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菅直人という「風評被害」 この国の総理大臣です、「念のため」

「報告や助言に対し、いちいち怒鳴り散らすので、自分でもすぐ疲れるらしく、会見や震災の対策会議がない時間は、官邸内で横になっている。たまにテレビで見かけると髪に寝癖が付いているのはそのため。精神状態が不安定で、人前に出せない」(民主党幹部)


 首相がこの状態だから、「官邸も機能していないし、政府も脳死状態に見える」(小林興起代議士)というように、この肝心な時に、日本政府がノーコントロールに陥ったのではないか、という不安すら出てきた。

すべて、最初の時点で被害想定を甘く見て、これを政権浮揚につなげようとした菅首相らの浅知恵。管轄大臣を無視して官邸主導のパフォーマンスを取ろうとしたら、被害が大きくなりすぎて手が回らなくなった。そこで『対策室』を乱立させたわけですが、今度はそれを仕切って連携させる人間が誰もいないのです」(別の官邸スタッフ)

 ここで、救世主として白羽の矢が立ったのが、「問責官房長官」あらため、「被災者生活支援特別対策本部副本部長」という仰々しい役職で政権に復帰した、仙谷由人官房副長官である。


「復興が的確に行われるよう、?乱暴?副長官になる」


 党の常任幹事会でそう宣言し、さっそく勝手知ったる官邸に乗り込んだ仙谷氏だが、評判は芳しくない。

「結局、信念も何もなく、自分に権限が集中できればそれでいいという、いい加減な人なのではないのか」(民主党若手議員)

 菅首相としてみれば、自らの主導で事態を収拾して「日本の救世主」になるはずが、完全にキャパを超えてしまい、思考停止に陥った。そこで、いったんは切り捨てた仙谷氏に頼ることになったのだが、案の定、いつか見た光景そのままに、官邸は再び、仙谷氏に占領されてしまった。

 いまやこれだけは、はっきりしている。菅首相が総理の座に居座れば、その分だけ日本の復興と、原発への危機対策が後手に回ってしまう。すでに取り返しはつかないかもしれないが、せめて、日本がこの惨状から立ち直るだけの余力を残すためにも、菅首相には退陣してもらうほかない。

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