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シリア 物資輸送への戦闘停止など議論 NHKニュース

シリアの和平に向けた協議は、25日、スイスのジュネーブにある国連ヨーロッパ本部で、アサド政権と反政府勢力の双方の交渉団が参加して始まりました。
シリアで3年前に民主化運動をきっかけに混乱が深まって以降、アサド政権と反政府勢力が直接対話するのは初めてのことです。
仲介に当たる国連のブラヒミ特使は、初日の協議を終えて記者会見し、「双方の交渉団が同じ部屋で協議に参加し、私を介しながら対話を行った」と述べ、協議が進められたことを明らかにしました。
そのうえで、初日は中部のホムス人道支援物資を運び込むための戦闘の停止などを巡って議論したということです。
26日は捕虜や囚人の解放について議論するということで、ブラヒミ特使は、今後、テーマを増やしながら、協議が数日間から数週間続くという見通しを示しました。
反政府勢力の交渉団のスポークスマンを務めるサフィ氏は記者会見で、「政権移行について話し合う本格的な協議は週明けから始まる」と述べ、協議を通じてあくまでもアサド大統領の退陣を求めていく姿勢を強調しました。