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シリア反体制派の急速な侵攻を受け、米政権当局者らの間では、アサド政権は数日後にも崩壊する可能性があるとの見方が強まっている。米当局者5人がCNNに語った。

当局者らは、アサド政権の今後についてはさまざまな見方があり、崩壊が決まったわけではないと説明。そのうえで、ある当局者は「崩壊のシナリオが現実味を帯びてきたとの見方で一致し始めている」と話した。

別の当局者は「次の週末までにアサド政権は権力をすっかり失っているだろう」と話し、「反体制派の征服を遅らせる唯一の道は整然としたクーデターと再編だが、それができる代替勢力はすでにアサド政権が抑え込んでいる」との認識を示した。

シリア情勢をめぐる米国の情報に詳しい関係者は、反体制派が攻勢を強めてきた背景として、政府軍が戦闘を継続せず、ほとんど抵抗していない状況を指摘。首都ダマスカスへの進攻に対し、政府軍が持ちこたえられるかどうかが問題だと話した。

反体制派はこの1週間あまりで主要都市のアレッポとハマを制圧し、さらにダマスカスへ向かった。

8日未明には、そのルート上にある要衝ホムスを「完全に解放」したと発表。現地からの映像には、住民らが街に出て喜ぶ場面が映っていた。

ダマスカスの住民からは、すでに反体制派が市内に到達し、戦闘が起きているとの情報も入った。

反体制派の進攻に詳しい情報筋はCNNに、「ダマスカスは軍事的に陥落した」と語った。夜の間に偵察隊が市内に入り、アサド大統領を捜したが見つからなかったという。

反体制派は、アサド政権から離反しようとする高官らと接触していると主張した。

内戦が続くシリアで、アサド政権の打倒を掲げて攻勢を強める反政府勢力は8日、「首都ダマスカスへの進攻を開始した」と主張しました。首都をめぐる攻防戦となれば、市民を巻き込んで戦闘が激化することが懸念されます。

シリアでは先月27日以降、アサド政権の打倒を掲げる反政府勢力が攻勢を強めていて、北部の主要都市アレッポや中部の要衝ハマを制圧したのに続き、8日、首都ダマスカスに通じる中部の別の要衝ホムスも制圧したとしています。

ロイター通信が配信したホムスの映像では、人々がアサド大統領のポスターを踏みつける様子が写っていて、「アサドは失脚せよ」などと声を上げています。

また、反政府勢力は南部でも各都市の掌握を進めながらダマスカスを目指していて、南北から首都をうかがう情勢となっています。

こうした中反政府勢力は8日、SNS「首都ダマスカスへの進攻を開始した」と主張しました。

反政府勢力は、アサド政権を軍事面で支えてきたロシアや、レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラがそれぞれウクライナ侵攻やイスラエル軍との戦闘の対応に追われるなか、一気に攻勢に乗り出した形です。

こうした中、戦闘の激化とともに人道状況の悪化も懸念されていて、国連は6日、シリアでは先月27日以降、少なくとも37万人が住まいを追われたと明らかにしました。

現地では、厳しい寒さの中、路上や車内で寝泊まりをせざるをえない人もいるとして、国連は戦闘の一刻も早い停止を呼びかけていますが、首都をめぐる攻防戦となれば、市民を巻き込んで戦闘が激化することが懸念されます。

トランプ氏 “アメリカは関わるべきではない”

シリア北東部などには、過激派組織IS=イスラミックステートの勢力が再び拡大しないよう、アメリカ軍の部隊およそ900人がいまも駐留しています。

そうした中、アメリカのトランプ次期大統領は7日、現在のシリア情勢をめぐってSNSに投稿し「シリアは混乱しているが、我々の友人ではない。アメリカは関わるべきではない。これは我々の戦闘ではない。巻き込まれるな」と主張しました。

内戦が続くシリアで再び戦闘が広がり情勢が緊迫する中、アサド政権の後ろ盾となってきたロシア、イラン、それに反政府勢力を支援してきたトルコの外相が会談しました。政権側と反政府側との対話を促すことで一致したということで、事態収束の糸口となるか注目されます。

緊迫するシリア情勢をめぐり、アサド政権の後ろ盾となってきたロシアとイラン、それに、一部の反政府勢力を支援してきたトルコの外相が7日、カタールの首都ドーハで会談しました。

会談後、イランのアラグチ外相は報道陣に対し「戦闘はただちに終わらせるべきで、シリア政府と反政府勢力の間で政治的対話を始めることが重要だと合意した」と述べ、双方に対話を促すことで一致したと明らかにしました。

ただ、ロシアのラブロフ外相は、会談のあと記者団に対し「現時点での主要な課題は、戦闘を止めることだ」と述べた上で、あらゆる手段を講じて反政府勢力に対抗していくという考えを示しました。

一方、トルコのエルドアン大統領は7日、演説で「トルコは歴史の正しい側にいる」と述べ一部の反政府勢力を支援してきたトルコの立場の正当性を主張したうえで「われわれは異なる価値観が平和的に共存するシリアを見たい。その実現を期待している」と述べ、双方の対話への期待感を示しました。

シリアでは先月下旬から反政府勢力が各地で攻勢を強め情勢が緊迫していて、今回の会談が事態収束の糸口となるか注目されます。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・425日目②)

シリアの反政府勢力は8日、政権軍の抵抗なく首都ダマスカスに入り、ダマスカスが「アサド大統領から解放された」と発表した。一方、シリア高官は、陸軍司令部がアサド政権の終焉を将兵らに通達したとロイターに語った。

これに先立ち、軍の幹部2人はロイターに対し、アサド氏が8日にダマスカスから飛行機で出発したと語った。目的地は不明という。

反政府勢力は「われわれは捕らわれた仲間を解放し、セドナヤ刑務所における不正の時代の終焉を告げるニュースをシリア国民とともに祝う」と表明。同刑務所はダマスカス郊外にある大規模な軍事刑務所で、シリア政府は数千人を拘束していた。

目撃者によると、ダマスカスの主要広場には数千人が集まり、手を振りながら「自由」を唱えている。

飛行中の航空機を追跡するフライトレーダーのデータによると、首ダマスカスが反体制派に支配したと伝えられた頃、シリア航空の飛行機がダマスカス空港を離陸。同機は当初、アサド政権のアラウィ派が拠点とするシリア沿岸部に向かっていたが、突然Uターンし、数分間反対方向に飛行した後、地図から消えた。ロイターは搭乗者を確認できていない。

反政府勢力は8日早朝、わずか1日の戦闘で中部の主要都市ホムスを完全に支配したと発表していた。

政権軍の撤退後、ホムスの住民数千人が通りに繰り出し、解放を喜んだ。

🇸🇾シリアからの噂がネット上で広がっている

バッシャール・アル・アサドはロシアのIl-76に乗りダマスカスを出発したと言われている。

その後、監視チャンネルは航空機がレーダーから消えたと報じた。

シリア・アラブ軍はすべての部隊の解散を発表したと言われている(タルタスやラタキアでも?)

テロリストはダマスカス国際空港を含むシリアの首都と国営テレビ・ラジオを掌握したとされる。

  • シリア政府のトップは「平和的に国の権力を移譲する」用意があると宣言したと言われている。
  • シリア暫定政府は最初の声明を発表した。アサド政権は崩壊し現在シリアでは「民主主義が構築される」と伝えている。🐸

⚠️🇸🇾 アサド機、ダマスカス発後に撃墜された可能性

同ネットワークは航空機の航路を追跡るウェブサイトのスクリーンショットを引用している。

そのデータによると、アサドの所有とされるIL-76(機体番号RB9218)はホムスの西20kmの急な弧を描いて着陸した。

機体は地対空ミサイルに撃たれたと噂されている。🐸

🚨🇸🇾ハヤト・タハリール・アル=シャムはバッシャール・アル=アサドを乗せたとされるIL-76を撃墜したと主張している。

テロリストが首都の空港を占拠する数分前に、シリア空軍のIL-76輸送機がダマスカスから飛び立った。

一部の報道によればバッシャール・アル=アサド前シリア大統領が搭乗していたという。

航空機は急速に高度を下げ始めテロリストの支配下にあるホムス地方のレーダーから姿を消した。

未確認情報によると航空機は墜落したという…🐸

【シリア首相、武装勢力接触

❗️ シリアのジャラリ首相は、自分と閣僚の一部は、ダマスカスに残っていると述べた。また、ダマスカスに入ったテロ組織「タハリール・アル=シャーム」(ロシアではテロ組織として活動禁止)の指導者とコンタクトを取った、とアル=アラビアテレビが報じた。

ジャラリ首相は、アサド大統領と最後に連絡を取ったのは12月7日土曜日の夜で、今の大統領の所在は知らないと述べた。また、首相によれば、現在「シリアの歴史において新たな段階が始まっている」という。

【アサド氏は大統領職を退任しシリアを去った=ロシア外務省】

❗️ シリアのアサド大統領は、シリア紛争参加者達の交渉の後、大統領職を去ることを決めた、平和的に政権を引き渡すよう指示してシリアを去った。ロシアはこの交渉に参加していない。ロシア外務省が発表した。

ロシア外務省は、シリア情勢が悪化する中、ロシアはシリア反体制派のあらゆるグループと接触していると明かした。

また、シリアのロシア軍基地は厳戒態勢にあり、現段階で安全に対する脅威はない、とロシア外務省は述べている。

内戦が続くシリアで、アサド政権の打倒を掲げて攻勢を強める反政府勢力は8日、国営テレビを通じて「首都ダマスカスは解放された。独裁者アサドを打倒した」と主張しました。政権側からの発表はありませんが、反政府勢力はアサド大統領が首都から逃亡したとも主張していて、アサド政権は崩壊したとみられます。

目次

シリア首相 政権移譲に協力する考え
【解説動画】これまでの情報と今後の動き
反政府勢力とは
シリア内戦とは

米大統領補佐官「アサド氏の軍は形骸化」

シリアでは11月27日以降、アサド政権の打倒を掲げる反政府勢力が攻勢を強めていて、北部の主要都市アレッポや、首都ダマスカスに通じる中部の要衝ホムスなどを制圧しました。
また、反政府勢力は南部でも各都市の掌握を進めていて、南北から首都ダマスカスに迫りました。

反政府勢力は8日、占拠したとみられる国営テレビを通じて「首都ダマスカスは解放された。独裁者アサドを打倒した。シリアにいる罪のない囚人は全員、解放された」と主張しました。

反政府勢力はアサド大統領が首都から逃亡したとも主張していて、アサド政権は崩壊したとみられます。

反政府勢力は、アサド政権を軍事面で支えてきたロシアやレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラが、それぞれウクライナ侵攻やイスラエル軍との戦闘の対応に追われるなか、大規模な攻勢に乗り出し、アサド政権は守勢にたたされて一気に弱体化しました。

ダマスカス 喜ぶ市民

ダマスカスでは、市民が車から降りて音楽を鳴らしたり、軍が放置したとみられる戦車の上に乗ったりして喜んでいる様子が確認できます。

ロイター通信によりますと、ダマスカスの広場には車や徒歩で数千人の市民が集まっていたということです。

シリア首相 政権移譲に協力する考え

シリアのジャラリ首相は8日、インターネット上でビデオ声明を発表し「私はいま自宅にいる。私たちは反政府勢力に手を差し伸べる。彼らも手を差し伸べ同じシリア人に危害を加えないと約束してくれた」と述べました。

そのうえで「今後のシリアは国民が選ぶ指導者にゆだね、われわれはその指導者と協力する用意がある」と述べ、政権の移譲に協力する考えを示しました。

また、「すべての国民の財産である公的機関へ被害を与えないようすべてのシリア人にお願いする」と述べて、国民に冷静な対応を求めました。
【解説動画】これまでの情報と今後の動き

これまでの動きについて、国際部の澤畑剛デスクの解説です。

※動画は4分26秒。8日16時半すぎのニュースで放送しました
※データ放送ではご覧になれません

反政府勢力とは

11月27日以降の反政府勢力の攻勢を主導しているのは、「シリア解放機構」と呼ばれる過激派組織だとされています。

2011年のシリア内戦開始後に結成され、アサド政権との間で戦闘を続けてきた、国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織「ヌスラ戦線」が母体となっています。

「ヌスラ戦線」の分裂をへて、「シリア解放機構」が立ち上げられ、ジャウラニ指導者のもとでシリア北西部イドリブを拠点に活動していました。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、「シリア解放機構には最大3万人の戦闘員がいると推定されている」と伝えています。

今回の攻勢についてシリア解放機構のジャウラニ指導者はアメリカのCNNテレビのインタビューで、目的はアサド政権の打倒だとしたうえで「目的達成のためすべての手段を使う」と主張していました。

シリア内戦とは

シリアでは2011年、民主化運動「アラブの春」が波及する形で、民主化を求めるデモが起こり、アサド政権がこれを武力弾圧したことをきっかけに反政府勢力との戦闘となり、激しい内戦に発展しました。

2014年には内戦の混乱に乗じて過激派組織IS=イスラミックステートが、シリアとイラクにまたがるイスラム国家の樹立を一方的に宣言して勢力を伸ばしたほか、少数民族クルド人勢力もアメリカの支援を受けて独自の戦いを展開し、内戦は泥沼化します。

2015年、劣勢に立たされていたアサド政権は、ロシアから空爆の支援を得て息を吹き返し、反政府勢力やISの支配地域を次々に奪還します。

ただ、アサド政権の攻撃は多くの民間人を巻き込み、化学兵器も使用したとして国際社会の批判を浴びてきました。

一方の反政府勢力は分裂して支配地域は北西部イドリブ県などに追い詰められ、ISも弱体化し、アサド政権は内戦での軍事的な勝利をほぼ手中に収めていました。

2020年にアサド政権の後ろ盾のロシアと反政府勢力を支援するトルコが停戦合意を交わして以降は、大規模な戦闘は起きず、戦闘はこう着状態となっていました。

国連が主導し、政治的な解決を目指すプロセスは行き詰まり、内戦の終結が見通せないなか、国連によりますと2011年からの10年で30万人を超える民間人が命を落とし、いまも680万人が国外避難をしているほか、720万人が国内での避難生活を余儀なくされています。

アサド大統領 2000年に大統領職継承

バシャール・アサド大統領は59歳。

30年にわたり独裁的な政権運営を続けた父親のハーフェズ・アサド前大統領の死去に伴い、2000年に34歳で大統領職を継承しました。以来、24年にわたって父親同様、強権的な統治を続けてきました。

2011年に「アラブの春」がシリアにも波及すると、アサド大統領は武力で弾圧し、これに反発する反政府勢力との間で戦闘となり、内戦に発展しました。

欧米諸国などはアサド大統領の退陣を求め、反政府勢力を支援しましたが、アサド大統領はロシアやイランなどの支援を受けて政権運営を続けてきました。

また、内戦では反政府勢力を北西部などの一部地域に追いやり、軍事的な勝利をほぼ手中に収めたとみられていました。

内戦が始まってから行われた過去の大統領選挙は、政権の支配地域のみで行われ、3年前の選挙ではアサド大統領が95%を超える得票で当選しました。

国連 “37万人以上が住まいを追われた”

国連は6日、シリアでは11月27日以降、少なくとも37万人が住まいを追われたと明らかにしました。

現地では、厳しい寒さの中、路上や車内で寝泊まりをせざるをえない人もいるとして、国連は戦闘の一刻も早い停止を呼びかけていますが、首都をめぐる攻防戦となれば、市民を巻き込んで戦闘が激化することが懸念されます。

米大統領補佐官「アサド氏の軍は形骸化」

アメリカ・ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は7日、国防に関するフォーラムの中でシリア情勢について「アサド大統領を支援するイラン、ロシア、ヒズボラはいずれも弱体化したり、ほかに目を向けたりしているため、アサド氏は期待していたこれらの3つの勢力の支援を受けることができず、丸腰の状態に置かれている。アサド氏の軍は形骸化している」と述べ、シリア軍が機能していないことが、反政府勢力の急速な進攻につながっていると指摘しました。

NSC報道官「バイデン大統領 非常事態を注視」

アメリカ・ホワイトハウスNSC国家安全保障会議の報道官は7日深夜、日本時間の8日午後1時すぎ、SNSに「バイデン大統領とそのチームはシリアにおける非常事態を注視している。この地域のパートナーと連絡をとりあっている」と投稿しました。

トランプ氏 “アメリカは関わるべきではない”

シリア北東部などには、過激派組織IS=イスラミックステートの勢力が再び拡大しないよう、アメリカ軍の部隊およそ900人がいまも駐留しています。

そうした中、アメリカのトランプ次期大統領は7日、現在のシリア情勢をめぐってSNSに投稿し「シリアは混乱しているが、われわれの友人ではない。アメリカは関わるべきではない。これはわれわれの戦闘ではない。巻き込まれるな」と主張しました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・426日目①)