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キャンベル米国務副長官は12日、中国が現在最も重視しているのは経済で、米国との関係安定化に取り組む意向だとの見方を示した。ワシントンのシンクタンクで述べた。

中国は景気改善に向けた計画があり、予測不可能で危険な形でエスカレートしかねない摩擦を引き起こす考えはないと投資家らを安心させる必要があると指摘。

「中国が自国の経済に害を及ぼすことなく特定の措置を取るのは非常に難しい」とし、「習近平国家主席にとって現在最も重要なのは景気動向だ」と述べた。

中国が北朝鮮とロシアの関係強化に一定の懸念を抱いているとの見方も示した。また、米国はロシアがミサイルや砲弾の見返りに北朝鮮に何を供与するか憂慮していると語った。

米国と北朝鮮の対話は何年も行われておらず、再開時期を予想するのは困難とした。

また、中国によるフィリピンへの圧力について、東南アジア諸国連合ASEAN)は「フィリピン領海内での挑発行為に対する懸念について明確なメッセージを送るべきだ」と述べた。

米国のキャンベル国務副長官は12日、中国と国境問題で対立するインドとの間には「構造的な問題」があるとした上で、関係改善に向けたインドの取り組みが実を結ぶことを願うと述べた。ただ、中国の習近平政権が領土問題で柔軟な姿勢を示す可能性は低いとの見方を示した。

インドのジャイシャンカル外相は11日、長年続いている中国との国境問題の解決に注力すると述べた。

キャンベル氏は、ワシントンのシンクタンクでジャイシャンカル氏の発言について問われると、「中国とインドの間には率直に言って解決するのが難しい構造的な問題がある」と発言。中国との和解、実質的な関係改善のために、インドは係争中の国境に対する中国の態度の変化を期待するだろうが、習政権が領土問題に関して柔軟性を示すことは非常に難しいと語った。

その上で、米国とインドの関係については「非常に自信があり、望ましい」とし、今後も続けたいと語った。

また、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)とともに来週インドを訪れ、両国の協調分野の深化を図るとも述べた。

中国の李強首相は13日、ニュージーランド(NZ)を訪問しラクソン首相と会談した。中国首相のニュージーランド訪問は7年ぶり。両国は貿易と気候変動に関する協定に調印した。

ラクソン氏は「両国の重要な経済関係について話し合った。約380億ニュージーランドドル(234億3000万ドル)に上る貿易は双方の国民に利益をもたらしている」と述べた。

李氏は「貿易と投資に関する協力を拡大することが重要との考えで一致した。今後10年間で輸出を2倍にするニュージーランドの取り組みに中国は加わる用意がある」と表明した。

李氏によると、中国はニュージーランドをビザなし渡航の対象とし、ニュージーランドは国内の孔子学院を通じて中国語教育と文化交流を支援する。

ラクソン氏は声明で「人権や外国からの干渉などニュージーランド国民にとって重要で、基本的な価値観に関わる多くの問題を李首相に提起した」と説明。「ニュージーランドは意見が異なる問題も含め、中国と予測可能かつ一貫した関係を続けていく」とした。

南シナ海における摩擦、中国の包括的・先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)への加盟、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)などについても意見交換したことを明らかにした。

中国の李強首相は訪問先のニュージーランドラクソン首相と会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入に改めて意欲を示すとともに、ニュージーランドが協力を検討している安全保障の枠組み「AUKUS」について、懸念を示しました。

中国の李強首相は今月20日までの日程で、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシアの3か国を訪問する予定で、13日最初の訪問国、ニュージーランドラクソン首相と会談しました。

両国が合意した共同声明では、貿易や人的交流などの分野で協力を強化するほか、外交や経済、防衛などについて定期的に協議することを確認したとしています。

会談のあと、開かれた会見で、李首相はTPPへの加入に改めて意欲を示しました。

一方、ラクソン首相は「中国は最大の貿易相手国だ。貿易や教育、観光のつながりは経済成長を支え、大きな利益をもたらしている」と述べました。

そのうえで、ラクソン首相は記者団に対し、今回の会談で李首相が、ニュージーランドが協力を検討しているアメリカ、イギリス、オーストラリアの3か国でつくる安全保障の枠組み「AUKUS」について、懸念を示したことを明らかにしました。

ニュージーランドアメリカやオーストラリアなどと機密情報を共有する関係にある「ファイブ・アイズ」と呼ばれる国の1つで、李首相の発言は、安全保障や先端技術などをめぐって対立が続くアメリカをけん制するねらいもあるとみられます。

#中国(TPP)
#中国(AUKUS)

国国家外貨管理局(SAFE)の朱鶴新局長は、外国為替市場の安定と、国家経済・金融の安全保障を断固として守るとの姿勢を表明した。

発言は13日、同局のウィーチャットのアカウントに掲載された。

朱氏は、外国為替の状況や責任準備金の監視を強化し、違法な外国為替取引を厳しく取り締まると強調。

多様な資産配分を着実に推進し、外貨準備資産の安全性、流動性、価値の保全を確保すると述べた。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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