武装集団襲撃、中国との開発計画阻止が狙い=パキスタン首相 https://t.co/0sQJQzlMZt
— ロイター (@ReutersJapan) August 28, 2024
パキスタンのシャリフ首相は27日、テレビ放映された演説で、同国南西部バルチスタン州で起こった武装集団による襲撃について、同国と中国が協力する開発計画「中国・パキスタン経済回廊(CPEC)」の一部プロジェクトを阻止するのが狙いだったとの見解を示した。
襲撃は25日に始まり、70人余りが死亡。反政府武装組織「バルチ解放軍」(BLA)が襲撃を実行したと主張した。バルチスタン州は資源が豊富で、中国主導による大規模な港湾や鉱山プロジェクトが行われている。
首相は「テロリストらはCPECと開発プロジェクトを止めたいと望んでいる」と述べ、パキスタンと中国の間に亀裂を走らせる狙いもあったとの考えを示した。
一方、中国外務省の林剣副報道局長は定例記者説明で襲撃を非難し、パキスタン政府によるテロ対策への協力を強化すると表明した。
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