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イスラエルによる、イスラム組織ハマスに対する軍事作戦が長期化する中、イスラエルの戦時内閣の主要閣僚が18日、ガザ地区の将来的な統治をめぐる計画を策定するようネタニヤフ首相に求めました。
別の閣僚もガザ地区イスラエルが統治しないことを明言するよう迫ったばかりで、政権内の意見の違いが表面化しています。

イスラエルは、ガザ地区を実効支配するハマスの壊滅を目指して軍事作戦を続けていますが、ネタニヤフ首相は、ガザ地区をどのような形で統治していくのかなどについて明確な計画を示していません。

こうした中、野党の立場から主要閣僚として戦時内閣に加わっているガンツ前国防相は18日、記者会見を開き、ネタニヤフ首相に対し、ガザ地区の将来的な統治をめぐる計画を策定するよう求めました。

そのうえで、来月8日までに計画が策定されない場合は、戦時内閣から離脱する可能性を示唆しました。

これに先立って、ネタニヤフ首相と同じ政党に所属するガラント国防相も、15日の記者会見で、ハマス以外のパレスチナ人がガザ地区を統治すべきだとする考えを示すとともに、ネタニヤフ首相に対して、ガザ地区イスラエルが統治しないことを明言するよう迫ったばかりです。

ネタニヤフ首相と、ガンツ氏やガラント氏との間では、これまでも足並みの乱れが伝えられていましたが、戦闘の長期化に伴って、政権内の意見の違いが表面化しています。

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多くの住民が身を寄せるラファでの軍事作戦をめぐり、イスラエルのガラント国防相は16日、追加の部隊を派遣すると明らかにしていて、アメリカ側の働きかけで大規模な作戦に拡大するのを防げるかが焦点です。

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こうした中、16日、南部ラファの部隊を視察したガラント国防相は、現地での作戦について「激しさを増すことになる」などと述べ、追加の部隊を派遣しハマスを疲弊させる方針を明らかにしました。

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イスラエルのガラント国防相は15日、イスラム組織ハマスとの戦闘終結後のパレスチナ自治区ガザ統治について、イスラエルが軍事支配することに反対を表明し、ネタニヤフ首相に支配の可能性を排除するよう求めた。

ガラント氏は会見で、ハマスのガザ統治能力を破壊するための鍵はハマスに代わる統治体制を見いだすことだと指摘。ハマスによるイスラエル奇襲があった昨年10月以来、「非敵対的」パレスチナ人勢力の統治計画を推進しようと試みたが、イスラエル戦時内閣から何の反応もなかったと批判した。

イスラエルガンツ首相は、6月8日までにガザ紛争に対する6項目の計画に戦争内閣が同意することを要求。ガンツ首相は、ネタニヤフ首相が期待に応えなければ、同党は緊急連立政権を離脱すると述べている - AP

明日、国家安全保障顧問のジェイク・サリバンがイスラエルに到着する予定である。イスラエルは、戦争閣僚らがネタニヤフ首相のガザ地区におけるハマスとの長期戦争戦略に公然と疑問を呈するなど、国内政治危機の真っ只中にあるとみられる。

イスラエルガンツ防相は、ネタニヤフ首相が6月8日までに計画を提示しなければ辞任すると警告している。これは、イスラエルのギャラント国防相がネタニヤフ首相に対し、イスラエルガザ地区文民統制を確立しないと決断し宣言するよう求めたわずか数日後のことである。

戦争担当閣僚3人のうち2人が現在、ネタニヤフ首相の戦争戦略に公然と疑問を呈している。

ガンツ氏は「重大な決定がなされなかった。勝利を保証するために必要なリーダーシップの行動がなされなかった」と語る。

イスラエル軍が多くの避難者が身を寄せるガザ地区南部のラファに攻撃を続ける中、国連は80万人が別の場所への避難を強いられていると明らかにしました。こうした中、アメリカのバイデン政権の高官がイスラエルを訪れ、ラファで大規模な地上作戦を行わないよう働きかけるものとみられ、これ以上の人道状況の悪化を回避できるのかが、焦点となっています。

イスラエル軍は、ガザ地区で多くの避難者が身を寄せる最南端のラファでイスラム組織ハマスへの攻撃を続けていて、追加の部隊も派遣して攻撃を強化する姿勢を見せています。

UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は18日、ラファに身を寄せていた人のうち80万人がさらに別の場所への避難を強いられていると明らかにし、人々が安全な飲料水も確保できない状況にあるとして「これ以上の戦闘のエスカレートは民間人に大惨事をもたらす」と訴えました。

こうした中、アメリカ、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官が19日、イスラエルを訪れ、ネタニヤフ首相らとラファでの軍事作戦などを巡って協議することになっています。

サリバン補佐官は、イスラエル側に大規模な地上作戦は行わずハマスの幹部などに標的を絞った作戦を行うよう働きかけるものとみられ、これ以上の民間人の巻き添えや人道状況の悪化を回避できるのかが、焦点となっています。

バイデン米政権の高官2人が今週、域内情勢のエスカレーションを避けるため、イラン側と間接的な協議を行ったと、米ニュースサイトのアクシオスが17日伝えた。

アクシオスによると、バイデン政権で中東担当顧問を務めるブレット・マガーク氏と、イラン担当特使代理のエイブラム・パレイ氏が参加。米・イラン間の協議は1月以来という。

イランは4月13日、イスラエルをミサイルとドローンで攻撃している。

イラン国営通信(IRNA)の18日の報道によると、イランの国連代表部は協議を確認。協議は「進行中のプロセス」であり「最初でも最後でもない」とした。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・224目②)

サウジアラビアムハンマド皇太子と米国のサリバン大統領補佐官が会談し、安全保障などに関する二国間協定や、パレスチナ地区ガザにおける紛争などについて話し合ったと、サウジ国営通信が19日に報じた。

会談はサウジの都市ダーランで実施された。「おおむね確定しつつある両国間の戦略的合意案の準最終版」を巡り検討が行われたという。

両国は、米国による安全保障と民生用原子力に関する支援について協議している。イスラエルイスラム組織ハマスの戦闘勃発を受けて頓挫したサウジとイスラエルの関係正常化計画を再び軌道に乗せることを目指す、より広範囲な枠組みの一環。

会談では、イスラエルパレスチナ問題について「2国家解決を実現するための信頼できる道筋」を見つけるとともに、ガザでの戦闘停止や、人道援助を促進する必要性についても話し合われた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・225目①)