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「そもそも小島さんは都庁内で全く人気がない人なんですよ」

 こう話すのは、ある都庁職員である。理由は小島氏の「変節ぶり」にあるという。小島氏は2016年、小池都知事誕生とともに都の特別顧問に就任。築地市場移転問題などで小池氏に助言する最側近だった。

 17年に都民ファ議員が55人当選して第一党になると、党の事務総長に横滑りで就任したが、小池氏の2期目が始まった頃から小池氏と関係が悪化。21年、事務総長を辞任した。

「それからは小池憎しに転じたわけですが、その姿勢が露骨すぎるのです」(同)

 職員が例に挙げるのは、2022年10月にFRIDAYデジタルが報じた「都民ファ不満分子飲み会写真」である。都立高入試への英語スピーキングテスト導入に反対したことがきっかけで、都民ファから除名されたメンバーらが参加していたこの飲み会に小島氏も参加していた。この直後、除名された3名が新会派「ミライ会議」を立ち上げ、反知事に転じた。

「あれを見ると、造反組をウラで小島さんが支えていたのが丸わかり。堂々とやっているならばまだしも、コソコソやっているところが小島さんの評価を落としているのです。今回も切られた腹いせで動いているようにしか見えません」(同)

「自ら明かしたように、かつては学歴詐称隠蔽工作に加担していたくらい小池さんとズブズブだったわけです。それを棚に上げ、隠蔽工作に関わった当時は『小池さんの卒業はしているという言葉は信じていた』などと小池さんに騙されていたかのように話している。いやいや、A氏が出てくる以前に十分怪しい話だったでしょう。なんで選挙前になって急に騒ぎ出すのかと呆れられているのです」(同)

 告発記事には、この工作に加担した現・千代田区長の樋口高顕氏と都民ファ事務総長の荒木千陽氏は厚遇されていったと書かれているが、

つまりは権力闘争に敗れたということでしょ。当時、小島さんが工作に異を唱えて疎まれたというならば分かりますが、“あの時もおかしいとは思っていたが、A氏の話を聞いてやっぱり騙されていた”という小島氏のストーリーは都合が良すぎます」

 都庁担当記者は告発の内容自体についても「結局、4年前の騒ぎから根本的なところは変わっていない」と指摘する。

ネットでは“小池ピンチ”と騒がれていますが、都庁内の受け止め方とかなり温度差があります。確かに小池さんの怪しさがより際立った。けれど、小島さんの告発に『新証拠』が出てきたわけではありません。カイロ大に事態の収束を頼んで声明を出してもらったことが明らかになったところで、カイロ大を卒業していなかったことを証明することにはならない。状況証拠に過ぎず、“やっぱり怪しかった”の域を超えないのです」(都庁担当記者)

 小島氏もこの状況を打開しようと考えたのであろう。17日、日本外国特派員協会で記者会見を行った。だが、

「会場は日本人記者だらけで主要海外メディアは完全スルー。海外メディアで質問に立ったのは、中東系ニュースサイトの記者一人だけ。しかも『あなたの言っていることは意見、気持ち、ゴシップにすぎない。クビにされた腹いせだろう』とボロクソに罵倒されていました」(会見に出席した日本人記者)

 その後、質問に立ったのは、アークタイムズの尾形聡彦氏、元TBSの金平茂紀氏、フリージャーナリストの上杉隆氏などすべて日本人記者や弁護士で、大トリを務めた東京新聞の望月衣塑子氏は、一人一問と限定されているのに関わらず、いつものように早口に3問質問を被せて参加者を閉口させていた。

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これについて小島弁護士は12日夕方、都内で取材に応じ、当時、議会などで学歴の信ぴょう性を知事が追及される中、小池知事に対し、「大学に声明を出してもらえばいいのでは」と自分が提案し、その3日後に声明が掲載され、期間が非常に短いなどと指摘しました。

そのうえでカイロ大学を卒業していないことについて相当な理由があると判断した。自分は偽装工作に加担してしまったのではないか」と述べました。

#政界再編・二大政党制