2008-09-18 ■ 政治 政治 田中秀征の一言啓上 自民党総裁選は結果よりも世論の動きに注目 ところが与謝野氏が参戦することによって、景気対策か財政規律かという一昔前の政策対立が全面に出て、増税か行革か、あるいは官権か民権かという本来の争点がぼけてしまった。さらに、石原氏の立候補によって改革続行派が二分されて力が分散し、大きく勢いがそがれてしまった感がある。 注視すべきは、報道機関の世論調査である。麻生氏が支持率を下げて小池氏が上げるような傾向が示されれば、それだけでも流れを変える可能性がある。