2009-07-07 ■ 歴史 人 歴史 人 【次代への名言】7月7日・シーボルト この「シーボルト事件」で、彼の友人や門弟が次々と捕縛された。責任を感じたシーボルトは、いっさいを黙秘した。そして、事件を穏便に解決するため、こう幕府に嘆願した。「日本の国法を犯すにいたり申し訳ない次第です。本国の母を捨て生国を見捨てても身をなげうって生涯貴国の御用を勤める決意です」 彼の願いはかなうことはなかった。が、彼もまた、「サムライ」だった。