イラン最高指導者がイスラエルへの報復示す 中東で緊張続くhttps://t.co/m18Fkt22eB #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 2, 2024
ガザ地区でイスラエルとの戦闘を続けるイスラム組織ハマスの最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランや支援を受ける武装組織がイスラエルへの報復を行うとしていて、中東で緊張が続いています。
一方、ガザ地区での戦闘が始まってから300日以上がたちましたが、イスラエル軍による激しい攻撃で犠牲者が増え続けています。ガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるハマスのハニーヤ最高幹部が先月31日、訪問先のイランで殺害されたことを受け、イランの最高指導者ハメネイ師はイスラエルが攻撃したとして報復を行う考えを示しています。
2日にはハニーヤ最高幹部の葬儀が活動の拠点だったカタールで行われ、参列者からはイスラエルへの報復を求める声があがっていました。
また、ハマスに連帯を示すレバノンのイスラム教シーア派組織、ヒズボラもイスラエルの空爆で幹部が殺害されたことを受けて報復する構えを示していて、2日もイスラエル軍との間で攻撃の応酬が続き、中東で緊張が続いています。
こうした中、ドイツのルフトハンザ航空はイスラエル最大の商業都市、テルアビブに向かう航空便の運航を、今月8日まで見合わせるなどとしていて、イスラエルのメディアは、航空便の欠航を発表した会社は10社にのぼっていると伝えています。
一方、去年10月にガザ地区でイスラエルとハマスの戦闘が始まってから300日以上がたちましたが、イスラエル軍による激しい攻撃が続いていて、2日には南部ハンユニスで集合住宅が空爆されて4人が死亡したと地元メディアが伝えています。
地元の保健当局はこれまでに3万9480人が死亡したとしていて、犠牲者が増え続けています。
7/11
「287日目②」→「288日目②」
ハマス指導者ハニヤ氏、カタールに埋葬 後継候補は報復示唆 https://t.co/xm3HFSB5Ym
— ロイター (@ReutersJapan) August 3, 2024
イランの首都テヘランで殺害されたイスラム組織ハマスの最高指導者イスマイル・ハニヤ氏の遺体が2日、拠点としていたカタールで埋葬された。ハニヤ氏の後継者とみられるハマス幹部のハレド・メシャル氏は埋葬式で、イスラエルに対する闘争の決意は一段と固くなったと述べ、報復を示唆した。
ハニヤ氏はイラン新大統領の宣誓式に出席するために訪れていたテヘランで7月31日に殺害され、1日にテヘランで大規模な葬儀が行われた。2日にはカタールの首都ドーハのモスクで儀式が行われ、遺体はルサイル市の墓地に埋葬された。
埋葬式でメシャル氏は、ハニヤ氏の死を受けパレスチナの自由のために戦い続ける決意は一段と固くなったとし、「パレスチナの地にシオニスト(イスラエル)の居場所はない」と述べた。
パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの戦闘が激化する中、ハニヤ氏は国際外交の場でハマスを代表。ハマス内の強硬派と比べ、実利主義的と見なされていた。
ハマス最高幹部の葬儀 活動拠点のカタールで 報復求める声もhttps://t.co/aInNU0mnQJ #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 2, 2024
訪問先のイランで殺害されたイスラム組織ハマスのハニーヤ最高幹部の葬儀が、活動の拠点だった中東のカタールで厳重な警戒態勢のもと行われ、参列者からはイスラエルへの報復を求める声があがりました。
ハマスのハニーヤ最高幹部は先月31日、訪問先のイランで殺害され、ハマスやイランはイスラエルが攻撃したとして非難しています。
ハニーヤ最高幹部のひつぎはこれまで活動の拠点としてきたカタールに運ばれ、2日、首都ドーハのモスクで行われた葬儀にはハマスの幹部や、カタールのタミム首長も参列しました。
モスクの前には金属探知機が設置され、スマートフォンなどの電子機器の持ち込みが禁止されるなど厳重な警戒態勢が敷かれました。
集まった市民からはイスラエルへの報復を求める声があがり、パレスチナ人の男性は「彼は私たちのリーダーだ。かなり激しい報復が行われるだろう」などと話していました。
モスクでの葬儀では、ハニーヤ最高幹部らのひつぎが置かれ、参列した人々は祈りをささげたあと、パレスチナの旗を掲げながら「われわれはイスラエルを認めない」などと声を上げていました。
ロイター通信などによりますと、ハニーヤ最高幹部のひつぎはその後、家族やハマスの関係者などが見守る中、ドーハ市内の墓地に埋葬されたということです。
イスラエル、ガザ停戦交渉団派遣へ ハマス「空虚な動き」と非難 https://t.co/7iqtAXU8Mw https://t.co/7iqtAXU8Mw
— ロイター (@ReutersJapan) August 2, 2024
イスラエル首相府は2日、パレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放を協議するため、交渉団を近くエジプトの首都カイロに派遣すると発表した。
首相府によると、交渉団は3日夜か4日にカイロに向けて出発する。
イスラム組織ハマスの幹部サミ・アブ・ズフリ氏はこれについてロイターに対し「イスラエルのネタニヤフ首相は戦争を止めるつもりはなく、こうした空虚な発言を通して自らの犯罪を隠そうとしている」と語った。
米国防長官 イスラエル支援強化で巡洋艦など追加派遣を指示https://t.co/bqrVYncPGc #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 3, 2024
ガザ地区でイスラエルとの戦闘を続けるイスラム組織ハマスの最高幹部が殺害され、中東で緊張が続く中、アメリカ国防総省は、イスラエルへの支援を強化するため、国防長官が巡洋艦などの追加派遣を指示したことを明らかにしました。
ガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるハマスのハニーヤ最高幹部が7月31日、訪問先のイランで殺害されたことを受け、イランの最高指導者ハメネイ師はイスラエルが攻撃したとして報復を行う考えを示しています。
こうした中、アメリカ国防総省は2日、オースティン国防長官が、イスラエルの防衛を支援し、不測の事態に対応できるようにするため、アメリカ軍に態勢を強化するよう指示したと明らかにしました。
具体的には、弾道ミサイルからの防衛能力がある巡洋艦や駆逐艦を中東地域などに追加派遣するほか、戦闘機部隊を中東地域に追加で派遣し、防空を支援する能力を強化するとしています。
さらに、原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を中心とする空母打撃群に代わり、原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群を派遣することも明らかにしました。
一方、オースティン長官は2日、イスラエルのガラント国防相と電話で会談し、オースティン長官は、イスラエルを防衛するアメリカの揺るぎない支援を強調し、追加支援の内容についても伝えました。
そして、緊張のさらなる高まりは避けることができると述べたということです。
中東情勢の行方が一段と懸念される中、アメリカとしては、さらなる戦闘の拡大は避けたい考えです。
中東で独立と石油を守るイランを、米軍基地は執拗に包囲し、制裁を加え続け、🇺🇸♨メディアは執拗に悪魔国化し「イランが戦争したがっている」と描く https://t.co/eOLXy4MNGp pic.twitter.com/JzFPiB22Kt
— J Sato (@j_sato) August 3, 2024
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・299日目②)
【随時更新】イスラエル パレスチナ 中東情勢(8月3日)https://t.co/waXlw9RhAl #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 2, 2024
“イランの報復 数日から1週間の間に”の見方 中東の緊張続くhttps://t.co/TzUzmYZhLz #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 3, 2024
ガザ地区でイスラエルとの戦闘を続けるイスラム組織ハマスの最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランなどが報復を行うとする中、アメリカのメディアはイランがどのような報復を行うか決めた兆候はないものの、数日から1週間の間に行われるとする見方があるとの当局者の話を伝えていて、中東での緊張が続いています。
パレスチナのガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるハマスのハニーヤ最高幹部が7月31日、訪問先のイランで殺害されたことを受け、イランの最高指導者ハメネイ師はイスラエルが攻撃したとして報復を行う考えを示しています。
また、ハマスに連帯を示すレバノンのシーア派組織ヒズボラもイスラエルの空爆で幹部が殺害されたことを受けて報復する構えです。
これについて、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、イランがどのような報復を行うか決定した兆候はないものの、数日から1週間の間に行われるとする見方があるとの当局者の話を伝えています。
また、アメリカのCNNテレビは複数のアメリカ当局者の話として、報復は数日のうちに行われる可能性があると伝えました。
イランはことし4月にもシリアにあるイラン大使館が攻撃されたあと、多数のミサイルや無人機による報復を行いましたが、当局者はイランが、後ろ盾になっている武装勢力と連携することで、より大規模で複雑な攻撃になる可能性があるとも指摘しています。
アメリカ国防総省は、イスラエルへの支援を強化するため、国防長官が巡洋艦などの追加派遣を指示したことを明らかにしていて、イランなどからの報復をめぐり中東の緊張が続いています。
専門家「あと1日か2日の間に」
イラン情勢に詳しい慶應義塾大学の田中浩一郎教授はイランの出方について「ことし4月のイスラエルに対しての報復攻撃よりも大規模な動きが軍に見られる。報復は確実に行う、しかもあと1日か2日の間に起きるだろうという兆候に見える」と分析しています。
イランはことし4月、シリアにあるイラン大使館が攻撃を受けた報復として、イスラエルへの多数の無人機やミサイルによる大規模な攻撃に踏み切っています。
田中教授は、より大規模な報復が予測される理由として「前回の攻撃ではイスラエルに対して十分な警告が届いていないということで、より激しい形での報復を行うことが不可欠であると結論づけた。今回、賓客として招いた要人が首都で重要な政治イベントの流れのなかで殺害された。イスラエルへの怒りだけでなくイランが沈黙すると、ハマスなどとの信頼関係が損なわれる危険性があり、積極的な行動を示す結論が導きだされた」との見方を示しました。
どのような報復攻撃を行うかについては「イランからの直接攻撃は不可欠で、弾道ミサイルなどの飛しょう体の数は前回を確実に上回る。イスラエルの軍関係施設を中心に狙うと見られる」としています。
そのうえで「今回はヒズボラの司令官も殺害されている。イランも撃つ、ヒズボラも撃つ、イエメンのフーシ派やイラク国内の民兵組織の一部も加勢し、飽和攻撃のような形で、最終的にイスラエルの防空能力を損なう形にもっていくのが狙いだと見られる」と分析しています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・300日目①)
7/11から数え間違えていた。
d1021.hatenadiary.jp