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旧民主党で幹事長などを務めた輿石東氏の回顧録の出版を祝うパーティーが開かれ、出席した自民党の麻生副総裁や立憲民主党小沢一郎衆議院議員がいまの政治状況を踏まえ、互いの党をけん制する場面も見られました。

12日夜、東京都内のホテルで開かれたパーティーには、輿石氏と親交があった与野党の国会議員らおよそ200人が出席しました。

輿石氏は「政治も経済も教育も人の心と心が通じ合った時に信頼が生まれ、すべてのことが解決されることを学んだ80年あまりの人生だった。ご縁返しのつもりで残された時間を精一杯頑張る」とあいさつしました。

あいさつにたった自民党の麻生副総裁は「輿石氏は『自分がこれは』と思ったことは立場がどうであれ曲げずにきちんとやってくれる。ますます活躍いただき、立憲民主党の泉代表あたりをしっかり指導してもらいたい」と述べました。

また立憲民主党小沢一郎衆議院議員「麻生氏はじめ自民党の方も来ているが、自民党政権はようやくほころびが見え、崩壊の日は近いと思っている。政権交代を成し遂げることが輿石氏の大恩に報いる唯一の道だ」と述べました。

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#政界再編・二大政党制