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【朝礼 vol.88】 いまの日本に一番足りないこと

神道は、祖先があってこそ、いまの自分が存在するという
『繋がりの信仰』」を大切にしています。
そして、生きている私たちが祖先や子孫に対する責任を
果たせるかどうかは、いまをどれだけ懸命に生きているかに
かかっていると思うんです。松陰先生の生き方はまさにそれでした」

吉田松陰をはじめとする維新の志士たちは皆二十代、
三十代の若者でした。
彼らは国家の柱石となるという強い覚悟のもと、
いつでも公のために自らをなげうつ覚悟でいました。
それだけに一瞬一瞬を真剣に生きていたに違いありません。

同じ日本人でも、暖衣飽食の恵まれた環境が
いつまでも続くと思って生活している
現代の私たちとは大変な違いです。
環境も人々の考えも150年前とはまるで異なりますが、
ただ一つ、日本が発展か衰退かという大きな転換期を
迎えている状況は一緒です。

子孫に誇れる国を残すために、
私たちはいま何をしていくべきか。
真剣に考えねばならない時だと思います。
志士たちの生き方は決して過去の物語ではないのです。