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神奈川県のアメリカ海軍横須賀基地で4日、軍の憲兵が機関銃の空砲射撃訓練を初めて行い、基地周辺では発砲音が断続的に聞かれました。

防衛省によりますとこの訓練は、横須賀基地に近づく不審な船などに対応するためアメリカ軍の憲兵隊が6日まで3日間の日程で初めて行います。

4日午前、基地周辺の水域では、機関銃を搭載したアメリカ軍の警備艇1隻が空砲での射撃を断続的に行い、サイレンを鳴らしながら不審船役の船舶に近づく様子も確認できました。

防衛省によりますと、アメリカ海軍は警備マニュアルに基づいて全世界の基地や施設で同様の訓練を行っていて、今後、沖縄や長崎などにあるアメリカ海軍施設でも実施される見通しだということです。

横須賀基地近くの公園では、防衛省と市の職員が発砲音がするたびに時間や回数などをノートに記録していました。

横須賀市に住む50代の女性は「アメリカ軍の基地があるところなので、しかたないと思う一方で、普通の生活の中でこういう音が鳴るのは心配になりました。もっと激しくなったらいやだなと思いました」と話していました。

防衛省は今回の訓練について、警備能力を向上させるため必要性を理解しているとしたうえでアメリカ軍に対し、住民や民間船舶に配慮するなど安全管理に万全を期すよう求めているとしています。

日韓防衛相会談で、6年前の自衛隊機へのレーダー照射問題をめぐって再発防止策などを確認したことについて、海上自衛隊トップの酒井良 海上幕僚長は、大きな進展だとしたうえで、韓国軍と信頼関係を構築していく考えを示しました。

6月1日に行われた日韓防衛相会談では、6年前の2018年に海上自衛隊の哨戒機が韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーの照射を受けた問題をめぐって、武器や射撃管制用レーダーを互いに向けるのは避けるなどの再発防止策を確認し、自衛隊と韓国軍のハイレベルの交流を再開することで一致しました。

これについて、酒井海上幕僚長は、4日の記者会見で「海上自衛隊としての最優先課題は、隊員の安全を確保しつつ、わが国の防衛と地域の安全保障環境の安定化をいかに果たすかだ。今後、日韓の防衛交流を再開して、地域の安全保障環境の安定化に貢献できる基盤を再構築できたことは大きな進展だと考えている」と述べました。

また、韓国側が認めていない照射の事実関係について、会談では触れないままとなったことについては「同様の事案が起きないよう再発防止策に互いが合意して適用を図るとなっているので、事実認定については乗り越えて信頼関係の構築に努力をしていきたい」と述べました。

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