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米 拒否権行使避けたい考え　NHKニュース

アメリカは、安保理１５か国の理事国のうち９か国以上が加盟申請に賛成した場合、拒否権を行使する姿勢を示していますが、その場合、中東諸国などから強い反発を招くことは必至です。このためオバマ大統領としては、今後の中東外交をにらみ、拒否権を行使する事態だけは何としても避けたい考えで、クリントン国務長官が安保理の理事国と相次いで協議するなど、パレスチナの加盟に賛成しないよう働きかけを強めています。