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イスラエル軍は1日、レバノン南部に空挺部隊と特殊部隊による急襲を仕掛けて以降、イスラムシーア派組織ヒズボラとの激しい戦闘が行われていると明らかにした。

軍は市民に対し、レバノンを流れるリタニ川の北部地域から南部地域へ車両で移動しないよう警告。レバノン南部への地上作戦は国境沿いのヒズボラの拠点を標的とするものであり、レバノン国民に対する戦争ではないと説明した。

レバノンでの作戦は30日夜に開始され、2週間前にパレスチナ自治区ガザから北部戦線に配備された精鋭第98師団が参加しているという。

一方、レバノンの安全保障関係者がロイターに語ったところによると、イスラエル軍部隊は夜間にレバノンに侵入。レバノン軍部隊は国境沿いの拠点から退いたという。

レバノン軍はこの撤退について、同国南部にある一部監視拠点の定期的な再配置の一環だとしている。

また、ヒズボラは1日、イスラエルのメトゥーラに駐留するイスラエル軍を2度にわたり砲撃とロケット砲で攻撃したと発表。ただ、イスラエルレバノンへの地上作戦を開始したことについては言及しなかった。

<テルアビブに空襲警報>

イスラエルのテルアビブでは1日、空襲警報が発令された。イスラエル軍は、飛翔体がレバノン国境を越えて飛来したと発表した。ヒズボラは、テルアビブ近郊にあるイスラエルの情報機関モサドと軍情報部隊の本部に向けミサイルを発射したことを明らかにした。

<フーシ派はテルアビブなど標的>

イエメンの親イラン武装組織フーシ派は1日、イスラエルのテルアビブとエイラートにあるイスラエル軍拠点を標的に無人機(ドローン)を発射したと発表した。

このほか、シリア国営メディアは同日、イスラエルによる首都ダマスカスへの空爆で民間人3人が死亡、9人が負傷したと伝えた。イスラエル軍は外国メディアの報道にはコメントしないとしている。

イスラエルのテルアビブで1日、空襲警報が発令され爆発音が聞かれた。

イスラエル軍によると、飛翔体がレバノンとの国境を越えて飛来したとし、国内中部にサイレンで警報を鳴らした。

レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは、テルアビブ近郊にあるイスラエルの情報機関モサドと軍情報部隊の本部に向けミサイルを発射したことを明らかにした。

イランは、支援するレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラの最高指導者が殺害されたことなどへの報復だとして日本時間の2日未明、イスラエルに対し大規模なミサイル攻撃を行いました。
イスラエルのネタニヤフ首相は対抗措置を行う考えを強調していて、紛争のさらなる拡大が懸念されています。

180発超える弾道ミサイル 2人がけが

イスラエル軍は1日午後7時半ごろ、日本時間の2日午前1時半ごろイランからイスラエルに向けてミサイルが発射されたと発表し、国民に向けて安全な場所に避難するよう呼びかけました。イスラエル軍は180発を超える弾道ミサイルによる大規模な攻撃が行われたとしていて、大多数は迎撃したものの一部はイスラエル中部や南部に着弾したと明らかにしました。

イスラエルの救急当局は、中部にある最大の商業都市テルアビブでミサイルの破片にあたって2人がけがをしたと発表しました。

イラン革命防衛隊 “重要な軍事・治安施設を攻撃”

一方、イラン側は、軍事精鋭部隊、革命防衛隊が1日、「イスラエルの中心部の重要な軍事・治安施設を攻撃した」と発表しました。ことし7月、イランが支援するイスラム組織ハマスの当時のハニーヤ最高幹部が訪問先のイランの首都テヘランで殺害されたことに加え、先月27日にレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師などがイスラエル軍空爆で殺害されたことへの報復措置だとしています。

イランは、ことし4月にも、シリアにあるイラン大使館が攻撃を受けたことへの報復だとして、イスラエルに対して多数の無人機やミサイルによる攻撃に踏み切りましたが、アメリカ国防総省の報道官は、今回、イランは4月と比べておよそ2倍の数の弾道ミサイルを使用したと指摘しました。

米政府“イスラエル軍と協力して迎撃”

アメリカ政府はアメリカ海軍の駆逐艦が、イスラエル軍と協力して、迎撃にあたったことを明らかにし、バイデン大統領はホワイトハウスで記者団に「攻撃は阻止され、効果をあげられなかったようだ」と述べました。

イスラエル首相「イランは報いを受けることになる」

イスラエルのネタニヤフ首相も安全保障の会議でイランの攻撃は失敗に終わったとの認識を示したうえで「イランは大きな過ちを犯した。その報いを受けることになる」と述べ、イランへの対抗措置を行う考えを強調しました。

こうした中、国連のグテーレス事務総長は「中東での紛争の拡大を非難する。止めなければならない。停戦が絶対に必要だ」とSNSに投稿し、国連の安全保障理事会では2日に緊急会合が開催されることになりました。

パレスチナガザ地区での戦闘が始まってからまもなく1年となる中、中東地域の緊張の高まりで紛争のさらなる拡大が懸念されています。

イラン アラグチ外相「作戦は完了した」

イランのアラグチ外相は2日、SNSへの投稿で、イギリスとドイツ、フランスの3か国の外相と電話で会談したことを明らかにし、今回の報復について「作戦は完了した」と説明した上で「もしイスラエルが報復しようとするならわれわれの対応はより厳しいものになるだろう」と強調したということです。

イランは、ことし4月にも、シリアにあるイラン大使館が攻撃を受けたことへの報復だとして、イスラエルに対して多数の無人機やミサイルによる大規模な攻撃に踏み切り、その後、イスラエルによるとみられる対抗措置がとられました。

パレスチナガザ地区での戦闘が始まってからまもなく1年となるなか、中東地域での紛争のさらなる拡大が懸念されています。

イスラエル国連大使「国民を守り 行動を起こす」

ニューヨークの国連本部でイスラエルのダノン国連大使が会見し「イランはイスラエルに対しかつてない攻撃を仕掛け、200発近くの弾道ミサイルを民間人に向けて発射した。イランのイスラム政権はその真の姿を世界に見せた。彼らはテロ国家だ」と述べてイランを非難しました。

そのうえで「はっきりさせたいのは、われわれは国民を守り、行動を起こすということだ。イランは自らの行動の結果をすぐに痛感するだろう」と述べ、対抗措置をとる考えを明らかにしました。

そしてイランの核施設も攻撃対象になるのかという質問に対しては、「いつどのように対応するかはわれわれが決める。言えるのは痛みを伴うものになるということだ」と述べ、具体的な対抗措置については言及しませんでした。

弾道ミサイル 2倍の数」米国防総省

アメリカ国防総省のライダー報道官は1日の記者会見で、イランの攻撃について、およそ200発の弾道ミサイルが発射されたとした上で、ことし4月のイランによるイスラエルへの攻撃と比べ「弾道ミサイルの数については2倍ほどだった」と指摘しました。

イスラエル中部の学校が被害か

イスラエル軍は、イスラエル中部にある国内最大の商業都市テルアビブから南に30キロほどの学校が、イランの攻撃によって被害を受けたとする映像を公開しました。

映像では、地面に大きな穴ができているほか、建物の外壁がはがれ、屋内にがれきが散乱しているのが確認できます。地元メディアは、この学校では攻撃によってけがをした人はいないと伝えています。

テルアビブの郊外で着弾か

イスラエル中部にある国内最大の商業都市テルアビブの郊外で撮影された、ミサイルが着弾する瞬間をとらえたとみられる映像には、夜の街にサイレンが鳴り響く中、赤く光る物体が空から高速で落下し、地面に衝突すると同時に爆発して大きな炎と煙があがる様子が写っています。映像では、大きな爆発音も聞こえます。

中東各地の空港で影響

各地の空港でも影響が出ています。

イスラエル軍のラジオ局によりますと、イスラエルのテルアビブ近郊にあるベングリオン空港で、一時、離着陸を見合わせたということです。

また、レバノンの運輸相によりますと、レバノンでもミサイルの発射後、およそ2時間にわたって国内の空域が閉鎖されたということです。

このほか、イランの航空当局によりますと、現地時間の2日午前10時、日本時間の2日午後3時半までに国内を発着するすべての便が欠航になったということです。

銃撃で6人死亡 ミサイル攻撃との関係不明

ロイター通信などによりますと、イスラエル最大の商業都市テルアビブのヤッファ地区で現地時間の1日午後7時ごろ、銃を持った2人が発砲するなどして、これまでに6人が死亡し、9人がけがをしました。

犯行声明などは出ていませんが、イスラエルの極右政党出身のスモトリッチ財務相は「事件を起こした2人はヨルダン川西岸出身のパレスチナ人だ」としています。

2人はその場で射殺されたということです。

イランによるミサイル攻撃との関係などについては分かっていません。

ニューヨーク原油市場 先物価格一時71ドル台後半に

イランによるイスラエルへのミサイル発射を受けて、ニューヨーク原油市場では中東情勢の一段の緊迫化を警戒して国際的な原油先物価格が値上がりし、一時、1バレル=71ドル台後半をつけました。

1日のニューヨーク原油市場では、国際的な取り引きの指標となるWTI先物価格が1バレル=67ドル台から一時、71ドル台後半まで上昇しました。

イランがイスラエルにミサイルを発射したと伝わったことで、中東情勢が一段と緊迫化し、原油の供給に悪影響が及ぶという見方が広がったためです。

1バレル=71ドル台後半をつけるのはおよそ1週間ぶりです。

市場関係者は「イランがイスラエルにこのタイミングで攻撃を仕掛ける可能性を市場は想定しておらず、懸念が一気に高まった。イスラエルの出方しだいでは事態がさらにエスカレートする可能性があり、その対応に注目が集まっている」と話しています。

イスラエル国内の様子 イランのねらいは》

【中継】エルサレム支局・田村支局長

Q.イスラエル国内の様子は?

ここエルサレムでは30分ほどの間に空襲警報があわせて4回出され、そのたびに、ミサイルを迎撃する大きな音が何度も鳴り響きました。

こちらはまもなくユダヤ教の新年でして、それを前に外出していた市民も多く、大急ぎでシェルターに駆け込む家族連れの姿もありました。

私も、自宅近くのシェルターに避難していましたが軍が空襲警報を解除したあと、この支局に移動してきました。

近所で話を聞くと「また攻撃があるかもしれないのできょうはシェルターで眠ることにする」と不安そうに話す人や「イランに報復する必要がある」と憤りをあらわにする人もいました。

いまは警報が解除されて3時間あまりがたっていて、車の通りも多く、まちはふだん通りの様子に戻りつつあります。

Q.今後、イスラエルはどう出るのでしょうか。

軍はすでに一部のミサイルが着弾したことを明らかにしていますが、まずは今回の攻撃でどれくらいの被害が出たのかが焦点になるかと思います。

イスラエル軍はこれまで「イスラエルへの攻撃は重い代償をともなう」としていて、今後、なんらかの対抗措置に出ることは避けられないと思います。

ただ対抗措置はイランとの攻撃の応酬につながりかねません。

一方で同盟国アメリカが紛争の拡大をおそれてイスラエルに強く自制を求めることが予想されます。

イランのミサイル攻撃を受けて今後、紛争は拡大してしまうのか、それとも事態の悪化は防げるのか。まずはイスラエルの次の出方が鍵を握ります。
【中継】テヘラン支局・土屋支局長

Q.報復措置を行ったイランのねらいはどこにあるのか?

イランはエスカレートするイスラエルの軍事行動がもはや見過ごせないとして、けん制に出たかたちです。

イスラエルはイランと盟友関係にあるレバノンヒズボラのトップ、ナスララ師を殺害し1日にはレバノンへの地上侵攻に乗りだし、矢継ぎ早の攻撃を続けています。

ヒズボラはイランの代わりに長年、イスラエルににらみをきかせており、さらなる打撃を受ければ、イランの安全保障政策は大きな見直しを迫られることになります。

また、イランはパレスチナハマスのトップが殺害されたことへの報復を宣言してから、およそ2か月間、対抗措置を控えてきました。

イランとしては中東各地で反イスラエル反米の武装組織を束ねる立場として「ここでイスラエルに報復しなければ求心力が弱まりかねない」という危機感もあったかも知れない。

Q.イランは今後、どう行動するか?

「できればこれで終わりにしたい」「直接の軍事行動はこれ以上やりたくない」というのがイランの本音ではないかと思います。

今回の攻撃でイランは最新の極超音速ミサイルを投入したと誇示する一方で、攻撃の標的は軍事施設などに限定しており、イスラエル国内の被害が大きくならないよう自制した意図もうかがえます。

ペゼシュキアン大統領は声明で「イランとの戦いに突入するな」とイスラエルにメッセージを送っていて、ボールはイスラエル側に投げられています。

イスラエルが今後、イランに激しく反撃してくるのか、それともアメリカなどの求めに応じて自制的な対応をとるのか。イランはイスラエルの出方を注視しています。

【中継】ワシントン支局・戸川記者

Q.アメリカの受け止めと対応は?

「攻撃は阻止され、効果はあげられなかった」

イランによる攻撃のあと、バイデン大統領をはじめ政府高官が相次いで強調したのは、イスラエル側に大きな被害が出なかったということでした。

イランを非難するとともに、アメリカ軍がイスラエルの防衛においてしっかりと役割を果たしたと強調した点が印象的でした。

背景には、これ以上の攻撃の応酬を防ぎ、イランを巻き込んだ中東地域での全面戦争だけは避けたいというアメリカの意図があるのは明らかです。

今後は攻撃を受けたイスラエル側がどのような反応をするのかも焦点ですが、アメリカとしてはイスラエルとの協議のなかで、事態を激化させないようくぎを刺すものと見られます。

一方で、バイデン政権は外交的解決を繰り返し促しながらも、イスラエルがそれを無視する形で攻撃を拡大してきたことにいらだちを強めています。

アメリカ国内では、中東での混乱を収束できていないとして、バイデン大統領とハリス副大統領の手腕を共和党のトランプ前大統領が激しく批判しています。

バイデン政権はアメリカ大統領選挙が1か月あまり先に迫るなか、中東情勢で内からも外からも厳しい目が注がれる状況が続いています。

《各国の反応》

官房長官「深く懸念し エスカレーションを強く非難」

官房長官は2日午前の記者会見で「攻撃は中東情勢をいっそう悪化させるもので、深く懸念し、このようなエスカレーションを強く非難する。すべての関係者に対し事態の沈静化を強く求める」と述べました。

その上で「在外邦人の保護に万全を期すとともに、事態のさらなる悪化を防ぐべく 引き続き必要なあらゆる外交努力を行っていく。現時点で在留邦人の生命や身体に被害があったという情報には接していない」と述べました。

一方、レバノンに滞在する日本人の退避に備えた準備状況について「各種の調整が整いしだい、航空自衛隊の輸送機をはじめとする自衛隊の部隊をヨルダンとギリシャに向け出発させる予定だ。現時点で邦人は50人程度いるが、随時連絡を取りながら政府として適切に対応しており 引き続き万全を期していく」と述べました。

バイデン大統領「アメリカはイスラエルを全面的に支持」

アメリカのバイデン大統領はイランによるイスラエルへの弾道ミサイルの発射について、アメリカ軍とイスラエル軍の連携によって被害を防げたという認識を示した上で、アメリカとしてイスラエルを全面的に支持していると強調しました。

アメリカのバイデン大統領は1日、ホワイトハウスで記者団に対し、イランからイスラエルに向けて弾道ミサイルが発射されたことについて「私の指示により、アメリカ軍はイスラエルの防衛を積極的に支援した。現時点でわかっていることを踏まえると攻撃は阻止され、効果をあげられなかったようだ」と述べて、アメリカ軍とイスラエル軍の連携によって被害を防げたという認識を示しました。

そして、バイデン大統領は「はっきりと言う。アメリカはイスラエルを全面的に支持している」と強調しました。

また、バイデン大統領は記者団から、イスラエルによるイランへの対応について問われたのに対し「現在、活発な議論が行われている」と述べて、イスラエル側と協議を続けていると明らかにしました。そして、自身もイスラエルのネタニヤフ首相と会談したい考えを示しました。

米 ハリス副大統領「攻撃を明確に非難する」

アメリカのハリス副大統領は1日、記者団に対し、ホワイトハウス内の危機管理にあたるための「シチュエーション・ルーム」でバイデン大統領らとともにリアルタイムで監視したと明らかにしたうえで、「この攻撃を明確に非難する。イランは中東を不安定化させる、危険な勢力だ」と述べました。

そのうえで「イランやイランが支援するテロリストからイスラエルが自衛する能力を持つことを常に担保する。イスラエルの安全保障への私の関与は揺らぐことはない」と述べ、イスラエル自衛権を支持する考えをあらためて強調しました。

民主党の大統領候補でもあるハリス副大統領としては、来月に大統領選挙が迫るなか、危機管理への対応にあたる姿勢やイスラエルを支持する立場をあらためて有権者に示すねらいもあるとみられます。

トランプ前大統領「自分が大統領なら起きていない」

アメリカのトランプ前大統領は1日、激戦州の1つ、中西部ウィスコンシン州で行った演説の中で「世界は今、制御不能に陥っている。世界的な大惨事まで一歩のところまで来ている。責任を負うべきである大統領も副大統領も存在感がなく、何をしているのか誰もわからない」と述べ、バイデン大統領とハリス副大統領を批判しました。

また、トランプ氏はSNSに「この戦争は完全に防ぐことができた。決して起きるべきではなかった。自分が大統領だったら起きていなかっただろう」と投稿しました。

トランプ氏は大統領在任中、イラン核合意から一方的に離脱するなど、イランに厳しい姿勢で臨んだ一方、エルサレムイスラエルの首都と認定して大使館を移転するなど、イスラエルを擁護する政策をとり続けました。

イギリス「ネタニヤフ首相との電話会談中に始まった」

イランによるイスラエルへのミサイル攻撃について、イギリスの首相官邸はスターマー首相とイスラエルのネタニヤフ首相が中東情勢をめぐって電話会談をしていた最中に始まったことを明らかにし「スターマー首相は、イランによる攻撃を最も強いことばで非難するとともに、イスラエルの安全と民間人の保護に対するイギリスの断固とした決意を伝えた」と発表しました。

その上で、スターマー首相はネタニヤフ首相に、レバノン情勢の政治的解決とガザ地区で拘束されている人質の解放に向け、停戦の重要性を強調したとしています。

1日夜に会見したスターマー首相は「われわれはイスラエルを支持し自衛の権利を認めている。イランは攻撃をやめなければならない」と述べました。

さらに「中東地域は瀬戸際にあり、誤算が起きる危険性を強く懸念している。状況はますます深刻になっている」と述べ、レバノン国内に残っている自国民に、2日に出発する予定の政府のチャーター機などで直ちに国外退避するよう呼びかけました。

国連グテーレス事務総長「停戦が絶対に必要」

国連のグテーレス事務総長は1日「中東での紛争の拡大を非難する。止めなければならない。停戦が絶対に必要だ」とするコメントをSNSに投稿しました。

また、これに先立ってグテーレス事務総長の報道官は、イスラエル軍によるレバノンへの地上侵攻について「全面戦争は何としても回避しなければならず、レバノンの主権と領土は尊重されなければならない」として、即時停戦を訴える声明を発表しました。

グテーレス事務総長は1日、レバノン政府に対しあらゆる国連機関による支援を約束したということで、国際社会に対し総額4億2600万ドル、日本円にして611億円あまりの緊急の人道支援を呼びかけています。

また、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃やイスラエル軍によるレバノンへの地上侵攻を受けて、国連の安全保障理事会で2日、緊急会合が開催されることになりました。

安保理で10月の議長国を務めるスイスによりますと、緊急会合は現地時間の2日の午前10時から日本時間の2日午後11時から始まる予定です。

《専門家》

専門家「イランは本格的な衝突望んでない」

中東情勢やアメリカの中東政策に詳しいジョージ・ワシントン大学のメラニ・マカリスター教授は「現在の状況は危険だ。イスラエルレバノンの間の戦争、そして、潜在的にはイランとの間の戦争がどこまで、そしてどのくらいのスピードでエスカレートするのかわからない」と述べ、懸念を示しました。

そして「イランにはエスカレートを避けたい理由がある。ヒズボラへの連帯感はある一方で、イスラエルとの大規模な戦争に巻き込まれることにメリットはない。勝ち目はないからだ」と述べ、イランはイスラエルとの本格的な衝突を望んでいないという見方を示しました。

一方、イスラエルレバノンへの地上侵攻に踏み切ったことについてマカリスター教授は「バイデン政権はイスラエルへの影響力を持っていることを期待していたはずだが、イスラエルはやり続けることをはっきりさせた。バイデン政権はイスラエルに対して相当、いらだっているように見える」と述べ、アメリカのイスラエルに対する影響力が低下しているという見方を示しました。

そして今後については「イスラエルレバノンにさらに侵攻すれば民間人の犠牲者が増え、アメリカの国民はこれに疲弊し、イスラエルに対して軍事的、経済的な圧力をかけてやめさせようという圧力が強まるだろう。そして、イスラエルレバノンとの間で直接的な戦争になれば、イスラエルレバノンアメリカ、そしてイラン、みなにとって最悪のシナリオになる」と述べました。

ホワイトハウス高官は1日、イランがイスラエルに対して弾道ミサイル攻撃を行う差し迫った兆候があると明らかにした。

イスラエル軍のハガリ報道官は現時点で脅威は確認されていないとしつつも、同国の防空システムはイランからのいかなる攻撃に対しても完全に準備が整っていると言明した。

米ニュースサイトのアクシオスは関係筋の情報として、イランは12分以内に目標に到達できる弾道ミサイルイスラエルを攻撃すると予想されていると報じた。より時間がかかる無人機(ドローン)や巡航ミサイルは使用しない見通しという。

米高官は、イランの対イスラエル攻撃が実施されれば、イランが4月にイスラエルの特定の標的に対しドローンとミサイルを発射した攻撃と同規模もしくはそれを上回る規模になる可能性があるという認識を示した。ただこの評価は初期の兆候に基づくもので、確実なことは言えないと述べた。

ガリ報道官は、イランからのミサイル攻撃が大規模なものになると見込まれるため、そのような事態に備えて屋内の安全な場所に避難するよう国民に呼びかけた。

また、アクシオスによると、オースティン米国防長官とイスラエルのガラント国防相がイランによるミサイル攻撃の差し迫った脅威とイスラエルの防衛態勢について協議した。

米高官は「イランがイスラエルに直接軍事攻撃を行えば、イランに深刻な結果を招くだろう」としたほか、米国はこの攻撃からイスラエルを守るための防衛準備を積極的に支援していると述べた。

ガリ報道官も、イスラエルと同盟国は十分な準備態勢を整えており、イランからのいかなる攻撃も結果を伴うとけん制した。

イランの国連代表部からはコメントを得られていない。

🇮🇷革命防衛隊クッズ部隊の元司令官アフマド・バヒディ氏は🇮🇱イスラエルへのミサイル攻撃後「テルアビブとハイファを破壊する事もできたが、そうはしなかった。
もしイスラエルが間違いを犯した場合、我々は決定を変更し次の事を証明するかもしれない」と語った。 「我々はできる。一夜にしてテルアビブを徹底的に破壊するだろう。」🐸

イランは1日、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したと発表した。レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対する軍事行動への報復攻撃という。イスラエル側は180発を超えるミサイル攻撃を受け、防空システムで迎撃を行ったと発表した。

これを受け、米国は同盟国イスラエルへの全面的な支持を表明。一方でイランは、自国への攻撃があれば「強力な攻撃」を招くことになるとけん制した。

両国の戦火拡大への懸念から原油価格は一時5%急騰し、国連安全保障理事会は2日に中東情勢に関する会合を開催することを決めた。

イスラエルのネタニヤフ首相は安全保障関連の会議で「イランは今夜大きな過ちを犯した。代償を払うことになるだろう」と述べた。

イラン革命防衛隊は攻撃について、イスラエルによるイスラム組織指導者らの殺害と、レバノンパレスチナ自治区ガザへの侵攻に対する報復だと述べた。イスラエルが報復に出れば、イランの対応は「より壊滅的で破滅的なもの」になると警告した。

イラン国営通信社によると、イスラエルの軍事基地3カ所が標的になった。革命防衛隊は、初めて極超音速ミサイル「ファタハ」を使用し、ミサイルの90%が目標に到達したとしている。

イランのミサイル発射後、イスラエル国内では警報のサイレンが鳴り響き、市民らが防空壕などに避難した。エルサレムなどでは爆音が聞こえた。国営テレビの記者らが生中継中に地面に伏せる姿が放映された。

イスラエル軍のハガリ報道官は、ミサイルの大半は「イスラエルと米国主導の防衛連合によって」迎撃されたとし、「イランの攻撃は深刻かつ危険なエスカレーションだ」と批判した。

また中部や南部にも攻撃があり、イスラエル軍の動画によると、中部ハデラの学校に大きな被害が出た。同国内では負傷者の報告はないが、占領下のヨルダン川西岸で男性1人が死亡したという。

国防総省は、米軍艦艇がイランのミサイルに約12発の迎撃ミサイルを発射したと発表した。

バイデン米大統領イスラエルへの全面的な支持を表明し、イランの攻撃は「効果がなかった」と述べた。また、ネタニヤフ首相と協議する考えも示した。

大統領選の民主党候補であるハリス副大統領は、イランが「中東の不安定化を招く危険な勢力であると明確に認識している」と述べた。

ロイターの記者は、隣国ヨルダンの領空でミサイルが迎撃される様子を目撃。イスラエル軍によると、イランの攻撃を受けてイスラエルの空域は閉鎖された。イスラエル軍はその後、警報や避難指示を解除した。

イスラエルのダノン国連大使は声明で「われわれはこれまでも国際社会に対し明らかにしているが、イスラエルを攻撃するいかなる敵も痛みを伴う対応を覚悟しなければならない」と言明した。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、攻撃を「重大なエスカレーション」と非難。「われわれは今回の攻撃には重大な結果が伴うことを明確にしており、それを示すためにイスラエルと協力する」と述べた。

イランはシリアのイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことを巡り、4月にもイスラエルを攻撃したが、米国防総省によると、今回の攻撃はその約2倍の規模だという。

イラン軍は声明で、イスラエルが報復攻撃を行えば同国のインフラが「大規模な破壊」に見舞われることになるとし、関与した同盟国の地域資産も標的にすると警告した。

イラン外務省は今回の作戦について防衛目的だとし、イスラエルの軍事施設と治安施設のみを狙ったものだと説明した。

国連のグテレス事務総長は事態悪化を非難し、「この状況を止めなければならない。攻撃停止が絶対に必要だ」と強調した。

イランは1日、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したと発表した。レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対する軍事行動への報復攻撃という。イスラエル側は180発を超えるミサイル攻撃を受け、防空システムで迎撃を行ったと発表した。

これを受け、米国は同盟国イスラエルへの全面的な支持を表明。一方でイランは、自国への攻撃があれば「強力な攻撃」を招くことになるとけん制した。

両国の戦火拡大への懸念から原油価格は一時5%急騰し、国連安全保障理事会は2日に中東情勢に関する会合を開催することを決めた。

イスラエルのネタニヤフ首相は安全保障関連の会議で「イランは今夜大きな過ちを犯した。代償を払うことになるだろう」と述べた。

イラン革命防衛隊は攻撃について、イスラエルによるイスラム組織指導者らの殺害と、レバノンパレスチナ自治区ガザへの侵攻に対する報復だと述べた。イスラエルが報復に出れば、イランの対応は「より壊滅的で破滅的なもの」になると警告した。

イラン国営通信社によると、イスラエルの軍事基地3カ所が標的になった。革命防衛隊は、初めて極超音速ミサイル「ファタハ」を使用し、ミサイルの90%が目標に到達したとしている。

イランのミサイル発射後、イスラエル国内では警報のサイレンが鳴り響き、市民らが防空壕などに避難した。エルサレムなどでは爆音が聞こえた。国営テレビの記者らが生中継中に地面に伏せる姿が放映された。

イスラエル軍のハガリ報道官は、ミサイルの大半は「イスラエルと米国主導の防衛連合によって」迎撃されたとし、「イランの攻撃は深刻かつ危険なエスカレーションだ」と批判した。

また中部や南部にも攻撃があり、イスラエル軍の動画によると、中部ハデラの学校に大きな被害が出た。同国内では負傷者の報告はないが、占領下のヨルダン川西岸で男性1人が死亡したという。

国防総省は、米軍艦艇がイランのミサイルに約12発の迎撃ミサイルを発射したと発表した。

バイデン米大統領イスラエルへの全面的な支持を表明し、イランの攻撃は「効果がなかった」と述べた。また、ネタニヤフ首相と協議する考えも示した。

大統領選の民主党候補であるハリス副大統領は、イランが「中東の不安定化を招く危険な勢力であると明確に認識している」と述べた。

ロイターの記者は、隣国ヨルダンの領空でミサイルが迎撃される様子を目撃。イスラエル軍によると、イランの攻撃を受けてイスラエルの空域は閉鎖された。イスラエル軍はその後、警報や避難指示を解除した。

イスラエルのダノン国連大使は声明で「われわれはこれまでも国際社会に対し明らかにしているが、イスラエルを攻撃するいかなる敵も痛みを伴う対応を覚悟しなければならない」と言明した。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、攻撃を「重大なエスカレーション」と非難。「われわれは今回の攻撃には重大な結果が伴うことを明確にしており、それを示すためにイスラエルと協力する」と述べた。

イランはシリアのイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことを巡り、4月にもイスラエルを攻撃したが、米国防総省によると、今回の攻撃はその約2倍の規模だという。

イラン軍は声明で、イスラエルが報復攻撃を行えば同国のインフラが「大規模な破壊」に見舞われることになるとし、関与した同盟国の地域資産も標的にすると警告した。

イラン外務省は今回の作戦について防衛目的だとし、イスラエルの軍事施設と治安施設のみを狙ったものだと説明した。

国連のグテレス事務総長は事態悪化を非難し、「この状況を止めなければならない。攻撃停止が絶対に必要だ」と強調した。

🔸イランによる攻撃の詳細
イスラエルに180発の弾道ミサイルを発射(ただし、エルサレム・ポスト紙はミサイル400発と報じる)。
・攻撃の第一波で発射したミサイルの8割が標的に命中(イラン国営通信Fars)。
イスラエルによる「占領地域」の重要な軍事施設(空軍基地、防衛システム)のみを破壊(イスラム革命防衛隊)。
イスラエル南部アシュケロンのエネルギー施設を破壊(イラン国営通信Tasnim)
イスラエル南部ネバティム空軍基地を破壊(イラン国営通信Tasnim)
・F35戦闘機を20機以上破壊(イラン・メディア、なおイスラエル軍は報道内容を否定)
・攻撃にあたって米国には事前通告を行わなかった(イラン国連大使)。

🔸イラン当局の声明
・イランはイスラエルとの戦争を望んでいないが、あらゆる脅威には果敢に対抗する。イランの攻撃は地域における平和と安全のために実施された(ペゼシュキアン大統領)
・国連安保理が機能せず、イスラエルが超えてはならない一線を全て超えたことから、イランは今回の措置を講じることになった(イラン国連大使
・今回の攻撃はイスラエルシオニズム政権によるテロ攻撃への報復である(イラン国連大使
・今回の攻撃は自衛措置であり、宣戦布告ではない。イスラエルがこの攻撃に反応した場合、壊滅的被害を追加で与える(イスラム革命防衛隊)。
イスラエルの同盟国がイランを攻撃すれば、そうした国々の中東における基地、及び利益に関わる施設を破壊する(イラン軍参謀本部

🔸イスラエル、米国による被害の評価
・今回の攻撃による死者はいない(米ホワイトハウス
・イランのミサイルは中部、南部で一部が着弾したものの、防空システムにより被害は最小限に抑えられた(イスラエル軍

イランのアラグチ外相は2日、イスラエルに対し「自衛」措置を講じたとし、イスラエル側がさらなる報復を招く決定をしない限り、イランの措置は終了したとⅩに投稿した。

イランは1日、複数の親イラン武装組織指導者殺害への報復として、イスラエルに向けて多数のミサイルを発射した。

アラグチ氏は今回の措置について、パレスチナ自治区ガザにおける停戦の余地を与えるため多大な自制を行った上で踏み切ったと説明。

「われわれの措置はイスラエルがさらなる報復を招く決定をしない限り終了した」としつつ、イスラエルがそうした決定をした場合、イランの対応は「より強力になる」とけん制した。

イラン外務省は先に、地域の平和と安全に対する脅威を回避するため「意味のある行動」を取るよう国連安全保障理事会に求めた。

イスラエルのネタニヤフ首相は1日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃は失敗したと述べた上で、報復する姿勢を鮮明にした。

ネタニヤフ首相は安全保障に関する会議の冒頭で「イランは今夜大きな過ちを犯した。その代償を払うことになる」と言明。「イランの政権は、イスラエルが自国を守ろうとする決意と敵に報復するという決意を理解していない」と述べた。

11月の米大統領選を戦う民主党候補ハリス副大統領は1日、イランが「中東の不安定化を招く危険な勢力であると明確に認識している」と言明した。

イスラエル軍は同日、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表。180発超のミサイルが国内に向け発射されたという。イスラエルは、イランの攻撃が「重大な結果をもたらす」として、報復を示唆した。

ハリス氏は、今回のイランによる攻撃の影響を巡り精査中としつつも、イスラエルが米国の支援を受け攻撃を撃退したという初期の兆候があると述べた。

その上で、イスラエルがイランやイランが支援する勢力から「自国を防衛する能力を維持することを常に確実にしたい」と表明した。

これに先立ち、バイデン大統領はイスラエルがイランのミサイル攻撃にどのように対応すべきか活発な議論が続いており、イランがどのような結果に直面するかはまだ分からないという認識を示した。

バイデン氏は、米国が積極的にイスラエルの防衛を支援し、イランの攻撃は無効化されたようだとし、米国はイスラエルを「全面的に支持する」と言明した。

イスラエルのネタニヤフ首相と会談するとも述べた。

🇮🇱🤝🇺🇸🇬🇧🇫🇷イランがイスラエルに発射したミサイルの迎撃作戦には米国のミサイル駆逐艦「バルクリー」と「コール」が参加した。米国防総省のライダー報道官が明らかにした。

報道官によると、米国には中東地域の様々な脅威に対抗できる能力があるという。

また、米国務省のミラー報道官は同盟国に対し、イスラエル防衛作戦に参加したことを公言しても構わないと発言した。これを受け、英国とフランスが作戦参加を公けに認めた。

なお、イラン・メディアによると、発射されたミサイルの8割が着弾したとのこと。米国の最新防空システムでもイランのミサイル迎撃は困難と報じられている。

オースティン米国防長官は1日夜、イランがイスラエル弾道ミサイルで攻撃したことを受け、イスラエルのガラント国防相と電話会談し、米国が中東における自国の利益を守るために「万全の態勢を整えている」と述べた。

国防総省は「オースティン長官は、米国がイランや同国が支援するテロ組織の脅威に直面しても、米国人、同盟国、パートナーを守る万全の態勢を整えていることを再確認した」と声明で述べた。

またオースティン長官はXに「イランから発射された200発近い弾道ミサイルに対するイスラエルの連携防衛について互いに評価し、今後も緊密に連絡を取り合うことを約束した」と投稿した。

イランはこの日、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射。レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対する軍事行動への報復攻撃だとした。

英国のヒーリー国防相は1日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃を受けたさらなる事態悪化を防ぐために英軍が役割を果たしたと明らかにした。

スターマー首相は先に、イスラエルの安全保障に対する「揺るぎないコミットメント」を表明していた。

イランは1日、レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対する軍事行動への報復攻撃として、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したと発表。イスラエルは敵に対して「痛みを伴う対応」を警告した。

スターマー氏はイスラエルの防衛を支援するために英軍を動員する用意があるかとの質問に、イスラエルには自衛権があり、「関連する最新情報は適時提供される」と答えていた。

その後、ヒーリー氏は「英軍は今夜、中東でのさらなるエスカレーションを防ぐ試みの一翼を担った」とXに投稿。軍関係者に謝意を示した。詳細には言及しなかった。

国防省は英軍がどのように関与したかに関するロイターのコメント要請に応じていない。

英首相府報道官によると、スターマー氏は1日午後、イスラエルのネタニヤフ首相と会談。緊張が高まる中東情勢について協議した。

スターマー氏は首脳会談中に始まったイランの攻撃を「最も強い言葉」で非難したという。

スターマー氏は記者団に「容認できない。われわれはイスラエルと共にあり、この攻撃に対するイスラエル自衛権を認める。イランは攻撃を止めなければならない」と語った。

フランス政府は2日、イランがイスラエルへの報復措置としてミサイル攻撃を行ったことを受け、イランの脅威に対処するため中東地域に軍を追加派遣したと明らかにした。また国連安全保障理事会の会合を招集したと発表した。

政府は安全保障に関する緊急閣僚会議を開き、中東情勢について協議した。大統領府は「フランスはイスラエルの安全保障に尽力しており、本日、イランの脅威に対抗するため中東で軍事資源を動員した」とする声明を発表した。

追加派遣の具体的な内容は明らかにされていない。

マクロン氏は声明でレバノンの親イラン武装組織ヒズボライスラエルに対するテロ行為をやめるよう改めて求めた。

また、安保理の決議を厳格に順守してレバノンの主権と領土の一体性が回復されることを望むとした。

レバノンを支援する会議を近く開催するとし、緊張緩和に向けた外交努力の一環として外相に同地域を訪問するよう指示した。

「大統領はレバノンと中東のフランス人の安全と保護に配慮し、支援のために必要なあらゆる措置を講じ、必要であれば保護するよう求めた」とした。

外務省はバロ外相が外交努力を調整するためにブリンケン米国務長官と会談したと明らかにした。

2日午後に中東情勢を協議するため安保理の会合を招集したと発表した。

イランは1日、複数の親イラン武装組織指導者殺害への報復として、イスラエルに向けて多数のミサイルを発射した。

イランのアラグチ外相は2日、イスラエルに対し「自衛」措置を講じたとし、イスラエル側がさらなる報復を招く決定をしない限り、イランの措置は終了したとⅩに投稿した。

イスラエルは報復を示唆している。

#ジェフリー・サックス「ネタニヤフ『イスラエル消滅』」「大イスラエル」「第6艦隊」

米ニュースサイトのアクシオスは2日、イスラエル当局者の話として、同国がイランによる1日のミサイル攻撃に対する「大規模な報復」を数日中に開始すると伝えた。

イラン国内の石油生産施設やその他の戦略的拠点を標的にする可能性があるという。

格付け会社S&Pグローバルは1日、イスラエル長期格付けを「Aプラス」から「A」に引き下げた。レバノンの親イラン武装組織ヒズボラとの紛争激化による経済と財政へのリスクを理由に挙げた。

S&Pは経済的影響を悪化させかねないイスラエルへのロケット弾による報復攻撃など潜在的な安全保障上の脅威に対する懸念を示した。

パレスチナ自治区ガザでの軍事活動とレバノンへの地上侵攻を含むイスラエル北部国境での戦闘の激化は2025年まで続く可能性があり、イスラエルへの報復リスクがあるとみている」とした。

格付け見通しは「ネガティブ」に据え置いた。

ムーディーズは先週、イスラエルの格付けを「A2」から「Baa1」へ2段階引き下げ、ヒズボラとの緊張が全面的な紛争に発展した場合、格付けをさらに引き下げ「ジャンク(投機的等級)」にする可能性があると指摘した。

格付け会社ムーディーズが先月27日、イスラエルの格付けを「A2」から「Baa1」に2段階引き下げたことについて、アナリストらはこの格下げが今後も続くとの見方を示している。地政学的リスクの一段の高まりが背景にある。

イスラム組織ハマスおよびレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラとの衝突激化はイスラエルの歳出拡大に拍車をかけており、過去の紛争時ほど経済が迅速に回復しないとの公算が大きい。

こうした情勢を背景に、ムーディ―ズは、現在高まっているヒズボラとの緊張が全面的な紛争に発展した場合、格付けをさらに複数段階引き下げる可能性を指摘している。

今回の引き下げは、紛争が激化する中で同国の経済見通しが不透明であることを反映していると言えるが、イスラエル政府関係者などからは反発する声も上がっている。

ハポアリム銀行のエコノミスト、ビクター・バハール氏は「Baa1は通常、イスラエルほど財政が健全でなく発展していない国に対する格付けだ」と指摘。

さらに格付けが引き下げられれば、イスラエルは投資適格級の格付けを失うことになる。イスラエルの元銀行規制当局者ヤイール・アビダン氏は「現在の格付けを維持するには、解決しなければならない問題がたくさんある」との認識を示した。

<疑問視される迅速な回復可能性>

フィッチはイスラエル政府が国境防衛強化に伴い、軍事費を戦闘開始前の水準から対国内総生産(GDP)比1.5%近くに恒久的に増加させると予想。S&Pグローバルも国防費の増加でイスラエル財政赤字が拡大するとみている。

ムーディーズも、紛争が長期化し解決の見通しが立たないことを背景に、経済の迅速な回復を疑問視していると述べた。

イスラエル銀行(中央銀行)元総裁のカルニット・フラッグ氏は「これは、リスクがこれまでの想定以前に高まっており、状況が急速に悪化していると捉えられていることを強く示唆している。ムーディーズが財政見通しに関してイスラエル政府に信頼を置いていないことは明らかだ」と指摘した。

一方、スモトリッチ財務相を含むイスラエルの政治家らは、格付け会社フィッチとS&Pグローバルに続くムーディーズによる格下げは、イスラエル経済の強さを過小評価しているとの見方を示す。

ニューメッド・エナジー最高経営責任者(CEO)ヨシ・アブ氏も、ムーディーズの決定はイスラエルの回復力と精神に対する理解の欠如を反映した「大きな間違い」だとの見方を示している。

イスラエル会計検査院長ヤリ・ローテンバーグ氏は、複数の紛争が経済的代償を伴うことは明らかだが、ムーディーズによる今回の格下げに「正当性はない」と指摘する。
しかし、イスラエルの経済成長は明らかに打撃を受けており、第2・四半期のGDP成長率は年率で0.7%に減速している。

ライヒマン大学アハロン経済政策研究所は、地上戦を含むヒズボラとの全面衝突により、今年の経済成長は3.1%縮小し、財政赤字はGDP比で9.2%に拡大すると予測している。

イスラエルのスモトリッチ財務相は先月、戦費調達のため、25年に350億シェケルの広範な歳出削減のほか、税率、給付金、賃金の凍結を計画していることを発表している。

イスラエル警察によると、商都テルアビブで銃乱射事件が発生し、少なくとも6人が死亡、9人が負傷した。

当局によると、2人の「テロリスト」がテルアビブ市内の鉄道駅から徒歩で移動しながら銃撃を開始した。その後、民間人と当局者に銃撃され死亡した。

この攻撃はイランがイスラエルに向けてミサイルを発射する直前に発生。テレビ映像には、武装した男らが鉄道駅で降りて発砲する様子が映っていた。

犯行声明は出ていないが、スモトリッチ財務相によると、犯人の2人はヨルダン川西岸のヘブロン市出身のパレスチナ人だという。

イスラエル軍のハガリ報道官は1日、イスラムシーア派組織ヒズボラが昨年10月7日にイスラエル南部で起きたイスラム組織ハマスによる奇襲と同様の攻撃をイスラエルに仕掛けようとしていた計画が明らかになったと発表した。同軍がここ数カ月にわたりレバノン南部で行った作戦から判明したという。

ガリ報道官は、「トンネルや民家の地下に武器庫を発見し、イラン製の最新兵器を含む武器を押収し、破壊した」と述べた。

さらに、兵士のボディカメラで撮影された映像を公開。イスラエルの3村から国境を隔てた場所にあるレバノンの3村の地下にヒズボラが掘ったとみられるトンネルが映っている。イスラエルの地域や軍の駐屯地を示す地図も発見したという。

レバノンとの国境付近から避難している住民が安全に帰還できるまで地上作戦は継続するとしつつも、可能な限り早期に攻撃を終わらせる考えと強調。「われわれは(レバノンの首都)ベイルートレバノン南部の都市に向かうことはない。国境に隣接する村落地域に集中している」とした。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・357日目②)

イスラエルのカッツ外相は2日、SNSへの投稿で国連のグテーレス事務総長を外交上受け入れられない人物だとしてペルソナ・ノン・グラータ=「好ましからざる人物」に指定しイスラエルへの入国を禁止すると発表しました。

このなかで「イランによるイスラエルへの攻撃を明確に非難できない者は、イスラエルの地に足を踏み入れる資格はない。グテーレス事務総長は去年10月のイスラム組織ハマスによる虐殺をいまだに糾弾していない」などとしています。

イスラエル軍は1日夜から2日未明にかけパレスチナ自治区ガザの各地を攻撃し、現地の医療関係者によると少なくとも60人が死亡した。市民が避難している学校などが攻撃を受けた。

イスラエルの戦車が、ガザ南部ハンユニスの東部と中部に進攻。一部はその後退却したが、公共ラジオ「パレスチナの声」やイスラム組織ハマスのメディアによると、少なくとも40人が死亡、数十人が負傷した。

ガザ市では、避難民が身を寄せている学校が空爆され17人が死亡、別の避難施設も攻撃され少なくとも5人が死亡した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・358日目①)