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社説1 この程度の前進で制裁解除は早計だ(6/14)

 しかし、北朝鮮がこの時期に日朝協議で柔軟姿勢をみせた理由はなにか。第1に米国によるテロ支援国家指定解除を促すためである。第2は日本の経済支援目当てだろう。

 米国は指定解除に踏み切る前に、同盟国である日本の立場にも配慮し、北朝鮮拉致問題を含めた日朝協議の再開を促した。だから公式協議が実現したと言ってもいい。いわば北朝鮮は米国の顔色をみながら日本との協議に臨んだわけだ。

要は拉致問題の再調査にどこまで本気で取り組むつもりなのか。

 北朝鮮側の真意がまだつかめないのに、日本政府は独自に続けてきた経済制裁措置の一部解除に踏み切るという。