シリア アサド政権崩壊1か月 国際社会からの支援が焦点https://t.co/lknI4Hy5TQ #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 7, 2025
シリアでは独裁的な政権が崩壊して8日で1か月となり、暫定政権は国内の融和を進めるとともに復興に向けて今後、国際社会からの支援をどう得ていくのかが焦点となります。
親子2代、半世紀以上続いた独裁的な政権が崩壊して1か月となるシリアでは、各地の武装勢力が解散に合意する一方で「シリア解放機構」が率いる暫定政権が首都ダマスカス郊外でアサド政権の民兵の捜索を行ったと伝えられるなど、アサド政権の支持者への対応も続いているものと見られます。
また北部では、クルド人勢力と隣国トルコが支援する武装勢力との間の攻撃の応酬も続いています。
国連の推計では、これまでに国外に避難していた11万5000人が帰還したと見られ、国内の融和とともに復興をどう進めていくかが大きな課題となっています。
こうした中、アメリカは6日、人道支援を行えるようにするためシリアに科している経済制裁を維持しつつも統治機関との取り引きなどの一部の規制を緩和すると発表しました。
これについて暫定政権のシェイバニ外相は「制裁の完全な解除に向けた第一歩になるはずだ」と期待感を示しました。
シェイバニ外相は、カタールやUAE=アラブ首長国連邦に続いて、7日には隣国ヨルダンを訪れてサファディ外相と会談するなど外交を活発化させており、暫定政権としては今後、国際社会からの支援をどう得ていくのかが焦点となります。
「決して許すことできない」虐殺あったとされる地区は
シリアでは長年の内戦からの復興とともに、暫定政権が掲げる国民の和解と統合が課題となっています。
首都ダマスカス中心部から南西に5キロほど離れたタダモン地区は、アサド政権から反政府勢力の拠点とみなされ、2012年から空爆や地上部隊による激しい攻撃を受けました。
NHKの取材班が7日、この地区を訪れると、数多くの住宅や建物が破壊されたまま残されていました。
がれきの撤去や住宅の再建は進んでおらず、人々は壊れずに残った場所を見つけて身を寄せ合って暮らしていました。
この地区で暮らす68歳の男性は「当時、この地区は徹底的に攻撃され、通りは死体であふれていました。互いに許し合うことができるのかわかりません」と話していました。
取材を進める中で、アサド政権が崩壊するまで軍の部隊が占拠し、住民の出入りを制限していたという一角に、住民の1人が案内してくれました。
この場所では、アサド政権の兵士が拘束した多くの住民を殺害し、穴の中で遺体を燃やしていたと指摘されていて、政権の崩壊で軍が去った後、数多くの人の骨が見つかっています。
これまでに少なくとも288人が殺害されたと伝えられていますが、正確な人数はわかっていません。
案内をしてくれた住民のアナス・スワイダニさん(43)の当時23歳だった弟も13年前の2012年に軍に連行され、行方が分からなくなっていて、スワイダニさんは弟もここで殺害されたと考えています。
スワイダニさんは「この場所からはひっきりなしに銃声が聞こえ、遺体を焼く匂いが漂ってきていた。家族を殺したアサド政権の兵士たちを決して許すことはできず、目の前で処刑されなければ気がすまない」と話していました。
暫定政権は、国民の融和を訴える一方で、アサド政権下での弾圧の責任を追及する方針も示していて、タダモン地区でも住民の殺害の責任を追及する声があがっています。
EUの対シリア制裁緩和、ドイツが協議主導=関係筋 https://t.co/eLdxawasrQ https://t.co/eLdxawasrQ
— ロイター (@ReutersJapan) January 8, 2025
ドイツは、シリア暫定政府に対する制裁の緩和と国民への支援に関する欧州連合(EU)の協議を主導している。複数の独外務省筋が7日明らかにした。
同筋の1人は「特定の部門についてシリア国民に制裁を緩和する方法を積極的に協議している。これにはEUで全会一致の決定が必要」と述べた。
ドイツ外務省はコメントを控えた。
米政府は6日、シリアに対する人道支援提供を容易にするため、同国の統治機関との取引を6カ月間制裁対象外とすると発表。一部のエネルギー取引や同国への個人送金も許可するとした。
EU、米国、英国などは、2011年にアサド大統領が行った民主化要求運動の弾圧が内戦に発展したことを受け、シリアに厳しい制裁を発動。シリア暫定政府を主導する「シャーム解放機構(HTS)」は国際武装組織アルカイダとの関係を断ったが、国連と米国は依然HTSをテロ組織に指定している。
シリア暫定政府、国民対話会議の開催に時間かけると表明 https://t.co/b9mYfZyREw https://t.co/b9mYfZyREw
— ロイター (@ReutersJapan) January 8, 2025
シリア暫定政府のシェイバニ外相は7日、国内社会を構成する全ての層や行政区域の代表者を集めるため、国民対話会議の開催に時間をかけると表明した。国営メディアが伝えた。
国家の新たな道筋を描くことを目的とした同会議に向け、準備委員会を立ち上げるという。
関係筋がこれまでロイターに明らかにしていたところによると、暫定政府は会議の日程を決めていなかった。
シリア アサド政権崩壊1か月 民族・宗派の融和進むかは不透明https://t.co/lknI4Hy5TQ #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 8, 2025
シリアで独裁的なアサド政権が崩壊して8日で1か月となりました。暫定政権は1月初めにも今後の国のあり方を話し合う包括的な国民対話の会議を開く方針でしたが、開催が延期されることになり、国の安定に向けて国民の融和が進むかは不透明な情勢です。
目次
国のあり方話し合う“国民対話の会議” 延期の見通し
少数派のキリスト教徒からは懸念の声も国のあり方話し合う“国民対話の会議” 延期の見通し
シリアでは、親子2代にわたって半世紀以上続いたアサド政権が崩壊して、8日で1か月となりました。
暫定政権は、今月初めにも各民族や宗派の代表などを集めて、今後の国のあり方を話し合う包括的な国民対話の会議を開く方針でしたが、暫定政権のシェイバニ外相は7日、訪問先のヨルダンで開催が延期される見通しを示しました。シェイバニ外相は、延期の理由については明らかにしていませんが「国民対話の会議は未来のシリアのための礎だ」と述べ、開催に改めて意欲を示し、準備委員会を立ち上げると説明しました。
暫定政権は国連などがテロ組織に指定する「シリア解放機構」が主導していて、国際社会から少数派を含む包括的な国づくりを求められる中、国民対話の会議の場でシリア解放機構を含む各勢力の解散を表明する見通しとなっています。
一方で、シリア北部ではクルド人勢力と、隣国トルコが支援する武装勢力との攻撃の応酬が続いています。
また、中部では旧政権の兵士など950人以上がここ数日で拘束されるなど、不安定な状況が続いていて、国の安定に向けて国民の融和が進むかは不透明な情勢です。
少数派のキリスト教徒からは懸念の声も
シリアでは、イスラム過激派を母体とする勢力が主導する暫定政権に対し、少数派のキリスト教徒からは懸念の声も上がっています。シリアでは、イスラム教徒が人口の大半を占めていますが、10%ほどはキリスト教徒とされています。
首都ダマスカスの旧市街にあるキリスト教徒が多い地区に住む65歳の男性は「シリアのキリスト教徒の生活にどのような変化が起きるか、懸念しながら見守っています。宗教色の強い政府にならないことを願っています」と話していました。
また、44歳の女性は「いまの政権を率いる勢力には信頼が置けません。いまイスラム教徒の女性の服装をより保守的なものにする動きが出ていますが、彼らが私たちに何を要求してくるか心配しています。迫害が強まる危険があると感じていて、国を離れることも考えています」と話していました。
シリア中部のハマでは、12月、教会への発砲事件や広場に設置されていたクリスマスツリーが燃やされる事件が起きていて、キリスト教徒の間に不安が広がっています。
虐殺あったとされる地区は
シリアでは長年の内戦からの復興とともに、暫定政権が掲げる国民の和解と統合が課題となっています。
首都ダマスカス中心部から南西に5キロほど離れたタダモン地区は、アサド政権から反政府勢力の拠点とみなされ、2012年から空爆や地上部隊による激しい攻撃を受けました。
NHKの取材班が7日、この地区を訪れると、数多くの住宅や建物が破壊されたまま残されていました。
がれきの撤去や住宅の再建は進んでおらず、人々は壊れずに残った場所を見つけて身を寄せ合って暮らしていました。
この地区で暮らす68歳の男性は「当時、この地区は徹底的に攻撃され、通りは死体であふれていました。互いに許し合うことができるのかわかりません」と話していました。
取材を進める中で、アサド政権が崩壊するまで軍の部隊が占拠し、住民の出入りを制限していたという一角に、住民の1人が案内してくれました。この場所では、アサド政権の兵士が拘束した多くの住民を殺害し、穴の中で遺体を燃やしていたと指摘されていて、政権の崩壊で軍が去った後、数多くの人の骨が見つかっています。
これまでに少なくとも288人が殺害されたと伝えられていますが、正確な人数はわかっていません。
弟が軍に連行された男性「決して許すことはできない」
案内をしてくれた住民のアナス・スワイダニさん(43)の当時23歳だった弟も13年前の2012年に軍に連行され、行方が分からなくなっていて、スワイダニさんは弟もここで殺害されたと考えています。
スワイダニさんは「この場所からはひっきりなしに銃声が聞こえ、遺体を焼く匂いが漂ってきていた。家族を殺したアサド政権の兵士たちを決して許すことはできず、目の前で処刑されなければ気がすまない」と話していました。
暫定政権は、国民の融和を訴える一方で、アサド政権下での弾圧の責任を追及する方針も示していて、タダモン地区でも住民の殺害の責任を追及する声があがっています。
赤十字国際委員会「医療や水など重要なインフラ保護を」
スイスのジュネーブに本部を置くICRC=赤十字国際委員会のミリアナ・スポリアリッチ総裁が3日間の日程でシリア北西部のイドリブと北部のアレッポを訪れました。スポリアリッチ総裁はキャンプで生活する人たちから話を聞いたり、病院を視察したりしました。
そして「特に医療や水、エネルギー分野の重要なインフラを常に保護するよう求めます」と述べ、人道支援に不可欠な医療などを守るよう訴えました。
ヨルダンとシリア、国境安全委設置で合意 武器・麻薬密輸などで協力 https://t.co/yOsSklaghg https://t.co/yOsSklaghg
— ロイター (@ReutersJapan) January 8, 2025
ヨルダンとシリアは、国境の安全確保、武器・麻薬の密輸対策、過激派組織「イスラム国」(IS)の復活阻止に向け、共同安全保障委員会を設置することで合意した。ヨルダンのサファディ外相が7日明らかにした。
西側の麻薬対策当局者らは、「カプタゴン」として知られるアンフェタミン型覚醒剤が長年シリアで大量生産され、ヨルダン経由で湾岸諸国に流入していると指摘する。
ヨルダン軍は2023年以降、麻薬取引との関連が疑われる民兵や民兵施設を標的にシリアで複数回の空爆を行っている。
サファディ氏はシリア暫定政府のシェイバニ外相との共同記者会見で「われわれは、武器や麻薬の密輸とIS復活の脅威への対策を中心とする国境の安全確保について協議した。われわれの安全保障は一体で、共通の課題と闘うために協力していく」と述べた。
シェイバニ氏は「カプタゴンと麻薬密輸の問題については終結し、二度と起こらないと約束する」とし、この分野で幅広く協力していく考えを示した。
#シリア(IS)
シリアのアサド政権を倒した「進歩的」新政権、ドイツの女性外相にモザイク
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 8, 2025
🇸🇾親子二代にわたって続いたアサド政権を倒したシリアの新政権は電撃訪問したドイツのベアボック外相と会談した写真を投稿したが、外相が女性であることから写真にはモザイクがかけられていた。… pic.twitter.com/5ypHxbRdHm
シリアのアサド政権を倒した「進歩的」新政権、ドイツの女性外相にモザイク
🇸🇾親子二代にわたって続いたアサド政権を倒したシリアの新政権は電撃訪問したドイツのベアボック外相と会談した写真を投稿したが、外相が女性であることから写真にはモザイクがかけられていた。
また、シリア当局者は外相が女性であることから、握手を拒否していた。
🤔西側メディアはアサド政権を倒したジハード主義のテロ組織「シリア解放機構」からなる新政権を「進歩的」で「フレンドリー」、さらには「民主的」と積極的に報じているが、この政権が女性にモザイクをかけるほど「進歩的」である点につていは沈黙している。
ジェフリー・サックス教授、戦争推進体制に苛立ち
— ShortShort News (@ShortShort_News) January 7, 2025
・政府とメディアは真っ赤な嘘や報道しない自由で物語を操るゲームをしている
・イラク戦争の口実、大量破壊兵器という嘘は、フォーカスグループ調査をして生み出した意図的なもの… pic.twitter.com/sbyQRRXuBG
ジェフリー・サックス教授、戦争推進体制に苛立ち
・政府とメディアは真っ赤な嘘や報道しない自由で物語を操るゲームをしている
・イラク戦争の口実、大量破壊兵器という嘘は、フォーカスグループ調査をして生み出した意図的なもの
・アメリカが中東で戦争ばかりするのは、イスラエル・ネタニヤフのため。イスラエル・ネタニヤフは、アメリカの政治に影響力を持っていて、思い通りに事を進めている。今でも、今週だって、我々にイランと戦わせようとしている。
・民主主義対独裁主義だって?冗談じゃない。そんなの、意味のある言葉ですらない。
#ジェフリー・サックス(代理戦争)
#ジェフリー・サックス(プロパガンダ)
ガザ攻撃完全終結要求を堅持、人質解放巡る取り決めでハマス幹部 https://t.co/B7QY4kJ2CW https://t.co/B7QY4kJ2CW
— ロイター (@ReutersJapan) January 8, 2025
イスラム組織ハマスの幹部は7日、人質解放のいかなる取り決めにおいても、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ攻撃の完全終結という要求を堅持すると表明した。
アルジェリアの首都アルジェで記者会見したオサマ・ハムダン氏は、ガザ停戦交渉の最新の詳しい状況については明かさないとしながらも、「侵攻の完全終結と侵略した土地からの完全撤退」というハマス側の条件を繰り返した。
また、トランプ次期米大統領が自身の就任式までに全ての人質を解放しなければ「地獄の代償」を払うと述べたことについて、「米大統領はもっと自制心のある外交的な発言をしなければならないと思う」とコメントした。
一方、イスラエル外務省幹部は記者団とのブリーフィングで、「ハマスが人質解放の唯一の障害だ」と述べ、イスラエルは合意に全力を尽くしていると訴えた。
米次期政権中東特使、就任式までにガザ人質で「良い報告」を期待 https://t.co/kmPVgm6upf https://t.co/kmPVgm6upf
— ロイター (@ReutersJapan) January 8, 2025
トランプ米次期大統領が中東担当特使に起用すると発表したスティーブ・ウィトコフ氏は7日、今月20日のトランプ氏就任までに、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに拘束されているイスラエル人の人質について良い報告ができることを望んでいると明かした。
南部フロリダ州パームビーチのトランプ氏の私邸マールアラーゴでの記者会見でウィトコフ氏は、「就任式までにトランプ氏に代わって良い報告ができることを心から願っている」と語った。
「われわれは大きな進展を遂げていると思う。ドーハでは本当に良い仕事をしており、あまり多くを語りたくない」とも述べた。
カタールの首都ドーハでは同国とエジプト、米国の仲介で、ハマスに拘束された人質の解放などを含む、ガザ紛争の停戦交渉が行われている。
トランプ氏は先月2日、自身の就任式までにガザで拘束されている人質が解放されなければ、中東で「深刻な結果」がもたらされると警告している。
ウィトコフ氏は7日夜にドーハに戻らなければ、8日夜に向かうことになると語った。
トランプ氏、データセンター建設に200億ドル UAE実業家が出資 https://t.co/lRTvmz61mV https://t.co/lRTvmz61mV
— ロイター (@ReutersJapan) January 8, 2025
トランプ次期米大統領は7日、全米各地でのデータセンター建設に向け200億ドルの新たな投資を行う意向を明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの高級不動産開発会社ダマック・プロパティーズのフセイン・サジワニ会長が出資するという。
トランプ氏は、フロリダ州ウエストパームビーチの私邸マールアラーゴで開いた記者会見でサジワニ氏について「中東のみならず、世界で最も尊敬されるビジネスリーダーの一人」と紹介した。
大手ハイテク企業はここ1年間、膨大な計算能力を必要とする対話型人工知能(AI)の稼働に不可欠なデータセンターの建設を巡り競争を繰り広げている。
米マイクロソフトも3日、AIモデルのトレーニングや運用などに対応するデータセンターの建設に、2025年度に約800億ドルを投じる計画を明らかにしたばかり。
UAE、ガザ戦後暫定統治に参加も 米・イスラエルと協議=外交筋 https://t.co/BxxD0dKB3m https://t.co/BxxD0dKB3m
— ロイター (@ReutersJapan) January 7, 2025
アラブ首長国連邦(UAE)は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘終結後にパレスチナ自治政府が発足するまで、ガザの暫定統治に米国とともに参加することについて水面下で協議している。複数の外交官と欧米当局者がロイターに明らかにした。
イスラエル軍のガザ撤退後、UAEと米国が他の国々とともに、ガザの統治、治安、再建を一時的に監督する可能性が検討されているという。
UAEは米国の緊密な安全保障パートナーであり、他のアラブ諸国政府とは異なり、イスラエルと外交関係を結んでいる。そのため、UAEはイスラエルのネタニヤフ政権に何らかの影響力を持つことになると関係者はみる。
ハマスとの戦闘開始から1年以上経つ中、イスラエルはガザの今後を巡る独自のビジョンを描くことに消極的で、国際社会は実行可能な計画を立てるのに苦労しているという。
関係筋は、UAEとの協議で出された案は具体性がなく、正式な計画書にもなっておらず、どの政府にも採用されていないと強調した。
協議では、アブダビがガザ、ヨルダン川西岸、東エルサレムを独立したパレスチナ国家の下で統治するパレスチナ自治政府の改革を提唱しているという。
UAE当局者は「UAEは、パレスチナ自治政府の大幅な改革とその権限強化、そしてパレスチナ国家樹立に向けた信頼できるロードマップの確立を含まない計画には参加しない。現在欠けているこれらの要素はガザの戦後計画を成功させるために不可欠だ」とロイターに述べた。
米国務省の報道官はロイターに対し、統治、安全保障、復興に関する選択肢について、UAEを含む複数のパートナーと協議が行われており、パートナーからさまざまな提案、計画の草案が出されていると回答。「私的な外交的会話」については詳細なコメントを避けた。
イスラエル首相府はコメントを拒否。パレスチナ自治政府はロイターの取材に答えなかった。
UAEとの協議について詳しい関係者は、パレスチナ自治政府の改革に加えて、UAEの当局者が戦後のガザ平和維持軍の一部として民間軍事請負業者の利用を提案していたと述べた。
UAEの高官は軍事請負業者の利用についての質問には答えなかった。
ガザ各地にイスラエル空爆、少なくとも22人死亡 https://t.co/ycF16Z4M94 https://t.co/ycF16Z4M94
— ロイター (@ReutersJapan) January 8, 2025
パレスチナ自治区ガザ全域に8日、イスラエル軍による空爆があり、医療関係者によると少なくとも22人が死亡した。
ガザ市のシェイク・ラドワン地区の集合住宅では少なくとも10人が死亡し、ゼイトゥーン郊外で5人が死亡した。数十万人のパレスチナ人が避難しているガザ中心部のデイルアルバラでも3人が死亡した。イスラエル軍の作戦が3週間以上続くジャバリアでは4人が死亡した。
バイデン米大統領の退任が近づく中、米、カタール、エジプトはガザ停戦に集中討議している。
イスラム組織ハマスの幹部は7日、人質解放のいかなる取り決めにおいても、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ攻撃の完全終結という要求を堅持すると表明した。一方、イスラエル外務省幹部は「ハマスが人質解放の唯一の障害だ」と指摘した。
#中東(250108)