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イスラエル軍は23日、パレスチナ自治区ガザ南部の都市ハンユニス東部奥深くまで複数の戦車で進軍した。同地区の数万人のパレスチナ人住民には、攻撃開始前にイスラエルによる避難命令が発令されていたという。

イスラエルは、今回の攻撃はハマス戦闘員の再結集を防ぐことを目的とするとしている。
ガザ保健当局は、22日に開始されたイスラエル軍の攻撃により、ハンユニス地区で少なくとも80人のパレスチナ人が死亡したと発表。ガザ当局によれば、約10カ月にわたる戦闘による死者数は3万9000人超に上るという。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、「耐え難い状況にある」とXに投稿。その後の投稿で「ガザに安全に行ける場所はない」と述べた。

停戦合意を巡っては、イスラエルのネタニヤフ首相は23日、ガザで拘束されている人質解放に向けた合意に近づいている可能性があるとの認識を示している。

ホワイトハウスは、バイデン大統領が25日にワシントンでイスラエルのネタニヤフ首相と会談すると発表した。

共和党の大統領候補に指名されたトランプ前大統領は23日、訪米中のイスラエルのネタニヤフ首相と26日に会談すると明らかにした。

会談は自身が保有するフロリダ州パームビーチのリゾートで実施するという。

ネタニヤフ首相は現在ワシントンに滞在しており、24日に米議会で演説を行い、25日にバイデン大統領と会談する予定。バイデン氏に代わり民主党の大統領候補に指名される可能性が高いハリス副大統領とも会談する。

トランプ氏は23日遅くに、パレスチナ自治政府アッバス議長がトランプ氏が銃撃された翌日に送った書簡を投稿した。書簡でアッバス氏はトランプ氏に「強さと安全」を願った。同じ投稿でトランプ氏は、ネタニヤフ氏と会談し、中東和平の実現に向けて取り組むことを楽しみにしていると述べた。

トランプ氏の大統領任期中、同氏とネタニヤフ氏は思想的にも政策的にもほぼ一致した立場を取り、米国は当時、大使館をテルアビブからエルサレムに移転した。

ただ、トランプ氏はイスラム組織ハマスによる昨年10月のイスラエル攻撃を巡り、安全保障上の失策としてネタニヤフ氏を批判。早期に人質解放を実現し、ハマスとの戦闘を終わらせる必要があるとしている。

トランプ氏は交流サイト(SNS)への投稿で、自身の政権時代に米国が仲介し、イスラエルバーレーンアラブ首長国連邦(UAE)と2国間関係を正常化した「アブラハム合意」について、ネタニヤフ氏が果たした役割を称賛した。

その上で「私の1期目には(中東)地域に平和と安定があり、歴史的なアブラハム合意にも調印した。平和と安定を再び手に入れる」と強調。ハリス氏には世界の紛争を「止める能力はない」と主張した。

アメリカのトランプ前大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と26日に南部フロリダ州の自宅で会談することを明らかにしました。トランプ氏はイスラエルイスラム組織ハマスの停戦の実現に意欲を示していて、秋の大統領選挙を意識したものとみられます。

トランプ前大統領は23日、SNSアメリカを訪れているイスラエルのネタニヤフ首相とフロリダ州の自宅「マー・アー・ラゴ」で26日に会談することを明らかにしました。

トランプ氏は「私の大統領任期1期目では、中東は平和で安定しており、われわれは再びそれを実現する。強さを通じた平和という私の方針が、ひどく恐ろしい戦争や暴力的な戦闘を終わらせなければならないことを世界に示すのだ」と述べ、イスラエルハマスの停戦の実現に意欲を示しました。

そのうえでトランプ氏は「多くの人が犠牲になっているが、ハリス氏には止める力はない」と述べ、大統領選挙でバイデン大統領の後継候補となる見通しのハリス副大統領を批判しました。

トランプ氏は先週、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談するなど、各国首脳との会談を活発化させていて、大統領選挙を意識したものとみられます。

パレスチナのオリンピック委員会はパリオリンピックパラリンピックにあわせて紛争の休戦を求める国連総会の決議にイスラエルが違反しているとして出場を認めないようIOC国際オリンピック委員会)に要請したことを明らかにしました。

パレスチナオリンピック委員会は22日、IOCに書簡を出し、ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルについてパリオリンピックへの出場を認めないよう要請したと明らかにしました。

国連総会が去年11月に採択したオリンピック開幕の7日前からパラリンピック閉幕の7日後までの期間、世界のあらゆる紛争の休戦を求める決議にイスラエルが違反しているためだとしています。

また、サッカーのイスラエル代表が24日に初戦を迎えるのを前にパレスチナサッカー協会もFIFA国際サッカー連盟)に対し、イスラエルの出場を認めないよう求める書簡を出したとしています。

書簡のなかでパレスチナサッカー協会は「このような状況でイスラエルの出場を認めることは、人権や反差別を掲げるFIFAの規定を損なうことになる」としています。

IOC会長 要請には取り合わない姿勢

IOC国際オリンピック委員会)のバッハ会長は「明確なことは、異なる政治的背景をもつ2つのオリンピック委員会が選手の競争においては平和的に共存しているということだ。オリンピックは国の争いではない。パレスチナは国連に加盟する国ではないが、オリンピック活動においてはほかの国のオリンピック委員会と同様、平等な権利と機会を享受していることも事実だ」と要請には取り合わない姿勢を示しました。

また、国として出場を認めないロシアとその同盟国のベラルーシへの対応の違いについては「ロシアは、オリンピック委員会がウクライナの領土内で違反を犯している。ロシアをめぐる問題とイスラエルパレスチナの間の問題は比較にならない」と改めて説明しました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・288日目②)

米宇宙開発企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、パレスチナ自治区ガザの病院で同社の衛星インターネットサービス「スターリンク」の運用が始まったと明らかにした。
マスク氏は「UAEとイスラエルの支援を受けてスターリンクがガザの病院で稼働している」とXに投稿した。
UAEのアブドラ外相はガザのUAE野戦病院をマスク氏が支援したことに謝意を示した。
イスラエル政府は5カ月以上前にガザ南部ラファの病院でのスターリンク使用を承認していた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・289日目①)