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China takes no sides on Ukraine crisis, Xi tells Europe | Reuters

習主席がウクライナ問題で中立な立場強調、中独首脳会談 | Reuters

中国の習近平国家主席は28日、メルケル独首相と会談し、ウクライナ情勢をめぐり、中立的な立場を維持する考えを示した。習主席の訪独は就任後初めて。


主席はメルケル首相と臨んだ共同記者会見で、ウクライナ問題に関して中国に「私的な関心はない」と言明。「関係国は政治的、民主的な解決策を模索すべき」と述べた。


ただ「緊張緩和に向けた国際社会の建設的な取り組むを支持する」とも述べ、「中国は国際関係と内政不干渉の原則を常に尊重する」とした。


今回の訪問では、中独間で複数の商談がまとまった。


だがメルケル首相は「表現の自由は非常に重要」と指摘し、中国に対し人権や言論の自由に関する状況改善を求めた。

中国とドイツが経済連携強化で一致 NHKニュース

ヨーロッパを歴訪している中国の習近平国家主席は28日、ドイツのベルリンでメルケル首相と会談し、その後、両首脳が立ち会うなかで、金融や環境、自動車などの分野で18項目に及ぶ新たな協定が結ばれました。
この中には、両国の投資や貿易を活発化させるため、ドイツ国内で中国の通貨・人民元での決済を大幅に増やしていくことや、フォルクスワーゲンBMWなどドイツの大手自動車メーカーと中国のメーカーが提携を強化することなどが盛り込まれています。
記者会見で、習主席は「今回の訪問の目的は、各分野での協力を進め、両国のよりよい未来を築くことだ」と述べました。
また、メルケル首相も「ドイツは中国とヨーロッパの経済関係がよりよくなるよう支援していく」と述べ、両首脳は経済面での連携強化で一致したことを強調しました。
一方、中国は安倍総理大臣の靖国神社参拝をきっかけに、ドイツと対比させる形で日本は過去の侵略の歴史に向き合っていないなどと批判を展開しています。
ただ、この記者会見では両首脳から日本に関する発言はなく、背景には、ドイツ政府が、中国に政治的に利用されることに神経をとがらせていることもあるとみられます。