暴動の混乱続くニューカレドニア 日本人38人 航空機で豪に出国https://t.co/NgigMW8s4e #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) May 22, 2024
暴動による混乱が続く南太平洋のフランス領、ニューカレドニアに滞在している日本人のうち38人が22日、フランス政府が用意した航空機でオーストラリアに出国しました。
南太平洋のフランス領、ニューカレドニアの中心都市、ヌメアやその周辺では今月13日以降、フランスからの独立を目指す先住民などによる暴動が続いています。
外務省によりますと、現地に滞在している日本人のうち出国を希望した38人が22日、フランス政府が用意した航空機でオーストラリアに出国しました。
21日には、日本人4人がオーストラリア政府が用意した航空機で出国しています。
外務省によりますと、現地に滞在している日本人は短期滞在の観光客を含めおよそ250人だということです。
仏マクロン大統領が現地に到着 事態の早期収拾に意欲
混乱が続く中、フランスのマクロン大統領は、日本時間の23日午前7時前、ダルマナン内相やルコルニュ国防相とともに、専用機でニューカレドニアの空港に到着しました。マクロン大統領は空港で「できるだけ早く、平和と平穏、安全を取り戻すことが最優先だ」と述べ、事態の早期収拾を図る意欲を示しました。
ニューカレドニアでは、地方参政権を新しく移住してきた住民に与えようというフランスの議会での動きに対し、先住民の票の重みが失われるとして反発が起きていて、フランスメディアはこれが暴動の発端になったと伝えています。
マクロン大統領は、現地で、地元の有力者や治安部隊の関係者などと面会する予定で、みずから事態の収拾にあたることにしています。
普天間基地移設工事に伴うサンゴ移植 沖縄県が条件付きで許可https://t.co/F8O145Gp4k #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) May 23, 2024
沖縄県にあるアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事に伴うサンゴの移植をめぐり、県は、沖縄防衛局が出していたサンゴの移植申請を条件付きで許可しました。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設工事をめぐり、沖縄防衛局が、埋め立て予定地の大浦湾側に生息するサンゴ、およそ8万4000群体の移植作業を行う許可を申請しましたが、県はこれまで、不許可としていました。
サンゴの移植については、水産資源の保護を所管する農林水産大臣が許可するよう指示を出し、取り消しを求める県との間で最高裁判所まで争われましたが、先月、県の敗訴が確定し、農林水産省は県に対し、移植を許可するよう指示していました。
農林水産省が許可するよう指示した期限の23日、県は、複数の条件を付けてサンゴの移植申請を許可しました。
条件として、
▽サンゴの生存率を高めるため、水温の高い時期や繁殖の時期を避けるなど適切な時期を選ぶことのほか、
▽海水温や作業の状況の2週間ごとの報告や、
▽1週間に1回、経過観察を行い、現場の写真を添付して県に報告することなどを求めました。玉城知事は「知事として、辺野古への移設に反対する立場はいささかも変わるものではない。引き続き、政府に対し、対話によって解決策を求める民主主義の姿勢で、辺野古新基地建設反対を貫いていく」とコメントしています。
#辺野古沖移設工事(サンゴ移植条件付き許可)
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#外交・安全保障