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 東京・新宿から車で10分ほど、都庁周辺の高層ビル群がハッキリと見える閑静な住宅街に「八津御嶽神社」はある。神社とは思えない4階建てのデザイナーズビルのような近代的な造りのその神社が、SNS上で話題を呼んだのはつい最近のこと。10億円を超える高値で売りに出されたからだ。

同神社の山本行徳宮司に話を聞いた。

「この場所に1961年から構え、1998年に教会の建築を数多く手がけている建築家のかたにお願いして建て替えを行い、いまのデザインの建物になりました。



 ただ、コロナ禍以降、一般の人が入りづらく感じてしまうようで、参拝客がガクンと減ってしまった。そのため、移転を見越して昨年7月から物件を売りに出しています。中国やシンガポール、中東の国から内見に来た人もいますし、“大使館にしたい”と言ってくれたアフリカの国もあったのですが、いまのところ、売却先は決まっていません」

 珍しい外観ではあるが、近隣住民にとっては長い間親しまれた神社だ。その“御利益”を求めて、宮司の元には有名芸能人も通ったという。

「もともと私が音楽をやっていたつながりからアン・ルイスさん(67才)との縁ができ、百恵さんを紹介されました。40年以上前のことです。当時、彼女の身の回りで不幸やトラブルが続き、お祓いにきたのが最初でした」(山本宮司・以下同)

 百恵さんが宮司の元を訪ねたのは決まって深夜だったという。多忙に加え、まわりの目を気にしたからだろうと、宮司はこう続ける。

「あるとき、“おつきあいしている男性と、結婚してもよいでしょうか。結婚するならいつがいいでしょうか?”と相談されたんです。相手が三浦さんだとは知りませんでしたが、“幸せな結婚になる。時期は2年後”という神様からの言葉を伝えました。その言葉通り、百恵さんは2年後に結婚しました」

「百恵さんと同様、アン・ルイスさんのつてを頼ってやってきたキャンディーズの3人からも、解散発表の前に相談を受けたことがあります。神様からは、解散にいちばんいい日時を教えていただきました。百恵さんの話も、キャンディーズの話も、もう時効だからしてもいいでしょう」

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