タイ首相が外遊の必要性主張、頻度に批判 2カ月停止も https://t.co/KsbT3VyQUd
— ロイター (@ReutersJapan) June 24, 2024
タイのセター首相は22日、就任後10カ月の間に頻繁に外遊したことについて、必要だったと擁護した。
昨年8月の就任以来、首相の外遊は15回に上り、世論の批判を受けて3月に2カ月間の外遊停止を表明した。
セター氏はテレビ放送で「避けられない外遊もあり、行く必要がある」と釈明し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の公式会合のほか、中国と日本訪問、自由貿易協定(FTA)調印のためのスリランカ訪問に言及。その他の外遊は投資と貿易の誘致が目的だったと述べた。
同氏は海外からの投資をさらに誘因する目標にしばしば触れており、「タイのセールスマン」と呼ばれている。
#タイ(セター首相・外遊15回)
米国務次官補、南シナ海巡り中国批判 「深刻な不安定化」招く https://t.co/XISJbNm2gP
— ロイター (@ReutersJapan) June 24, 2024
クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は22日、訪問先のベトナムで、南シナ海を巡る情勢に深い懸念を示し、中国の最近の行動は深刻な不安定化を招いていると批判した。
南シナ海では領有権を巡り中国とフィリピンの緊張が高まっている。
クリテンブリンク氏は「中国の行動、特にアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)周辺でのフィリピンに対する最近の行動は無責任で攻撃的かつ危険で、深刻な不安定化をもたらしている」と批判。
フィリピンへの支持を改めて表明し、両国の相互防衛条約に基づく米国のフィリピン防衛義務は揺るぎないことを中国に明確にしていると述べた。
「われわれは中国を含むこの地域の全ての国が国際法を尊重し、海洋領域において責任ある行動を取る必要があると考えている」と語った。
#中比(相互防衛条約)
フィリピン 南シナ海での軍の活動予定 事前公表の方針を撤回https://t.co/YJ854VuAt0 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) June 24, 2024
フィリピン政府は、南シナ海で対立が深まる中国の要求を受け入れる形で、軍の活動の予定を事前に公表するとした政府の新たな方針をマルコス大統領が一転して取り下げたことを明らかにしました。中国側に譲歩したとの国内の批判を受けて、方針を撤回したとみられます。
フィリピンが南シナ海で実効支配するセカンド・トーマス礁の周辺ではフィリピン軍の船が軍の拠点への補給活動を行う際に、中国海警局の船から妨害を受ける事案が相次いでいて、フィリピンのベルサミン官房長官は21日、中国の要求を受け入れる形で「補給活動の予定を事前に公表する」と明らかにし、事態の鎮静化を目指す姿勢を示していました。
しかし、24日に記者会見したテオドロ国防相は「補給活動の予定は公表しないと大統領は改めて表明した」と述べ、新たな方針をマルコス大統領が一転して取り下げたことを明らかにしました。
また、6月17日に中国の船との衝突でフィリピン軍の兵士1人が大けがをしたことについて、テオドロ国防相は「誤解か事故で起きたものだろう」との官房長官の発言についても「違法な力の行使だった」と、政府の見解を改めました。
そのうえで、自国の排他的経済水域内だと主張する海域での補給活動を継続していくと説明しました。
マルコス大統領が新たな方針を撤回した背景には、国内のメディアで中国側に譲歩したとの批判が強まっていることを受けたものとみられますが、補給活動の事前通告を求める中国との間の緊張が続くことになります。
#東南アジア