2008-03-10 ■ 経済 経済 東京大学教授 西垣 通 とすれば、経済主体としての個人を絶対視するわれわれの価値観は、どこか不自然ではないだろうか。むろん共生や協働などのテーマは、以前から直感的に唱えられてはきた。だが生命や情報についての最近の研究成果は、それらがいかに人間にとって本質的かを教えてくれる。 (日経新聞朝刊)