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インタビュー:中国は重要なパートナーであり競争相手=米大統領

 米中関係について、両国間の貿易不均衡拡大、中国の大量な米国債保有により、過去数十年間に「深刻な不均衡」に陥ったと警告。


 来週の中国訪問で、中国当局者との協議で人民元問題を議題として提起することを計画していることを明らかにした。


 「非常事態、危機的状況から脱し、中国は長期的に維持可能なモデルへの関心を強めると信じている」としたうえで「中国は多額の米ドル(資産)を保有しており、米国の成功は中国にとり重要だ。


 別の見方をすれば、われわれがこれらの問題をある程度解決しなければ、経済と政治の両面において両国関係に大きな緊張が生じる」と述べた。

 米国は中国に対し、米国製品の購入拡大を通じた国内消費拡大を求める一方、貯蓄率の上昇・借り入れの削減を確約している。

 トムソン・ロイター/Ipsosが前週まとめた米国民の意識調査によると、2国間関係で中国が「最も重要」と回答した割合が34%と英国やカナダを上回った。ただし、中国に対する見方となると56%が批判的で、同盟相手とみる割合は33%にとどまった。

「中国は極めて重要なパートナーであり競争相手でもある」

 「われわれにとって重要なのは、競争が友好的であること、競争が消費者と市場の利益になること、きちんと規定された国際ルールに則ったものであるとともに、両国に世界に対して責任ある行動を促すものであることだ」