インドのシン前首相が死去 92歳 経済自由化政策を主導https://t.co/90D6Rjipdn #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 26, 2024
インドで2004年から2期10年にわたって首相を務め、高い経済成長を実現したマンモハン・シン前首相が死去しました。92歳でした。
インドのシン前首相は、もともとは経済学者として知られ、1990年代には財務相として経済の自由化政策を主導しました。
2004年の総選挙で所属していた国民会議派が勝利して首相に就任し、2期10年にわたって首相を務め、この間に高い経済成長を実現しました。
また、日本との間では経済や安全保障などで関係強化にも取り組みました。
その一方で、2期目の任期中は閣僚の汚職疑惑などが相次ぎ、2014年の総選挙では、現在のモディ首相率いるインド人民党への政権交代を招く結果となりました。
ニューデリー市内の病院によりますと、シン前首相は現地時間の26日夜、死去したということです。92歳でした。
モディ首相は、「わが国の首相として国民生活の向上のために多大な努力を行った」と追悼するメッセージをSNSに投稿しました。
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