英首相、明るい未来へ苦痛伴う再建計画への支持求める https://t.co/nBx06eO8Hd https://t.co/nBx06eO8Hd
— ロイター (@ReutersJapan) September 25, 2024
スターマー英首相は24日に英北部リバプールでの労働党年次総会で演説し、時に困難を伴う国の再建計画を支持するように求めた。再建計画は生活水準の向上、治安の改善、サービスの向上をもたらし、より明るい未来を実現できると約束した。
スターマー氏が、自身が率いる労働党の年次大会で演説したのは今年7月の首相就任後で初めて。政府が一部の年金受給者への冬季燃料費を削減したことに懐疑的な見方があるのを認めつつ、経済成長の促進に必要な場合には「不人気な」決定も辞さないと訴えた。
スターマー氏は「私は皆さんがこれまで経験してきたことの後で、政治家がそれ以上のことを要求するのを聞くのがどれほどつらいことなのかを分かっている」とした上で、「そして真実は、もしも私たちが今、長期的な厳しい決断を下した場合には、このトンネルの先にある光、あなたたちの英国に私たちはずっと早く到達できる」と語った。
スターマー氏は、保守党政権下で刑務所の数を増やせなかったことや、新しい住宅を建設できなかったこと、移民をコントロールできなかったこと、スナク前政権が編成した2024年度予算に220億ポンドの財源不足が見つかったことを改めて例示して「彼ら(保守党)がやったことを忘れてはならないし、責任転嫁をさせてはいけない、なぜならわが国の現状をもたらしたのは彼らの責任だからだ」と強調した。
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