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2008-01-05から1日間の記事一覧

私の履歴書 アラン・グリーンスパン 当時、米国と世界にとって最大の問題になっていたイラク戦争は私から見れば、石油の問題だった。イラクのフセイン大統領が中東の原油やホルムズ海峡を支配しようとしているのは明白に思えた。・・・フセインが引きずり降…

ライシャワー教授 防衛大学校長 五百旗頭 真 カーター政権の在韓米軍撤退方針に対し、私が「米国のアジアにおける威信は失われる」と批判すると、教授は色をなして怒った。「日本人はずるい」。自分で安全保障を担おうとせず、アメリカにばかり責任を押しつ…

日華和平の妨害 現在までで最も有力と思われる史料は先にも紹介したユン・チアン、ジョン・ハリデイの調査による『マオ』である。 二人の調査によれば、またたく間に華北を占領した日本軍を見ていたスターリンは日本に脅威を感じた。そこで上海で全面戦争を…

【正論】上智大学名誉教授・渡部昇一 歴史問題は時事問題である 昭和12年の夏、上海あたりにいたのは日本陸軍ではなく、日本人居留民保護のための陸戦隊が3000人程度いただけだった。日本の陸戦隊というのはアメリカの海兵隊とは違って、水兵さんたち…

【グローバルインタビュー】ヒュー・コータッツイ元駐日英大使「日本の人種差別撤廃条項を米英が否決したのは誤り」 「同盟の共通の利益はロシアに対する牽制(けんせい)にあった。不凍港を求めてロシアが朝鮮半島に進出するのを日本が恐れていたのと同じよ…

大川周明の従順な回答 今、大川周明を論じることにそれ程意味があるのか? 満州国の建設までは、孫文も認めていたし、出口王仁三郎・北一輝・石原莞爾らは神勅を受けていた。 だから、道院紅卍会も協力した。 ところが、そこから中原に拡大していったのが(…

私の履歴書 アラン・グリーンスパン ミッドウェー海戦によって状況は大きく変わるが、そうした変化を当時は実感できなかった。日本が戦況をどう国民に伝えていたのかは知らないが、米国でも報道検閲のせいで、本当のところはよくわからなかったのだ。 (日経…

『続 人間維新』 (邑心文庫版の)P162 ともかく、今度の大東亜戦争、第二次世界大戦が非常な謀略戦、国際スパイ合戦であったということをまずは指摘しておきたい。 P170 というのは、日本の国策は、大体ドイツと呼応してソ連・共産政権を打倒し、日露戦争の…

『昭和の動乱(下)』 P109 共産党は、日本の鋒先きを極力ソ連より避けしめ、支那にける他の帝国主義国家、主として英国に向けんことを努力した。即ち、彼等の所謂一つの帝国主義勢力をもって、他の帝国主義勢力を駆逐し、両者ともに亡びる状態に導かんと計…

【正論】再論・沖縄集団自決 良心の欠けた不誠実な弁明 現代史家・秦郁彦 軍命がなかったことはかなり前から専門家の間では定説となっていた。文部科学省が今年春の検定意見で軍命説を排し、教科書会社や執筆者も抗議ひとつせず従ったのもそのためだが、2人…

私の履歴書 アラン・グリーンスパン 真珠湾の名前は聞いたこともなかった。当時はおそらくハワイの住民しか詳しくはしらなかったのではないだろうか。 攻撃されたからといってすぐに戦争になるとは思わなかった。・・・しかし、状況はしだいに変わっていく。…

「小さな意見の違いは決定的違い」ということ(八) 日本人は反省好きで、とかくに先の大戦の原因は日本にのみあるように叙述されてきた。満州事変、国際連盟脱退、支那事変、三国同盟調印、インドシナ半島進駐、そして真珠湾攻撃……という順序で日本は国際秩…

【正論】作家・深田祐介 第1回重光賞受賞の光栄に酔う 昨秋、上智大学名誉教授の渡部昇一氏から突然、お手紙をいただいた。 「実はこの度、元副総理で外相の重光葵(まもる)ご一家が、基金1億円を準備され、重光葵賞を制定された。選考委員は私、渡部昇一…