フランス新内閣発表、右派色強く 財務相にアルマン氏 https://t.co/K3ZHPwB7I0 https://t.co/K3ZHPwB7I0
— ロイター (@ReutersJapan) September 23, 2024
フランスは21日、バルニエ首相が率いる新内閣の閣僚を発表した。7月の総選挙でいずれの勢力も過半数に届かないハングパーラメント(宙づり議会)となり、2カ月半にわたり政局不透明感が続いていた。
分断された議会で党派を超えた支持を得ようと右派と中道派のバランスを目指す人事となったが、内相に保守強硬派のブリュノ・ルタイヨー氏を起用するなど全体的に右派色の強い顔ぶれとなった。
一方、経済・財務相にはマクロン大統領率いる中道与党連合のアントワヌ・アルマン氏(33)を起用。予算担当相と共に1月までに予算を編成することが当面の課題となる。
バルニエ氏が所属する保守派の共和党から10人が入閣したが、マクロン氏の与党連合からも複数の閣僚が主要なポストにとどまり、ジャンノエル・バロ欧州担当相が外相に昇格したほか、国防相はセバスチャン・ルコルニュ氏が留任した。左派からの起用は法相に就任するディディエ・ミゴー氏のみとなった。
The appointment of France’s new, right-leaning government has provoked frustration and angst among some of President Emmanuel Macron’s earliest supporters.https://t.co/1gfDnrklbF
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フランスの右派新政権の樹立は、エマニュエル・マクロン大統領の初期の支持者の一部に不満と不安を引き起こした。
ドイツ首相の与党が右派に僅差で勝利、東部州議会選 https://t.co/ixNfQ4Q7uj https://t.co/ixNfQ4Q7uj
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ドイツ東部ブランデンブルク州で22日、州議会選が行われた。初期の公式結果によると、国政与党のショルツ首相が率いる中道左派「社会民主党(SPD)」が、反移民を掲げる右派「ドイツのための選択肢(AfD)」に僅差で勝利する見通しとなった。
同州議会選は1990年の東西ドイツ統一以降、SPDが制してきた。選挙管理委員会の暫定結果によると、SPDの得票率は30.9%。世論調査で優勢が伝えられてきたAfDの29.2%を上回った。
支持率が低迷するショルツ氏にとり、州議会選の結果は来年9月の総選挙に向け若干の安心感を与えるものとみられる。
ただ、放送局ARDの出口調査によると、SPDに投票した人の4分の3は信念からではなく、AfDを撃退するのが目的だったという。
ドイツ公共放送(ZDF)によると、投票率は5年前の61%から73%に上昇した。
国政に関する世論調査ではSPDの支持率は15%と、AfDの約20%、野党保守派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の32%を下回っている。
SPDのボイトケ・ブランデンブルク州首相は、AfDが依然として勢いを増していると指摘し、自己満足に陥らないよう警告した。
暫定結果ではAfDは19年の前回選挙から得票率を5.7ポイント伸ばした。
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