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「媚びる人」は失敗する! 上司から信頼される部下になる方法 | 評価が上がる!上司を味方にする技術 | ダイヤモンド・オンライン

 コーチングの底流には「人間には無限の可能性がある」という、人間性に対する基本的な信頼があります。故・松下幸之助さんは「人間は磨けば光るダイヤモンドの原石のようなもの」と表現していましたが、コーチングは、まさに「磨くこと」だといえるでしょう。そして、その人間性を大切にする発想が、コーチングの原点になっているのです。


 松下幸之助さんの思想哲学には、コーチングの考え方に、きわめて近いものがあるといえます。たとえば、次のような基本スタンスをあげることができます。


●人間は原則として無限の可能性を持っている。


1人ひとりが自らの可能性を主体的・自発的に開発することこそ、人間にとっての自己実現である。


●個人の多様な能力を開花させるには、個別の適切なサポートがきわめて有効であり、幸せにつながる。


 これが松下流の人材育成理念そのものであり、また、コーチングのベースにある考え方といえます。

 相手の力を引き出す。これはコーチングの基本といえます。ティーチングは教え込むこと、つまり外から内へのベクトルです。一方、コーチンは内から外で、本来、持っているものを引き出してくることだといえます。

 コーチングアップすることによって、上司の持っている問題解決能力や豊富な人脈といったさまざまな持ち味を引き出して、自分の仕事のリソース(目標達成のために使えるもの)として活用することができます。上司を動かして味方につけることで、自分の仕事をうまく回したり、仕事を進めやすい環境をつくることができるのです。また、あなた自身が結果を出せるだけでなく、チーム・組織の発展、高い業績につなげていくことができるので、さらにあなた自身の評価も高まるという好循環を生み出すこともできるはずです。