米卸売物価指数が予想上回る、インフレ傾向示す | Reuters
米労働省が16日に発表した6月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は、季節調整済みの前月比で0.4%上昇した。上げ幅は市場予想の0.2%を上回った。大半の部門で上昇し、卸売段階で一定のインフレ傾向が存在することを示した。
前年比では1.9%上昇、5月は2.0%上昇していた。
穀物が2009年7月以来の大幅な落ち込みとなり、食品は2カ月連続のマイナスを記録した。缶詰めされるなどした鶏肉は、2004年1月以来の大幅な下げとなった。
一方、ガソリンは、2012年9月以来の大幅上昇となった。
食品・エネルギーを除くコア指数は、前月比0.2%上昇した。