また、物理学者ソーカルによって、ポストモダンを標榜する人々が、衒学的であり(読者が解らないことをいいことにデタラメな数式で根拠づけており)、行き過ぎた相対主義である、として非難された（ソーカル事件参照）。
一方、明代中葉の王守仁（王陽明、1472〜1528）は、「格物」は外在的な物に至るというものではなく、格を「正（ただす）」として、自己の心に内在する事物を修正していくこととし、「致知」とは先天的な道徳知である良知を遮られることなく発揮する「致良知」だとした。
フッサールの目標は、「事象そのものへ」(Zu den Sachen selbst!) という研究格率に端的に表明されている。つまり、いかなる先入観、形而上学的独断にも囚われずに存在者に接近する方法をフッサールは求めたのである。
相対性原理
一定範囲の観測者にとって、個々の観測は相対的なものであっても、自然法則の形は不変だとする原理。
