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労働省が3日発表した4月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比17万5000人増で3月から予想以上に伸びが鈍化した。

ロイターがまとめた予想は24万3000人増。予想レンジは15万人増─28万人増。

3月は30万3000人増から31万5000人増に上方改定された。

失業率は3.8%から3.9%にわずかに上昇。ただ4%を27カ月連続で下回った。

時間当たり平均賃金は前年比3.9%上昇で、3月(4.1%上昇)から鈍化した。

円相場に影響を及ぼすアメリカの先月の雇用統計が発表され、農業分野以外の就業者は前の月より17万5000人増加しましたが市場予想を大きく下回りました。

また失業率は前の月から0.1ポイント上昇して3.9%でした。アメリカでインフレの要因となってきた人手不足がいくぶん緩んだことになりますが、今後の円相場への影響が注目されます。