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ロシアを訪問中のハンガリーのオルバン首相は5日、プーチン大統領ウクライナ和平の可能性について協議した。ハンガリーは今月から輪番制の欧州連合(EU)議長国を務めており、一部EU首脳はロシアに対する宥和的な態度を非難している。 もっと見る

オルバン氏はプーチン氏とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談。EU加盟国の首脳がモスクワでプーチン氏と会談するのは、ロシアによるウクライナ全面侵攻開始から2カ月後の2022年4月以降で初めてとなる。ウクライナによると、オルバン氏のモスクワ訪問についてウクライナに事前の相談はなかった。

プーチン氏は記者団に対し、会談は有益だったと述べると同時に、ウクライナ側に戦争を終結させる意向がないと非難。終結に向けた自身の提案こそが前進への道だとし、「これらの措置を実施すれば敵対行為を停止し、交渉を開始できる」と語った。

オルバン氏は会談後に記者団に対し、ハンガリーはEU議長国として平和使節」の任務を担っているとの考えを改めて示し、ロシア・ウクライナ戦争で経済発展が阻害され、競争力の低下にもつながっていると言及。プーチン大統領に欧州には平和が必要だと伝えた」と述べた。

その上で、ロシアとウクライナの考えに依然として大き隔たりがあり、戦争終結には多くの措置が必要になるとしながらも、自身の今回のモスクワ訪問は対話に向けた第一歩になると語った。

EUの外相に当たる外交安全保障上級代表に内定しているエストニアのカラス首相は、オルバン首相はEU議長国の立場を利用して混乱を招いていると非難。「EUは団結している。明確にウクライナを支持し、ロシアの侵略に反対している」と述べた。

ウクライナ外務省は、ウクライナが関与しないウクライナを巡る合意はあり得ないという原則は揺るぎないとし、全ての国にこれを厳格に順守するよう呼びかけるとした。

EUヨーロッパ連合の議長国を務めるハンガリーのオルバン首相は、ロシアを訪れてプーチン大統領と会談しました。オルバン首相はウクライナでの和平に向けて引き続き取り組んでいく考えを示しましたが、ウクライナ政府は不快感を示しています。

5日、ロシアの首都モスクワを訪れたハンガリーのオルバン首相は、プーチン大統領ウクライナ情勢などについて意見を交わしました。

会談後の記者発表でプーチン大統領「ロシアが表明した条件でウクライナでの紛争を完全に終結させたい」と述べ、ロシアが一方的に併合したウクライナの4つの州からのウクライナ軍の撤退などが停戦の条件になると改めて主張しました。

一方、オルバン首相は「ロシアとウクライナの立場は大きく隔たっている。戦争の終結に近づくためには多くの段階を踏まなければならないが、われわれは重要な一歩を踏み出した。引き続き取り組む」と述べました。

ハンガリーは今月からEUの議長国となっています。

ロシア寄りの姿勢で知られるオルバン首相はウクライナ支援を続けるEUを批判してきたほか、今月2日にはウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ロシアとの一時的な停戦と和平交渉の開始を検討するよう促しました。

ウクライナ外務省 不快感示す

ウクライナ外務省は5日、コメントを発表し、「ウクライナによる承認や調整なく行われた」と強調した上で「ウクライナ抜きの合意などありえないという原則は、おかすことができないものだ」としています。

また、ウクライナが提唱する和平案について話し合うため先月スイスで開かれた首脳級の会議にハンガリーも参加したことに触れ「この和平案が公正な平和を回復するための唯一の現実的な方法だ」と指摘しています。

オルバン首相は今月2日、ウクライナの首都キーウを訪れ、ゼレンスキー大統領に対してロシアとの一時的な停戦などを検討するよう促しました。

ウクライナとしては、オルバン首相がその直後にロシアを訪れ、プーチン大統領と会談したことに対して不快感を示した形です。

🇭🇺オルバン🗣️プーチンは100%合理的な人間だ。彼が交渉するとき、要点を説明し始めるとき、提案をするとき、イエスかノーかを言うとき、彼は超合理的だ。
彼は控えめで冷静だ。
慎重で、正確で、規律正しい。

彼との交渉で知的、政治的レベルを維持したいのであれば誰しも準備が必要です。

プーチンとの会談についてオルバン。🐸👏👏👏👏👏👏

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来週、アメリカで開かれるNATO北大西洋条約機構の首脳会議に向けて、ストルテンベルグ事務総長は記者会見で、加盟国首脳らがウクライナに対する軍事支援の強化で合意するとの見通しを示しました。一方で加盟国の一つ、ハンガリーのオルバン首相が5日、ロシアを訪問したことについてはNATOによるウクライナ支援の強化に影響はないという認識を示しました。

NATOは今月9日から11
日までアメリカ・ワシントンで首脳会議を開き、ウクライナへの支援をめぐって協議する予定です。

NATOのストルテンベルグ事務総長は5日、ベルギーの本部で記者会見し「NATOとして初めて、首脳レベルの文書で、ウクライナがロシアの侵攻を打ち負かし、今後も抑止できるよう必要な支援を行うと合意することが見込まれる」と述べ、ウクライナに対する軍事支援の強化で合意するとの見通しを示しました。

一方、加盟国の一つ、ハンガリーのオルバン首相が5日、ロシアを訪問してプーチン大統領と会談したことを受けて記者団からは「首脳会議の直前のこうした訪問はNATOの結束にどういう意味をもつのか」という質問があがりました。

これに対し、ストルテンベルグ事務総長は「オルバン氏はNATOを代表して会談を行ったわけではない」などと述べ、NATOによるウクライナ支援の強化に影響はないという認識を示しました。

北大西洋条約機構NATO)のストルテンベルグ事務総長は5日、来週9─11日に米ワシントンで開催されるNATO首脳会議に向けた記者会見で、11月の米大統領選からの撤退論が浮上しているバイデン米大統領の健康状態に関する質問には直接応じず、NATOの成功の理由の一つは、内政問題に関与しないことだ」と応じた。

バイデン大統領の動向に注目が集まることで、NATO首脳会議でのメッセージが影をひそめることを懸念しているかという質問に対しては「われわれができることはNATOの本質に焦点を当てることで、それを行う」と応じた。

バイデン氏が今後数年間、NATO最大の核保有国である米国を率いていくために十分な精神的な能力および体力を備えていると思うか、バイデン氏の体調の衰えに気づいたかという質問に対しては、数週間前にホワイトハウスでバイデン氏と会談し、NATO首脳会議の準備に向け有意義な会合を持ったと述べるにとどめた。ウクライナ支援に関するバイデン氏の強いリーダーシップを歓迎するとも述べた

また、NATOウクライナの加盟に向けた準備を後押ししていると語った。

🇷🇺裏番長メドべージェフは、2034年までにウクライナNATOに加盟するというストルテンベルグの言葉を引用し、その頃にはウクライナは存在していないと指摘した。

🗣️2034年までには現在のNATO諸国の指導者は誰もその場所に残っていない。そのうちの何人かは引退しているか、あるいは地獄にいることだろう。
そして、ウクライナという国自体が存在しなくなるだろう🐸

ウクライナは、占領された領土の奪還などを目指してロシアに対する徹底抗戦を続けていますが、一部の国から停戦や和平交渉を求める動きも出ていて、警戒や反発を強めています。

ウクライナ東部のドネツク州では今月4日、ウクライナ軍の関係者が、高台の要衝チャシウヤルの一部の地区から部隊を撤退させたと明らかにするなど、ロシア軍が攻勢を強めています。

ゼレンスキー大統領はメディアのインタビューで「武器を持っていない旅団もある」と述べ、アメリカなどからの軍事支援が十分に行き届いていないと訴えました。

ウクライナ軍は、兵力不足が完全に解消されない中にあってもロシア軍に対する徹底抗戦を続ける構えですが、一部の国からウクライナに停戦などを求める動きも出ています。

今月2日には、EUヨーロッパ連合の議長国を務める一方でロシア寄りの姿勢を示すハンガリーのオルバン首相が、侵攻後初めてウクライナを訪問してゼレンスキー大統領と会談しました。

オルバン首相は、ゼレンスキー大統領に一時的な停戦と和平交渉の開始を検討するよう促したことを明らかにしましたが、ゼレンスキー大統領は応じない考えを示したと伝えられています。

ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、ハンガリーを念頭に「攻撃されている国に一方的な停戦を迫るというキャンペーンに関わっている人たちとは何なのか」SNSに投稿しました。

オルバン首相は5日、ロシアを訪れてプーチン大統領と会談していて、ウクライナ側は警戒や反発を強めています。

また、アメリカのトランプ前大統領が、自身が大統領になれば戦争を24時間で終わらせることができるなどと発言したことについて、ゼレンスキー大統領は「戦争を終わらせる方法を知っているのであれば今明らかにするべきだ」と述べています。

ウクライナが停戦に向けた動きを主導するため重視しているのが「ロシア軍の撤退」や「領土の回復」などの10項目の和平案の実現で、先月には、和平案について話し合う首脳級の会議も開催しおよそ100の国などが参加しました。

ゼレンスキー大統領は先月28日、戦争を終わらせるための計画をことし中に準備する考えを明らかにしました。

ロシア軍に対する徹底抗戦を続けながらも、ウクライナにとって有利な形でどう戦争を終わらせるか各国の支援も得ながら探りたい考えとみられます。

ウクライナの専門家「今が決定的に重要な時期」

ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の今の動向について、ウクライナシンクタンクの代表で、安全保障や国際関係に詳しいミハイロ・サムシ氏はNHKのインタビューに対し「少なくともドンバス地域の全域を占領するという任務と目標は変わっていない。あらゆる方法で防衛線の穴を見つけて突破しようとしている」と述べ、ロシア軍はウクライナ東部2州全域の掌握を目標に進軍しようとしていると指摘しました。

そのうえで、背景には、アメリカの大統領選挙があるとして「仮にトランプ氏が大統領になれば交渉の枠組みを提案する可能性がある。ロシアはよりよい位置につくことを目指している」と述べ、ロシア側がトランプ氏の政権奪還をにらんで戦況で有利な環境を作り出そうとしていると分析しました。

一方、ウクライナ側について、サムシ氏は「本丸はクリミアだ。クリミアからロシア軍の艦隊を追い出している。クリミアの防空体制を一掃しようとしている。クリミアを封鎖して、交渉の用意があると提案すれば、ゼレンスキー大統領にとってよい試合になりえるだろう」と述べ、非常に難しいとしながらもクリミアの封鎖が重要な任務になっていると強調しました。

そのうえで、ウクライナが必要としている兵器については「制空権をとることが大事だ」として、射程の長いミサイルなどに加えて、F16戦闘機や早期警戒管制機を挙げました。

そしてウクライナとロシアにとって、今が決定的に重要な時期だ」と述べ、アメリカ政治の動きもにらみながら、双方による戦闘は一層激しくなるとしています。

一方、ゼレンスキー大統領が戦争を終わらせるための計画をことし中に準備する考えを示していることについて「政権内の非常に繊細なテーマだ」として、詳細はわからないとしたものの、「ウクライナは今の状況を変えるための話し合いに応じる用意はない」と述べ、ウクライナ側としては、ロシア軍の撤退や領土の回復を求める立場から妥協する考えはないと強調しました。

ただ、サムシ氏は、ゼレンスキー大統領が、一部のアメリカメディアのインタビューに対し、国連とトルコの仲介で農産物の輸出再開をめぐってロシアと合意した枠組みに触れたとしたうえで「交渉の枠組みを示し始めた」と述べ、今後の交渉のあり方をめぐって検討を始めている可能性があると指摘しました。

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#ウク提唱和平案#ゼレ提唱和平案#10項目の和平案#平和の公式

田中宇「和解を望み始めたゼレ」

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政治学者のジョン・ミアシャイマーは、🇫🇮フィンランドに軍事基地を建設するという🇺🇸米国の計画を「狂っている」と述べ大西洋を越えた関係に起こり得る結果について警告している。

ジョン・ミアシャイマー教授:🗣️🇫🇮フィンランドに軍隊を送るという考えは狂っている、なぜならそれは🇷🇺ロシア人を刺激するだけだからだ。
それは地域の緊張を高め、ロシア人にウクライナを破壊し🇪🇺ヨーロッパに不安を引き起こし大西洋を越えた関係を混乱させるなどのさらなる動機を与えるだろう。🐸

#ミアシャイマーフィンランド基地建設)

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#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

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