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小沢一郎 独占インタビュー【第一弾】

「えらく熱心に応援してもらったね。ちょっと菅さんに申し訳なかったくらい。テレビが良かったって言われてますね。この3、4日のテレビ出演が影響あったんじゃないかなと思います」

「中央集権体制から地方主権地方分権。そのための最大の第一歩が補助金の廃止なんですね。中央の官僚の力の源泉は金と法律上の権限です。これを取っ払えばいい。そうすれば、地方は自由な金を持つことになります。どうやって使おうかと考える。官僚支配を打破すると同時に地方振興、地域振興に役立つし、無駄も減る。日本記者クラブの討論会で、『それじゃあ、トータルでのお金は減るんですね』と聞かれましたが、そうじゃない。名目上のお金は減るかもしれないが、中央でやっている限り、流通だろうが建設だろうが、全部、東京本社の大手が持っていってしまう。地方に任せればコストダウンになるうえに地方の企業にお金が落ちる。地域のためになるし、官僚の権力の源泉を断つことができるし、中小企業を助けることにもなるのです」

本当に優秀な役人に筋道立てて話をすれば分かる。『こいつはちゃんと責任をとってくれるな』と思ったら彼らはついてくるのです

「ひとつはね、分からないってことね。経験がない。役人のことも分かっていない。役人は今までと同じようなことしか言わないですよ。そうすると、『なるほど』となっちゃう。責めるのはかわいそうだな、と思うところもあります。だけど、やっぱり、グループのリーダーとか大臣とか総理は、『自分は経験がないから分からない』では、済まされない。もっと勉強せいと。勉強っていうのは細かい勉強じゃないですよ。役人と同じ議論するから駄目なのですよ。この国をどうするのか、中央集権の役人支配をやめさせるにはどうしたらいいのか。そのためには、『オレが責任持って、これをやる』という勉強をしないと駄目なんです」