北朝鮮、ICBM発射発表 金正恩氏「核兵器強化の姿勢は不変」 https://t.co/L3pE0x6CMs https://t.co/L3pE0x6CMs
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北朝鮮は31日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、新たな記録を達成したと発表した。国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が伝えた。
発射実験に立ち会った金正恩朝鮮労働党総書記は、敵の危険な行動で核戦力強化の必要性が浮き彫りになったと表明。核兵器強化の姿勢は不変だと述べた。
「発射実験は、このところ地域情勢を意図的に激化させて北朝鮮の安全保障に脅威をもたらしていた敵に、われわれの対抗する意思を示すという目的を完全に果たす適切な軍事行動だ」と発言した。
【金正恩氏のコメント全文 北朝鮮、異例の当日報道】
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🇰🇵 北朝鮮の国営朝鮮中央通信は31日、同日のミサイル発射について、最高指導者の金正恩総書記のコメントとともに伝えた。通常、ミサイル実験の発表は翌日以降が多いが、今回は異例の当日中の報道となった。… https://t.co/pXa9gCnHF5 pic.twitter.com/3MVpuJtHGh
🇰🇵 北朝鮮の国営朝鮮中央通信は31日、同日のミサイル発射について、最高指導者の金正恩総書記のコメントとともに伝えた。通常、ミサイル実験の発表は翌日以降が多いが、今回は異例の当日中の報道となった。
同通信は、「戦略ミサイル能力の最新記録を更新した」と強調。以下の金正恩総書記のコメント(日本語版原文ママ)も掲載し、「核戦力強化に変更はない」との姿勢を改めて示した。
🗨️「今回の発射は、最近、意図的に地域情勢を激化させ、共和国の安全を脅かしてきた敵にわれわれの対応意志を示すのに全的に合致する適切な軍事活動であり、またわが国家の戦略攻撃武力を絶えず高度化する道程で必須の工程である。
われわれが最近目撃している敵の危険な核同盟強化策動とさまざまな冒険主義的軍事活動は、われわれの核戦力強化の重要性を一層浮き彫りにしている。
われわれは、いかなる脅威が国家の安全影響圏に接近するのを絶対に許してはならない。
わが国家の安全状況と増大する展望的な脅威と挑戦は、われわれをして現代的な戦略攻撃武力を引き続き強め、核対応態勢をより完璧に整えることを求めている。
朝鮮民主主義人民共和国は、核戦力強化路線を絶対に変えないということを確言する」
ℹ️ 北朝鮮は31日、ICBM級ミサイルの発射実験を行った。最高高度は7000キロ超、飛翔時間は1時間26分と推定され、いずれも過去最高。飛行距離は約1000キロで、日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海上に落下したとみられる。
北朝鮮は従来、韓国は同民族であり最終的な統一を目指す方針をとっていたが、2019年以降は方針転換し、「韓国は別国」との理解を示している。このごろでは憲法改正で、韓国を「敵国」として認定したとの見方もある。
韓国当局、北朝鮮へのビラ散布を阻止 拉致被害者家族が計画 https://t.co/v3QG44HJNi https://t.co/v3QG44HJNi
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北朝鮮に拉致されたと思われる韓国人の家族でつくる団体は31日、北朝鮮を批判するビラを付けた風船を北方に飛ばす計画が地元当局によって阻止されたと発表した。
北朝鮮は今年、ゴミなどを付けた多数の風船を韓国側に飛ばした。南の活動家が北朝鮮の指導者を批判するビラなどを付けた風船を飛ばしてきたことに対する報復だと説明していた。
拉致被害者家族団体は「われわれの車は止められ、持ち物を没収された」と指摘。妨害したのは警察官グループだとし、新たな計画について許可を求める方針だと付け加えた。
現場に近い坡州市の当局は、北朝鮮批判のビラ散布計画に関連した人々の立ち入りを禁止したと発表。同市がある京畿道は今月、緊張の高まりと境界沿いの町に住む人々への危険性を理由に、ビラ散布を取り締まると表明していた。
#朝韓(風船・ビラ)
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