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著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRKa.N), opens new tabは保有する米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)(BAC.N), opens new tab株の売却をさらに進め、7月以降の売却総額は100億ドル超となった。7日夜の当局への提出書類で分かった。

バークシャーは2011年にBofAへの投資を開始。今年7月時点の保有比率は13.1%(約450億ドル相当)だったが、今回の売却で10.1%に低下した。

米景気後退の可能性が懸念され、銀行業界の見通しが依然として不透明な中、バフェット氏による保有株売却はBofAの他の株主に不安をもたらしているようだ。

バークシャーが7月に売却を開始して以降、BofA株は7%近く下落。一方、同機関にJPモルガン・チェース(JPM.N), opens new tabは0.5%上昇、KBW銀行指数(.BKX), opens new tabは2%近く上昇している。

バフェット氏は売却の理由を明らかにしていない。バークシャーはコメントの要請に応じていない。BofAはコメントを控えた。

高市なら尚更だ。

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流通大手の「イオン」は、ことし8月までの半年間の決算について、従業員の賃上げで人件費が増えたことに加え、節約志向の高まりを受けて商品を値下げするなどしたことから、最終的な利益が去年の同じ時期より76%減ったと発表しました。

イオンが発表したことし8月までの半年間の決算は、売り上げにあたる営業収益が4兆9994億円と、去年の同じ時期より6.1%増えた一方、最終的な利益は54億円と去年より76.5%減少しました。

従業員の賃上げで人件費が280億円余り増えたことに加え、消費者の節約志向の高まりを受けて商品を値下げするなどしたことが、利益を押し下げたということです。
吉田昭夫社長は「原材料価格の上昇が続く中で、価格競争が激しくなっている。この先もコストの上昇が続くことを前提に、事業構造を変えていかなければならない」と話していました。

ファミリーマート 最終的な利益654億円

一方、コンビニ大手・ファミリーマートのことし8月までの半年間の決算は、利益率の高い衣料品や食品の売れ行きが好調だったことに加え、中国事業の再編に伴う株式の譲渡益などで、最終的な利益は654億円と去年の同じ時期を97.8%上回りました。

ただ、来店客の間では節約志向が見られるということで、細見研介社長は、「この1、2か月は、来店客の購入点数がやや減少傾向にある。今後は製品の開発力と販売キャンペーンなどの企画力の双方が問われてくる」と話していました。

暗号資産(仮想通貨)ビットコインの起源に関するHBOの新しいドキュメンタリー番組は、この仮想通貨の生みの親である「サトシ・ナカモト」が恐らくカナダ人ソフトウエア開発者のピーター・トッド氏だと示唆している。

  「Money Electric: The Bitcoin Mystery(マネー・エレクトリック:ビットコイン・ミステリー)」という100分間の番組は8日に放送され、初期からビットコインに関わってきた少数の人々へのインタビューを特集している。その中には、長年サトシ・ナカモト候補と目されている暗号解読者のアダム・バック氏、投資家のロジャー・バー氏、ビットコイン擁護者のサムソン・モウ氏およびトッド氏が含まれる。

  このドキュメンタリー番組の制作者であるカレン・ホバック氏は、初期のビットコインフォーラムへの投稿などの状況証拠を基に、トッド氏がサトシ・ナカモトだと推測している。トッド氏はこれを否定し、その考えを「ばかげている」と一蹴した。他の登場人物と同様にトッド氏は番組の中で「私はサトシ・ナカモトだ」と口にするが、冗談だと言うように笑いながら発言している。

  サトシ・ナカモトが誰なのか、そもそも人物なのかグループなのかについては、2009年1月のビットコインの登場以来多くの臆測が飛び交っている。ビットコインはその後、主流に躍り出てマイクロストラテジーのような企業が資産として計上するほか、米国ではビットコインの上場投資信託ETF)が取引され、時価総額は数十億ドルに達した。

  長年にわたり、さまざまな出版物でさまざまな人物がサトシ・ナカモトである可能性が示唆されてきた。2014年にはニューズウィーク誌が、物理学者のドリアン・ナカモト氏が「サトシ・ナカモト」だと主張したが本人は否定した。15年には、ニューヨーク・タイムズ紙が、コンピュータ科学者のニック・サボ氏を名指しした。オーストラリア人のクレイグ・ライト氏は自身がサトシ・ナカモトだと公言していたが、英国の裁判所は同氏がビットコインの生みの親ではないとの判断を下した。

  トッド氏は開発者向けプラットフォーム GitHub(ギットハブ)に応用暗号学のコンサルタントとして登録されており、トロント在住と記載されている。同姓同名の人物のリンクトインプロフィルでは、ビットコインのセキュリティープロバイダー、コインカイトの「チーフネイセイヤー(反対する人)」、匿名化ウォレットサービス、ダーク・ウォレットのチーフサイエンティスト、「マスターコイン」プロジェクトのチーフサイエンティストとして記載されている。プロフィルによれば、同氏は11年に統合メディアの学士号を取得してOCAD大学を卒業している。

  ビットコインの概要を説明したホワイトペーパーは08年に発表され、ビットコインネットワークは09年にオンライン化された。トッド氏は長年、サトシ・ナカモトの可能性がある人物として取り沙汰されてきた。

  サトシ・ナカモトは11年以降、消息不明となっているが、彼または彼らは依然として重要な存在だ。サトシ・ナカモトのウォレットには約100万ビットコインが保管されており、現在の価格で約624億ドル(約9兆2600億円)に相当する。ビットコインの生みの親が何か行動を起こせば、価格が暴落する可能性がある。しかし、生みの親のトークンはここ何年も動いていない。

  生みの親の身元は、政府や企業が世界最大の仮想通貨であるビットコインを採用する意欲に大きな影響を与える可能性もある。

原題:HBO Documentary Suggests Bitcoin Creator Is Developer Peter Todd(抜粋)

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