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冤罪は、警察官や検察官、裁判官のなかの「サディスト」が起こしているのではないか?

これは、司法に携わる「官憲」の人間性の欠如が起因した失点である。要するに、「人をみたらドロボーと思え」式の病理的な欠陥人間が、とくに警察官や検察官、裁判官が少なくないのではないかとの不信感を国民の多くに与えた大事件で、司法権の権威を揺るがしたと言える。

学園紛争が激化していたころ、司法試験受験のための法学研究会のなかに、白ヘルメットに手ぬぐい、手にはゲバ棒という姿の法学生がかなりいた。過激集団である中核派の一員かシンパだったのであろう。
ところが、そのなかから、司法試験に合格して、検事や判事に任官した者が少なくなかった。たとえば、出世街道を歩み、東京地検総務部長や最高検検事、北陸地方の検事正に就任した検事もいる。

要するに、この種の人間は、「権力主義」が強烈なのである。