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花王の尾崎社長が語る「消費者心理」 成熟市場では“共感と情緒”がカギ|ビジネスに効果てきめん 使える心理学|ダイヤモンド・オンライン

商品には、機能はもちろん「こんなところがよさそう」という情緒が求められるようになっている。

 消費者の行動を見ると同時に、今の時代がどのように動いているのかを見極めていくしかない。

彼らが突き止めたのが、購買ターゲットは「カワイイ」ものが好き、髪のダメージをさほど気にしてはおらず、むしろ髪形そのものに関心を持っていることだった。

 いい技術があっても商品化できるとは限らない。商品化するには技術の翻訳が必要だということを痛感した。

 現在の消費者は、心理的にポジティブであることに商品の魅力を感じるようだ。

洗剤などの日用品では、パッケージよりもその商品コンセプトに共感できたかどうかのほうが重要視されるようになった。

 商品コンセプトなど重要な方向性は示すものの、いちいち口出ししないことが大事でしょうな(笑)。上が余計なことを言って失敗した例をこれまでいくつも見てきた。

 花王CMKの役割は消費者のみならず、小売りからの信頼と支持を獲得することにある。花王商品を売らんかなではなく、その店の日用品売り上げと利益を最大化するように棚割りを提案していくことが使命だ。