https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

オランダの極右、自由党(PVV)のウィルダース党首は15日、同党を含めた4党間で連立政権樹立に合意したと発表した。

昨年11月22日の下院選挙でPVVが第一党となったものの、単独過半数を確保できず連立交渉を開始。移民や財政、気候変動などの問題でなかなか歩み寄りができず、協議は難航していたが、今年3月になってウィルダース氏が反欧州連合(EU)姿勢を弱め、ウクライナへの軍事支援反対を取り下げたことで突破口が開けた。

PVVとの連立に合意したのは、現在暫定的に首相を務めているルッテ氏が率いる中道右派自由民主党(VVD)、中道の新社会契約(NSC)、農民市民運動4党で下院150議席のうち88議席を占める。

ウィルダース氏は次期首相には就任しないと表明しており、地元メディアは連立交渉で重要な役割を担ったロナルド・プラスターク氏が首相になる公算が大きいと伝えているが、まだ確定していない。

専門家からは、この首相選任問題で連立政権内に亀裂が生じる可能性が残っているとの声も出ている。

オランダでは去年11月に行われた議会下院選挙のあと連立政権の樹立へ向けた各党の協議が半年近くにわたって続いてきましたが選挙で第1党となった極右政党の党首が4つの政党による協議がまとまったことを明らかにし極右政党も含めた連立政権が樹立される見通しとなりました。

オランダの極右政党、自由党は、去年11月の議会下院選挙でオランダ第1主義を掲げて難民受け入れ反対などを訴え、第1党に躍進しましたが、単独過半数には及ばず、ほかの党との連立政権樹立へ向けた協議が行われてきました。

15日、自由党ウィルダース党首は「われわれは交渉担当者間で合意した。いい知らせだ」と述べ、自由党のほかルッテ首相が率いる中道右派自由民主党など合わせて4つの党が合意したことを明らかにしました。

協議の中でウィルダース党首自身は首相に就かない立場を示していて、今後、連立政権の樹立へ向けて各党の間で首相や閣僚などの人選を進めることになります。

ロイター通信は、ウィルダース氏が反EUや反イスラムの主張を弱めたほかウクライナへのあらゆる軍事支援に反対する立場を変えたことにより、協議が前進したとしたうえで、自由党が中心となる新たな政権は以前より厳しい難民・移民政策を取ることが予想されているとしています。

d1021.hatenadiary.jp

#EU