑事裁判所による調査を開始したり支持したりすれば、彼らはアメリカの資金を失う」とある。https://t.co/cUWbKo67YW https://t.co/N1C9G2Yr4U
— J Sato (@j_sato) March 24, 2024
米国務省高官が、イスラエル政権と軍が組織的にパレスチナ人女性をレイプしていることを認めた。イスラエル政権が激怒し、現在彼女を解雇させようと圧力をかけている。 https://t.co/FiBmYLwwMQ
— J Sato (@j_sato) March 25, 2024
イスラエル軍 ガザ地区南部 2つの病院を包囲かhttps://t.co/wZEoQdZjRe #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 24, 2024
パレスチナ赤新月社はガザ地区南部にある2つの病院がイスラエル軍に包囲され危険にさらされていると窮状を訴えています。一方、戦闘の休止と人質の解放に向けた交渉をめぐり、イスラム組織ハマスの幹部は双方の立場になお隔たりがあるという認識を示しており、交渉が進展するかが焦点です。
ガザ地区各地で軍事作戦を続けるイスラエル軍は24日、地区最大のシファ病院でおよそ480人の戦闘員を拘束したと発表しました。
これに対して、パレスチナ赤新月社は24日、SNSで南部ハンユニスにあるナセル病院とアマル病院について「激しい砲撃と銃撃の中、イスラエル軍の車両に包囲され、スタッフたちは身動きが取れず危険にさらされている」として窮状を訴えています。
こうした中、国連のグテーレス事務総長は24日、訪問先のエジプトで、シシ大統領らと会談しました。その後の記者会見でグテーレス事務総長は「イスラエルは残された障害を取り除く必要がある」と述べ、イスラエル側により多くの物資をガザ地区に運び込めるよう対応を求めました。
一方、戦闘の休止と人質の解放に向けて中東カタールで行われている交渉について、イスラエルメディアは、当局者の話として、ハマスが解放する人質1人に対してイスラエルが釈放する収監中のパレスチナ人の人数の条件について柔軟に対応したと伝えています。
これに対してハマスの幹部は24日、アラブメディアに対して「イスラエルは停戦や避難民の帰還を認めていない」として、双方の立場になお隔たりがあるという認識を示しており、交渉が進展するかが焦点です。
#1レスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・168日目②)
【25日】ハマス幹部 “双方の立場になお隔たりある”https://t.co/jT66nl5OcL #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 24, 2024