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中国が米国務長官の「挑発的」発言否定、双方に食い違い | Reuters

中国外務省によると、週初に行われた米中外相電話会談でケリー国務長官は、南シナ海問題における中国の行動を「挑発的」だと発言しなかった。

王毅外相との電話会談について、華春瑩報道官は新華社に対し、「ケリー米国務長官は電話会談でそのようなコメントはしていない」と語った。

米国務省報道官は電話会談について、「ケリー長官は、中国がベトナムと係争中の海域で石油掘削装置（リグ）と複数の公船を展開したことは挑発的（provocative）だと語った」としており、米中双方の言い分が食い違った格好だ。

新華社によると、電話会談でのケリー長官のメッセージは、米国は南シナ海問題で特定の立場を取らず、領有権問題でいかなる判断も下す意図はないというものだったとしている。