「自民党政権時代にも、総理大臣が交代したあとに同じ政党内でものを言うシーンは、あったのではないかと思うし、いろいろな意見があってしかるべきだとは思う。ただ、やはり民主党としては、今の総理大臣が決めた方向で、今の内閣を支えていくべきだと思う」
前原国土交通大臣は、閣議後の記者会見で、代表選挙について、「この国をよくしていくビジョンと行動力と気概のある方は、どなたでも出ていただきたい。代表選挙を通じて、民主党がほんとうに政権与党になりうることを示すのは、たいへんプラスなのではないか」と述べました。そのうえで、前原大臣は「菅総理大臣は、代表選挙のマニフェストをまとめ、どのようにこの国難を切り開いていくのかを示すべきだ。そうすることで、党内の支持を広げることになるので、菅総理大臣は、もう一度、この国をこのように変えていきたいというビジョンをしっかり示して、代表選挙を戦ってもらいたい」と述べました。
