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スタンフォード大教授 ジョン・テーラー
将来はドル圏、ユーロ圏、アジア圏の三ブロックができるかもしれないが、ずっと先の話だ
<中略>
現在は、資本移動の規制が外貨需要を制限し人民元高の圧力になっている。巨額介入や政府系ファンドによる海外投資よりも、資本規制を自由化し民間の海外投資を促すほうがいい
<中略>
以前は介入のせいで相場の方向性がわからず市場参加者が正反対の方向に賭けるのも頻繁だったが、過去の話になった。
為替介入は主権問題であり外交問題だ。国の利害が対立することが多く、協調介入の余地は少ない。・・・世界の為替取引は今や一日あたり二兆ドル。介入の効果が小さいことを産業界は学んだと思う。

日経新聞朝刊)